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マルチオイルとは、スキンケアだけでなく髪や頭皮、全身のボディケアから爪の保湿に至るまで、幅広く使うことができるオイルのことです。オイルと聞くと「ベタベタしそう」「使いにくそう」などのイメージを抱く人もいるかもしれませんが、さらっとしたテクスチャーのオイルや、肌なじみの良いオイルを選べば、苦手意識がある人でも使いやすいでしょう。
ただオイルといっても、ミネラルオイルやワセリンなどの石油由来のオイル、アルガンオイルやホホバオイルなどの植物由来のオイル、馬油などの動物由来のオイルがあります。例えばアルガンオイルは紫外線から肌を守ってくれる効果やエイジング効果があるとされています。ホホバオイルは人間の肌の主成分であるワックスエステルを含んでおり肌の弾力をもたらしてくれたり、皮脂バランスを整える効果があります。
自分のなりたい肌をイメージすることや、どのような使い方をしたいのかを明確にすることが、マルチオイルを選ぶポイントです。
マルチオイルはブースターとして使うことができます。ブースターとして使う場合は、洗顔後に化粧水の前に肌になじませることにより、そのあとのスキンケアの浸透が良くなる効果があります。
スキンケアでいまいち効果を感じられない人や保湿力をアップさせたい人は、ブースターとしてオイルを使用してみましょう。
化粧水、美容液、乳液と一通りのスキンケアを終えて、最後に仕上げとしてオイルを使うのもおすすめ。肌をふっくらさせたい時や乾燥が気になるシーズン、また香りが良いオイルを最後に使えばリラックス効果も得られるでしょう。
スキンケアをしたついでに、ボディケアも一緒に行えるのがマルチオイルの良いところ。高価なオイルだとボディに使うのはためらってしまうため、プチプラで成分の良いオイルを選ぶと◎。
マルチオイルはヘアケアとして使うことも可能です。オイルの種類によっては適さないものもありますが、毛先の保湿として使うと、しっとりとまとまりのある髪を手に入れることができます。
オイルを使った後は手がベタベタするので洗うことが多いと思いますが、マルチオイルはそのまま手に馴染ませればOK。指先や乾燥が気になるパーツなど、部分的にも使いやすいことも魅力の一つです。
Davinesの「オーセンティック オイル」は、髪に使うと今っぽいウェットヘアを作り上げることができます。ほどよいしっとり感なので、濡れ髪にするならぴったりのアイテム。筆者は美容室でおすすめされて気に入って使用していますが、フェイスやボディにも使えるマルチオイルとしても使えるようです。
また使用感のみならず、癒されるアロマの香りも特徴で、おしゃれな見た目もおすすめポイント。
無印良品のホホバオイルはプチプラながら、その品質の良さが魅力ですよね。100%植物由来のピュアオイルで、全身のスキンケアはもちろん髪、爪、頭皮マッサージとして使うこともできます。
オイルが苦手な人でも使いやすいさらっとした使い心地もクセになります。ポンプ式もあるため、常に家にストックを置いておきたいマルチオイルです。
華やかな香りに虜になるファミュの「アイディアルオイル」。さらっとしたテクスチャーで、スキンケアの仕上げに使うと、ハリのある肌を手に入れることができます。カメリアオイルなどのボタニカルオイルが配合されていて、ネイルなどの甘皮のケアや傷んだ髪の毛先にも使えるそう。
高級感のある香りは、スキンケアをするのが楽しみになるくらい優雅な気持ちにさせてくれます。スポイトになっていて使いやすさも◎。
HABAのスクワランオイルは、たった一滴で肌をしっかり保湿してくれる優秀なオイル。スクワランはうるおいを守って肌をすこやかに保ってくれる成分なので、乾燥が気になる人に適しているでしょう。
またHABAのスクワランオイルは、洗顔・化粧水・オイルの3ステップでOKなので、シンプルなケアがお好みの人にも向いています。顔のほかにも髪やボディにも使え、妊娠中のお腹のケアにも使えるそうです。
スキンケアでオイルを使うと、保湿ができ肌もふっくらとする効果があります。マルチに使えるオイルなら、ボディケアやヘアケアとしても活躍してくれるので、一家に一つはマルチオイルがあると安心ですね。
ただオイルといっても、テクスチャーの違いや使用感によっても合う合わないがあるので、自分にぴったりのものを見つけることが大切です。