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眉で顔を美しく見せるために、自分に似合うデザインを知ることは大切です。ここでは、眉の代表的なデザイン5種類とそれぞれの特徴・似合う骨格・描き方について詳しく解説します。
平行眉は、眉が真横に一直線になっているのが特徴です。ラインの太さは太過ぎず細すぎず、一定の太さで角度がないデザインです。
顔全体をやわらかく演出するため、穏やかで優しく控えめな印象を与えます。可愛らしいデザインなので、10代や20代に人気があり、若々しさを感じさせる眉ともいえるでしょう。
平行眉が似合う骨格は、面長または逆三角型です。床と並行に眉を描くことで、顔の横幅を強調でき、縦の長さが緩和されます。
平行眉の描き方は次の通りです。
平行眉を仕上げる際は、眉の下のラインをまっすぐにし、上のラインは眉山から眉尻にかけて下げるようにして描きます。
パウダーアイブロウで毛と毛の間を埋める際は、眉頭から眉尻にかけて徐々に濃くなるようにグラデーションを意識するときれいに仕上がります。
上がり眉は、眉山まで角度がついたデザインを指します。上下の眉のラインは直線的でキリっとしているのが特徴です。
大人っぽくクールな印象を与え、顔全体もスリムで引き締まったように見えます。ハンサム眉ともいわれ、やや男性的でかっこよさを演出します。
ただし、角度が急すぎる、眉の太さが細いと、怖くとっつきにくさを与えてしまうので、注意が必要です。
上がり眉が似合う骨格は、卵型・ベース型です。丸みのある卵型に上がり眉を合わせると、引き締まって立体感が出てバランスがよくなります。また、ベース型には少し角度をつけた上がり眉を合わせることで、フェイスラインが引き締まって見える効果が期待できるのです。
上がり眉の描き方は次の通りです。
眉山の位置は少し高めにとり、眉頭から眉尻までの長さの3分の2の位置に作ります。眉頭から眉山にかけては上下ともラインが直線になるよう心がけましょう。
アーチ眉は、眉全体がなだらかな曲線になっているのが特徴です。自眉に近い形のため、顔になじみやすい自然な仕上がりになります。
丸みがあり、女性らしいフェミニンな印象を与えたい際に最適です。ナチュラルで老若男女問わず受け入れられやすいため、いつの時代も人気の高いデザインといえるでしょう。
アーチ眉が似合う骨格は、丸顔や卵型です。眉を曲線的に描くことで、丸顔のフェイスラインのカーブとマッチして、顔全体がバランスよく見えます。卵型も、フェイスラインに丸みがあるところが丸顔とよく似ているため、アーチ眉と好相性です。
アーチ眉の描き方は次の通りです。
ペンシルで描く際は、力を抜いてやさしいタッチでふんわり感を出すように意識しましょう。眉頭は45~60度程度にして、やさしいカーブをつくります。
太眉は、自分本来の眉毛の形を活かしたデザインです。濃さや角度を調整することで雰囲気を変えられて、バリエーションが出しやすいのも特徴です。
太眉は、どんな骨格にも対応できるデザインですが、濃さや角度などを顔の印象や輪郭によって少し工夫が必要です。例えば、丸顔や卵型のやさしい印象の骨格には、角度をつけてシュッとした太眉にして顔のバランスを整えるとよいでしょう。自眉が濃い人は、一見キツい印象に見られますが、淡い色のパウダーをつかってふんわりとした太眉を意識するとやさしい印象になります。
太眉を描く際は、自分の眉毛の毛流れを整えてからパウダーで埋めていきます。眉がもとから薄く細い場合は、ペンシルを使って毛を1本1本描き足していき、輪郭を少しはみ出すようにして仕上げましょう。
ペンシルで濃さが目立つ場合は、眉マスカラでカラーリングすると印象が柔らかくなります。
細眉は、一目で眉が美しくお手入れされていることが分かり、洗練された印象を与えるのが特徴です。抜け感があり、アンニュイで色っぽさも感じさせるので、大人っぽさを出したいときにピッタリな眉デザインといえるでしょう。
太眉と同様に、細眉はどんな骨格にも対応できます。ただし、目の大きさが顔の面積に対してやや小さめな人ほど、顔全体のバランスがよくマッチしやすい傾向があります。
細眉の描き方は次の通りです。
眉が細すぎると、老けて見えるので目の縦幅の2分の1より細くなりすぎないように注意しましょう。細い眉は、平面的でのっぺりした印象になりがちなので、眉マスカラで立体感を出すことをおすすめします。
眉の仕上がり次第で、顔の印象は大きく変わり、魅力的に見えるかどうかが決まります。
眉のデザインは「平行眉」「アーチ眉」「上がり眉」「太眉」「細眉」の5種類です。本記事では、それぞれの特徴、似合う骨格、描き方について解説しました。
自分のなりたい印象や骨格に合わせて最適なデザインの眉を選び、美しく仕上げていきましょう!