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眉の輪郭を綺麗に整えるのが主にペンシルの役目、眉をふんわり自然な質感に仕上げるのが主にパウダーの役目です。それぞれの役目を上手に使いこなすことで、立体感のある自然な眉に仕上げることができます。
時間がある際や、眉にとにかくこだわりたい!というときは、ペンシルとパウダーを使って全体のメイクのバランスを整えるのがいいでしょう。
ですが、最近のアイブロウアイテムはとても優秀です。ペンシルは以前と比べるとふんわりボカしやすいなめらかな芯が使われているので、まるでパウダーで仕上げたようなふんわり感を出すことができます。パウダーも発色高く、特にパレットタイプになっているアイブロウパウダーは絶妙な色の組み合わせになっており、付属のブラシもコシがあるのでペンシルで描いたような綺麗な線を描くこともできます。
他のパーツに時間をかけたい方や、朝のメイク時間を短縮したい方は、最新アイブロウアイテムを使いこなせば1つで綺麗に仕上げることができます。
ペンシルのみでアイブロウを完成させると、眉の形が綺麗に整ったフォーマルな仕上がりになります。お仕事の際やかっちりとしたファッションには、輪郭がある程度ハッキリと整っている眉が似合います。
眉の基本として、眉尻は細く濃く、眉頭は太く淡く、が基本です。眉尻の濃く繊細なラインは、ペンシルの得意な部分。ですが、眉山から眉頭に向かって薄くなっていくふんわりとした淡いグラデーションは、パウダーの得意分野です。
この眉山から眉頭に描いたペンシルをしっかりボカすことができれば、ペンシル1本でふんわり柔らかな眉が完成します。毛の隙間を埋めるようにペンシルを細かく動かし、ブラシを使ってしっかりボカします。また、輪郭もパキッと線を出さずにブラシでボカせば、自然な眉の形が完成します。
また、眉山から眉頭に向かってペンシルで色を付ける際は、力加減にも注意しましょう。力を入れてぐりぐり塗りつぶしてしまうと、いわゆる「海苔を貼り付けた」ような立体感のない眉に仕上がってしまいます。力を抜いてペンシルを動かし、色が淡くなるよう調節しましょう。
パウダーのみでアイブロウを完成させると、ふんわり自眉が綺麗に整ったような、ソフトな眉が完成します。カジュアルなシーンや抜け感のあるメイクを楽しみたい時に合わせやすいです。
パウダーのみで眉の形を整えようと思ったら、まずはブラシにこだわってみてください。ブラシの大きさや太さ、コシで仕上がりが大きく変わってきます。
例えば、パウダーで眉尻にペンシルで仕上げたような繊細な線を描きたい場合は、ブラシの毛が短くコシがあり、薄いブラシを使うといいでしょう。このようなブラシは色が濃く発色するので、眉尻の色をしっかり出しやすいです。また、太さも薄手のブラシだと細い線が描きやすいです。眉山から眉頭の輪郭をある程度整えたい場合もこのようなブラシを選びましょう。
眉の毛の隙間を埋めたいときは、毛が長くふんわり柔らかなブラシを使うと、発色も控えめなので柔らかい質感が出しやすいです。
もうひとつパウダーで眉尻を仕上げたい時に覚えておきたいポイントとして、ブラシを「引きずる」のではなく「置く」というテクニックがあります。ズルズル引きずるようにブラシを動かすと、どんどん色が剥がれてかえって薄くなり、ムラの原因にもなります。
ブラシをトンッと置くように少しずつ馴染ませていくと、ムラなくしっかり発色し、眉尻にメリハリが出ます。
ペンシルの形がしずく型になっており、細い線も太い線も自由自在です。アイブロウペンシルの中では比較的柔らかい芯で発色がよく、力を入れなくてもしっかり色をつけることができます。ウォータープルーフタイプなので、色持ちもばつぐん!
最大の特徴は、ペンシルと一体化されているカブキブラシ。まるで歯ブラシのような珍しい形ですが、毛質がとてもなめらかでコシがあり、ムラなく均一にペンシルをボカすことができます。力加減も調節しやすく、ペンシルの繊細な線をしっかり残すことができ、まるでパウダーのようなふんわり感も同時に出すことができます。
筆者も長く愛用しているアイブロウパレット。ベーシックなブラウンカラーとニュアンスチェンジが叶うモーヴカラーがセットになっており、フォーマルなシーンでもカジュアルなシーンでも使いこなせます。今っぽい抜け感メイクにもぴったりです。
付属のブラシは斜めカットのコシのあるブラシと、毛足の長いふんわり柔らかなラウンド型ブラシが一体化されています。斜めカットのブラシは濃く細い線を描きやすいので眉尻に最適。ラウンド型のブラシは濃くついてしまったパウダーも柔らかくボカすことができ、ふんわり感をプラスするのに向いています。初心者でも扱いやすい程よいコシのあるブラシなので、眉メイクが苦手な方にもおすすめです。
おそらくほとんどの方が、一番苦手なパーツは?と聞かれると、「眉」と答えるでしょう。濃さや太さのバランスをとり、左右対称に仕上げなければならず、少し練習が必要になるパーツです。
ですが、アイテム1つで手軽に綺麗に眉が完成すれば、もっとメイクに自信が持てるようになるはず。ぜひ1つのアイテムを使った眉メイクにチャレンジしてみてくださいね!