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猫背の姿勢がもたらす問題は、肩こりだけではありません。下腹がポコッと出た状態となる「ポッコリお腹」をももたらします。
背中が丸まると、心臓や肺を取り囲んでいるカゴ状の組織である「胸郭」が落ち込みます。すると腹筋が緩んだ状態となり、内臓が下垂してしまった結果、ポッコリお腹につながると言われています。
座りっぱなしの生活が続いてしまうと、下半身太りをも引き起こしてしまいます。
長時間座りっぱなしの状態が続くと、脚の血液やリンパ液の流れが阻害されてしまい、むくみやすくなるからです。
むくみが生じると、不要な水分が体内に溜まってしまうので冷えやすくなり、脂肪が付きやすくなってしまいます。更に皮下脂肪は、不要な水分や老廃物を取り込んで肥大化してしまいます。これが「セルライト」です。このようにして下半身太りが生じると言われています。
このような問題を起こさないようにするために、座りっぱなしの生活が続いている時に行っておきたいストレッチを5つご紹介しましょう。
ストレッチを行うにあたり用意しておきたいものは、ヨガマットもしくは大きめのバスタオル1枚とタオル1枚だけです!
尚、5つのストレッチは全て、左右それぞれ筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。そうすることで筋肉の緊張を緩めることができるからです。
肘と胸を引き離すイメージでカラダを回旋させることがポイントです。
もし余裕があれば、膝裏に回している両手を膝頭下に回してみましょう。
ストレッチ中は、骨盤を正面に向けるようにしましょう。
余裕があれば、上の写真のように立てている反対側の膝を床方向に伸ばしてみましょう。
余裕があれば、立てている反対側の膝を床方向に伸ばしてみましょう。
この5つのストレッチをより効果的に行うために覚えておきたいポイントを3つお伝えしておきましょう。
ストレッチで筋肉の緊張を和らげるには、カラダを温めた上で行うと効果的です。なぜなら筋肉の柔軟性は、筋温に比例して高くなると言われているからです。
カラダを温める手段として「入浴」や「運動」がありますが、入浴ではカラダの芯までしっかり温めるようにしましょう。それには38~40℃程度のお湯に、最低10分以上浸かる必要があると言われています。
呼吸も柔軟性に大きく影響を与えます。そのためストレッチ中は呼吸を止めないようにします。
リラックス効果を与えて筋肉の柔軟性を高めるには、鼻から大きくゆっくり息を吸って、口から細く長く息を吐くようにします。
すると副交感神経が優位に働き、リラックス効果がもたらされるようになります。
いくらカラダを温めて呼吸をゆっくり大きく行っても、周りがうるさいとなかなかリラックス効果が生まれません。
ストレッチで筋肉の緊張を緩めるには、リラックス効果をもたらすことが重要です。それには、出来るだけ静かなお部屋でストレッチを行うということも必要となります。
今回は座りっぱなしの生活が続いている人にお勧めしたいストレッチを5つご紹介しました。
おうち時間が長くなると、カラダを動かす機会が大幅に少なくなってしまいます。そうなると先程お伝えしたように、スタイル面だけでなく、肩こりや腰痛など様々な問題をもたらすことになってしまいます。
問題に悩まされないうちに、ご紹介したストレッチなどを行うことで、おうちの中でカラダを動かす習慣を作ることをお勧めします!