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季節の変わり目につい忘れがちなのが、“香り”の衣替え。自分にとって意味のある香りを季節問わずに纏い続けるというのも素敵ですが、秋の気分を満喫したいという方は、香水をアップデートしてみてはいかがでしょうか。
秋といえば澄み切った空気や、色とりどりの紅葉、夜に心地良く響き渡る虫たちの鳴き声、甘く優しい金木犀の香りが感じられるというのが他の季節にはない魅力。
そんな秋ならではの深みのある温かみや、穏やかなひと時が感じられる「フレグランス」をぜひ手に取ってみてください。
時に奇妙かつ醜悪ともとれる刺激的なコンセプトや、香りのノートを一切公開しないミステリアスな世界観が愛されている、ニッチなフレグランスブランド「NASOMATTO(ナーゾマット)」。
芸術的なボトルデザインが目を引くこちらのフレグランスは、まさに長期熟成させた極上な「ウイスキー」そのものを感じさせるような気品溢れる香りです。
どっしりとした木樽の香りと、蜜の酔わせるような甘さが絶妙に重なりあったような温もりのある香りで、少し肌寒い秋のファッションにもぴったり。普段お酒を嗜まない方であっても、この余裕のある大人なムードに誰もが惚れ惚れするはずです。
この香りを身に纏って、“秋の夜長に自宅でお気に入りの美酒をじっくり堪能”なんて、大人ならではの粋な時間を過ごされてみてはいかがでしょうか?
50年以上コスメ業界で様々な事業をしていたイタリアの名家の同族企業“ペリスグループ”のご子息4人によって2012年に立ち上げられた、モナコ生まれの香水ブランド「Perris Monte Carlo(ペリス モンテカルロ)」。
秋になると街中で何処からともなく漂ってくる秋の風物詩、「金木犀」の香りが主体になっているこちらのフレグランスは、まるであたり一面に金木犀が咲き乱れる場所に訪れているかのような感覚が、見事に香りで再現されています。
誰からも親しみを覚えてもらえて、どこか懐かしい気持ちにさせてくれるこの香りはまるで夢心地。ぜひ花々が告げる初秋の香りに包まれてみてください。
“香りは沈黙の言葉”というテーマのもとに生まれた、誰もが目を見張るようなニッチな香りが注目を集めている、スウェーデン生まれのフレグランスブランド「AGONIST(アゴニスト)」。
「白夜」をイメージして作られたこちらのフレグランスは、柑橘系のみずみずしさと重厚感のある甘さが特徴的な香りです。
夏の終わりの余韻を存分に楽しみつつ、秋の始まりを感じたいという方におすすめで、夏から秋へと季節が移ろう瞬間の切なさも体感できるはず。
フレグランスからメイクアップ、スキンケアまで、トータルビューティを提案し続けているフランス生まれのラグジュアリーブランド「DIOR(ディオール)」。
最上級のコレクションから展開されているこちらのフレグランスは、ジャスミンが咲き誇る初秋に“香りの都”と呼ばれる南フランスの「グラース」の花畑へ訪れているかのような、夢のような香りが堪能できます。
夏を通して太陽をたっぷり浴びたジャスミンが、収穫シーズンが終わりを迎える頃に砂糖漬けアプリコットのような濃密な甘さを放つこの香りは、まさに暑さがまだ残っている今の時期にぴったり。
秋仕様のスカーフに吹きかけて、手首に巻いたり、ヘアアクセサリーとして髪にあしらったりして香りを身に纏ってみるのも素敵ですね。
一人一人の個性を引き出しながら最高の美しさを叶えるべく、本物のエレガンスを追求し続けているフランス生まれのラグジュアリーブランド「GIVENCHY(ジバンシイ)」。
まるで口紅のような形が目を引くこちらのフレグランスは、あのAudrey Hepburn(オードリー・ヘップバーン)が愛し続けた名香としても知られている「ランテルディ オーデパルファム」が、アルコールフリー処方のスティック状になって登場したものです。
気になる香りは甘くセクシーで、同時にどこかミステリアスな空気感も楽しめるため、“禁断の香り”と呼ばれている理由にも納得。
さらに肌に直塗りすることで香りをさりげなく纏うことが出来るというのも大きな魅力で、秋服に合わせることでさらに秋のムードを盛り上げてくれるはずです。
オレンジフラワー・ジャスミン・チュベローズ・ベチバー・パチョリ
美しい秋は私たちが思っているよりも短く、とても儚い貴重な季節。ぜひ皆さんも秋の訪れを感じさせるフレグランスを身に纏って、香りの“衣替え”をお楽しみください。