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そもそもカッサがどこからきていて、何から作られているのかご存じですか?
現在では東洋医学の治療法として使われていますが、元々は中国の民間療法として使われていました。少し前ぐらいからあるように感じますが、2500年も前から存在しているのには驚きですよね。
また、作られている材質もさまざまで、それぞれの特徴もありますよ。
ローズクォーツなどの水晶を使用しており、滑らかで使い心地が良いが、割れやすい。
陶磁器製のことで、肌にフィットしやすく使いやすいが、こちらも割れやすい。
柔らかいのでフィットしやすく軽いが、水分に弱い。
使えば使うほど味が出て肌に馴染みやすくなるが、湿気に弱いので入浴中の使用はおすすめしない。
割れにくく、衝撃にも強く入浴時にも使える。
安価で割れにくいが、肌馴染みはほかのものと比べていまいち。
サロンで使用されているものは、肌にフィットしやすい水牛の角のカッサが多いかと思います。カッサ1つでも価格もさまざまで、それぞれメリット、デメリットがあります。
コリをほぐして、血流を良くしてくれるほかにも、カッサがもたらす効果はたくさんあります。
カッサで余分な毒素や老廃物を流し、むくみや冷えを改善してくれます。また、筋肉を押し上げることでのリフトアップ効果もあります。
体全体に使うことができますが、部位に合った形を選ぶことで、より肌にフィットして使いやすくなります。
カッサといえばの定番の形。全体的に使えて、凸凹部分はツボ押しにも使える。
曲線部分をフェイスラインに沿って使ったり、目や眉周りなどにも使える。
くしの形をしており、髪をとかすように頭皮にあてて使う。
細長くなっており、ボディ全体に使いやすく、広い面でリンパを流しやすくなっている。
今日からでも試せる使い方と、カッサを使う前に気をつけておきたいことをご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
まずは体の部位に合っており、自分が使いやすいカッサを選ぶこと大事です。
基本的にリンパの循環を意識して行うため、カッサを使って内側から外側に流してあげることを忘れずにすれば、誰でも簡単に使いこなせます。
例えば、フェイスラインから耳の下を通って首から肩に流してあげたり、太ももやふくらはぎをマッサージしたあとは、くるぶしや足裏にツボを押して流してあげるだけでとても気持ちが良いですよ。
なにも塗らない状態でマッサージをすると、摩擦で肌を傷めてしまいやすくなります。また、色素沈着として痕が残ってしまうこともあります。オイルやクリームが滑りを良くして使いやすくしてくれますよ。
必ずしも強い力を加えて、力任せにしていいわけではありません。特に皮膚の薄いところだと、内出血を起こしやすくなります。自分で心地良いと感じる強さで、優しくリンパを流してあげましょう。
体調不良であったり、傷があったりなど、何かしら体に異変を感じるときは悪化させてしまうので避けましょう。食後すぐのマッサージは消化不良に繋がるので、こちらも避けたいですね。食後2時間後ぐらいの消化が落ち着いた頃がいいでしょう。
あとは、よりリンパの流れを良くするためにマッサージの前に水分補給するのと、終わったあとは老廃物や毒素を流しているため水分不足になりやすいので、水分補給を忘れないようにしておきたいですね。
もちろんエステサロンなどでやってもらうのがいいかもしれませんが、1つ持っておけばちょっとしたときに簡単に使えますよね。
カッサで行うことで、ハンドのみのマッサージとは少し違った気持ち良さや使い心地があります。何より、1つで頭から足先まで全身の老廃物や毒素を流してスッキリすることができるのは、カッサの最大の魅力ですよね。使い方や注意点を守って使うことで、疲れや気怠さから解放されて体も軽くなり、リラックスできますよ。