マスクで毛穴が気になる。暑い日が続くと毛穴が黒ずんでいる気がする。鼻の毛穴ってこんなに目立っていたかしら!?
こんな風に感じたことはありませんか?夏は汗や皮脂の分泌量が増えるので、いつも以上に毛穴が目立つ時期です。鏡を見るたびに毛穴の黒ずみや開きが気になってしまうと、自分の気持ちもどんよりしがち。
毛穴の黒ずみを何とかしたい!そんな時に取り入れたいのが毛穴ケア。
今回の記事では、毛穴が最近特に気になりだした30代の筆者が、美容雑誌でもよく紹介されている3つの酵素洗顔パウダーを実際に使ってみて、その配合成分や使用感、効果についてお伝えします。
毛穴には種類があります。角栓が詰まって出来たつまり毛穴、過剰な皮脂分泌や肌の乾燥によって出来る開き毛穴、肌がたるむことによって出来るたるみ毛穴。毛穴の種類によってケアの方法も変わります。
基本の毛穴ケアとして大切なのは、その日の汚れはその日のうちに落とすこと。通常の洗顔はもちろん大事ですが、プラスして酵素洗顔を取り入れるのが簡単です。
酵素洗顔は、つまり毛穴に対して効果的に働きます。つまり毛穴が目立つ原因は角栓です。角栓とは古い角質と皮脂が混ざって出来たものです。最初は白い角栓ですが、酸化すると黒ずんでいきます。
つまり毛穴の原因の一つである角栓は、タンパク質と皮脂から出来ています。酵素洗顔には、タンパク質を分解する酵素や、皮脂を分解する酵素が含まれています。角栓を取り除くにはぴったりなアイテムなんですね。
多くの酵素洗顔には、タンパク質を分解するプロテアーゼやパパイン、皮脂を分解する酵素であるリパーゼが配合されています。通常の洗顔料よりも洗浄力が高いため、肌への負担が大きくなります。毎日使えるアイテムが多いですが、自分の肌の状態と相談しながら取り入れるようにしましょう。
乾燥肌の方は、皮脂を必要以上にとりすぎると余計に乾燥してしまうので注意が必要です。毛穴が気になる部分から洗うようにしたり、洗浄成分もマイルドなものを選ぶようにしましょう。
さらに、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されているものを選ぶようにすると、つっぱり感を感じることが減らせるでしょう。
実際に美容雑誌で人気の3つの酵素洗顔パウダーについてご紹介します。
酵素洗顔といったら「suisai」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。32個入り、15個入り、コンビニ限定で8個入りと販売されているので、初めて使う時にお試しがしやすいという印象です。
配合成分としては、たんぱく分解酵素(プロテアーゼ)、皮脂分解酵素(リパーゼ)のW酵素と、アミノ酸系洗浄成分(ラウロイルグルタミン酸Na、ミリストイルグルタミン酸Na)が配合されています。
さらに、保湿成分として、アクアグルコシド(エチルグルコシド)、ヒアルロン酸Naが配合されており、肌のうるおいを守りながら汚れを落としてくれます。
使用感としては、泡がとってもクリーミーです。洗いあがりもつっぱらないので、乾燥しにくい印象です。1回で毛穴に変化があったかというと、柔らかな角栓は取れましたが、黒ずみは残っていました。
にオススメです。
ビタミンCと言ったら「Obagi」。美容液を愛用している方も多いですよね。そのObagiの酵素洗顔パウダーのポイントはやはり、ビタミンC(アスコルビン酸)が配合されていること。ビタミンCは黒ずみを目立たなくしてくれる効果が期待されます。
タンパク分解酵素のプロテアーゼと皮脂分解酵素のリパーゼも配合されており、角栓や毛穴の汚れを取り除いてくれます。
手に取りだした時に、パウダーというよりも粉っぽさを感じました。そのためか泡立ちはしにくい印象でした。洗い上がりは全体的に肌がキュッと引き締まった感じがして、ざらつきが取れて、肌が明るくなったような気がしました。
ただ、目元は洗いあがりがちょっとピリッとしました。皮膚が薄い目元を洗う時には注意が必要かもしれません。
にオススメです。