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このように水分補給をすることで、「基礎代謝アップ」や「むくみの解消」、「便秘の解消」といった効果が期待できることから、ダイエットにも有効と言えるのです。
それでは一日にどれだけの水分を摂ればよいのでしょうか。一日に必要な水分摂取量は、次の公式で知ることができます。
一日に必要な水分量=年齢別必要量 × 実測体重
例えば、30歳で実測体重が50kgの場合の一日に必要な水分摂取量は、
35 × 50 = 1750ml
となります。
水分補給をダイエット効果につなげるには、水分をどのようにして摂るかがポイントとなります。
そのポイントとして3つ挙げることができます。
ノドが渇くとつい冷えた水が飲みたくなりますが、ダイエット効果につなげるならば、冷たい水はお勧めできません。
なぜなら冷たい水を摂り続けてしまうと内臓機能が低下し、「食欲不振」や「基礎代謝の低下」を起こしてしまう可能性が高いからです。
そのためできるだけ冷たい水は避けて、常温か40℃前後のぬるま湯というかたちで摂るようにしましょう。
水は一気に飲み干しても、残念ながら全てが体内に吸収されません。また、水分は摂取してもそれが浸透するまでに約20分かかると言われています。
このようなことから、水分はこまめに摂る必要があると言えます。
ちなみに「運動中以外で水分を摂取すべきタイミング」として次の3つが挙げられます。
就寝中はたくさんの水分が失われているので、まずは起床後のタイミングで水分を摂るようにします。
また、先程もお伝えしたように、このタイミングでコップ1杯の水を飲むことにより、便秘の解消につなげることができます。
食事をする前にコップ1杯の水を飲むことで、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できると言われています。
入浴をすると発汗により水分が失われるので、その前後に水分を補うようにします。
ノドが渇いた時点で水分を摂っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、ノドが渇いてから水分を摂取するのでは、タイミングが遅いと言えます。「ノドが渇いた」と感じた時点で、既に体水分量の2%が失われていると言われているからです。
そのため体水分量の損失を防ぐために、ノドが渇かないうちに水分を摂るように心がけましょう。
今回は「水分補給がダイエットにも有効な理由」と「ダイエット効果につながる水分補給のポイント」についてお伝えしました。
繰り返しますが、水分をどのようにして摂るかが、ダイエット効果につなげる上で重要です。ただ漠然と一日に必要な水分量を摂っても、ダイエット効果には直結できません!
賢く水分補給をして、ダイエット効果につなげていってくださいね!