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香水の種類は主に「パルファム」「オードパルファム」「オードトワレ」「オーデコロン」の4種類です。「賦香率(ふこうりつ)」という香料の濃度によって分類されています。
香料を多く使用しており、匂いが強く、一滴で豊かな香りが楽しめます。一般的に香水と呼ばれているのがこのパルファムです。
香水よりも香料の濃度は少し低めですが、深みのある香りです。
オードパルファムより濃度が低く、気軽に香りを楽しめます。日常使いに人気です。
オードトワレよりさらに濃度が低く、軽い香りのため、気分転換にも使えます。香水の強い香りが苦手な方や、香水を使い慣れていない方にもおすすめです。
香水を肌につけると、「トップノート」「ミドルノート」「ラストノート」の順に香りが変化します。これは、空気に触れることで揮発性の高い香料から匂うためです。
肌につけてから10分くらいまでの香り。
肌につけてから10~30分くらいまでの香り。香りの中心となるのがミドルノートで、ハートノートと呼ぶこともあります。
最後に揮発性の低い香料が残ります。つけた人の体臭と混ざり合い、その人独自の香りになります。
一般的によく使用される香りの系統をご紹介します。
花のように上品な香りで女性に人気です。代表的な香りは、ローズ・ジャスミン・イランイラン・すずらん・スイセンなど。
柑橘系のさわやかな香りで、男女ともに人気です。代表的な香りは、レモン・ライム・ベルガモット・マンダリン・グレープフルーツなど。
木々や香木、森林を思わせる香り。大人の落ち着きを感じられる香りで、男性に人気があります。
インド・中東など、異国情緒が漂う香り。セクシーで刺激的な印象を与えます。
海や潮風をイメージした香り。当初は男性向けが多かったのですが、ユニセックスな香りはパートナーとのシェアドコスメにもよく使われます。夏にぴったりの香りです。
バニラやチョコレート、キャラメルなど、甘い食べ物の香り。グルマンはフランス語で「食いしん坊」という意味です。日本では冬の季節に合うと言われています。
シトラス系以外のフルーツの香り。フルーティでさわやかな甘さを感じられ、女性に人気があります。
香水はもともと「外出するときに相手によい印象を与えるために」使われることが多かったのですが、コロナ禍では「自宅で自分が楽しむために」活用する方が増えました。
好きな香りや見た目がかわいい香水ボトルは、自宅で過ごすときにも気持ちを上向きにしてくれますよね。おうち時間をより快適に過ごすために香水をつけるという、新しい香水の楽しみ方。気分転換やリラックス法のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。