古くから人々に親しまれてきた「香水」。最近は新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が増え、自宅で自分のために香水を楽しむ方が増えています。香水をつける習慣がなかったけれど、香水に興味を持つようになったという方もいます。

香水にはパルファムやオードトワレ、オーデコロンなどさまざまな種類があり、どれを選ぶべきかで迷いやすいもの。そこで今回は、香水の種類や特徴について分かりやすく解説します。

香水は4種類

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香水の種類は主に「パルファム」「オードパルファム」「オードトワレ」「オーデコロン」の4種類です。「賦香率(ふこうりつ)」という香料の濃度によって分類されています。

パルファム

  • 賦香率:15~30%
  • 香りの持続時間:5~7時間

香料を多く使用しており、匂いが強く、一滴で豊かな香りが楽しめます。一般的に香水と呼ばれているのがこのパルファムです。

オードパルファム

  • 賦香率:10~15%
  • 香りの持続時間:4~6時間

香水よりも香料の濃度は少し低めですが、深みのある香りです。

オードトワレ

  • 賦香率:5~10%
  • 香りの持続時間:3~4時間

オードパルファムより濃度が低く、気軽に香りを楽しめます。日常使いに人気です。

オーデコロン

  • 賦香率:2~5%
  • 香りの持続時間:1~3時間

オードトワレよりさらに濃度が低く、軽い香りのため、気分転換にも使えます。香水の強い香りが苦手な方や、香水を使い慣れていない方にもおすすめです。

香水の香り立ちは3段階

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香水を肌につけると、「トップノート」「ミドルノート」「ラストノート」の順に香りが変化します。これは、空気に触れることで揮発性の高い香料から匂うためです。

トップノート(上立ち)

肌につけてから10分くらいまでの香り。

ミドルノート(中立ち)

肌につけてから10~30分くらいまでの香り。香りの中心となるのがミドルノートで、ハートノートと呼ぶこともあります。

ラストノート(後立ち)

最後に揮発性の低い香料が残ります。つけた人の体臭と混ざり合い、その人独自の香りになります。

香りの系統

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一般的によく使用される香りの系統をご紹介します。

フローラル系

花のように上品な香りで女性に人気です。代表的な香りは、ローズ・ジャスミン・イランイラン・すずらん・スイセンなど。

シトラス系

柑橘系のさわやかな香りで、男女ともに人気です。代表的な香りは、レモン・ライム・ベルガモット・マンダリン・グレープフルーツなど。

ウッディ系

木々や香木、森林を思わせる香り。大人の落ち着きを感じられる香りで、男性に人気があります。

オリエンタル系

インド・中東など、異国情緒が漂う香り。セクシーで刺激的な印象を与えます。

マリン・アクア系

海や潮風をイメージした香り。当初は男性向けが多かったのですが、ユニセックスな香りはパートナーとのシェアドコスメにもよく使われます。夏にぴったりの香りです。

グルマン系

バニラやチョコレート、キャラメルなど、甘い食べ物の香り。グルマンはフランス語で「食いしん坊」という意味です。日本では冬の季節に合うと言われています。

フルーティ系

シトラス系以外のフルーツの香り。フルーティでさわやかな甘さを感じられ、女性に人気があります。

外出でも自宅でも、お気に入りの香水を楽しもう

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香水はもともと「外出するときに相手によい印象を与えるために」使われることが多かったのですが、コロナ禍では「自宅で自分が楽しむために」活用する方が増えました。

好きな香りや見た目がかわいい香水ボトルは、自宅で過ごすときにも気持ちを上向きにしてくれますよね。おうち時間をより快適に過ごすために香水をつけるという、新しい香水の楽しみ方。気分転換やリラックス法のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

情報提供元: GODMake
記事名:「 香水の種類をおさらい!パルファム・トワレ・コロンの違い