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「15回以上できる」という場合は、強度を上げる必要があります。
強度を上げるには「ダンベル」などの負荷となるものが必要と考えがちですが、ダンベルなどがなくても強度を上げる方法を1つお伝えしましょう。
それは、下ろす動作をゆっくり行うということです。ダンベルなどがなくても、たったコレだけで強度を上げることができ、筋肉に大きな刺激を与えることができます!
「ジョギングやエアロバイクなど有酸素運動を週5回、30分以上行っている」という場合、なかなか筋肉量が増えにくいと言えます。
有酸素運動は主に糖質と脂肪がエネルギーとして使われますが、30分以上の長時間に及ぶ有酸素運動となると、カラダは筋肉を分解してまでエネルギーを作り出そうとしてしまうからです。
「有酸素運動を20分程度しか行っていない」という場合でも、それを筋トレ前に行っていたら筋肉量アップを妨げてしまいます!なぜなら、筋トレの前に有酸素運動を行うと、成長ホルモンの分泌が抑制されてしまうからです。
そのため、有酸素運動は筋トレの後に行うようにします。
また、筋トレ後に有酸素運動を行うことは、脂肪燃焼効率をアップさせる効果も期待できます。筋トレ直後はちょうど脂肪が分解され始めるタイミングです。そのため筋トレ後に有酸素運動を行えば、20分も行わなくても、分解された脂肪がすぐにエネルギーとして使われるようになるのです。
「筋トレを10回前後反復可能な強度で、合間に1分程度の休憩を入れながら5セット行っているけれど、それでも筋肉量が増えない…」という場合、タンパク質と糖質の摂取量が不十分であることが考えられます。
タンパク質は言わずもがな、筋肉作りの材料となります。筋肉量を増やすには、「良質なタンパク質を含む食品」を摂ることが必要で、この「良質なタンパク質を含む食品」とは必須アミノ酸がバランス良く含まれている食品のことを言います。具体的には、肉や魚、卵、乳製品などが挙げられます。
タンパク質の一日の摂取量としては、運動をしている人で体重1kgあたり1gと言われています。例えば体重50kgの人であれば、1日に50gのタンパク質を摂る必要があるということになります。ちなみに、卵1個に含まれているタンパク質の量は、約6gと言われています。
そのタンパク質も、一度にまとめて摂っても全てが筋肉作りには使われません。そこで、3回の食事に分けて摂るのが望ましいと言えます。
また筋肉作りにはタンパク質だけでは不十分です!なぜならエネルギーが不足している状態でタンパク質だけを摂取しても、タンパク質が筋肉作りではなく、不足したエネルギーを補うために使われてしまうからです。
そのため、筋肉量を増やすにはタンパク質と合わせて、エネルギーとなる「糖質」も摂る必要があるのです。
筋トレ後は「プロテイン」というかたちでタンパク質を摂る場合が多いですが、糖質を摂っている方は少ないのではないでしょうか。筋トレ後はエネルギーが枯渇した状態なので、カラダはエネルギーを欲しています。そのため、筋トレ後はタンパク質と合わせて糖質も摂るように心がけましょう。
このタイミングで摂る糖質は、「砂糖」や「ハチミツ」などといった、カラダに素早く吸収できる単純炭水化物から摂るようにします。トレーニング後は、糖質含有量の高いプロテインを摂るか、ハチミツ入りのプロテインを摂るようにするとよいでしょう。
今回は、筋肉量がなかなかアップできない人に共通して見られる3つの間違いをお伝えしてきました。いかがでしょうか。心当たりがありましたか?
最後に改善ポイントをまとめておきましょう。
この3つを実践に移して、筋肉量アップにつなげていってください!