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このように「ヒップアップエクササイズを行っていても効果を感じない」という場合の真っ先に考えられる原因として、骨盤が動いてしまっていることが挙げられます。
そのため、ヒップアップエクササイズの効果を左右する決め手は、ズバリ骨盤にあると言えます!
骨盤がしっかりと固定されることで、股関節の動きが可能になり、お尻の筋肉である大殿筋や梨状筋などに効かせることができるようになるので、ヒップアップ効果へとつなげることができます。
それでは具体的にどのようにすれば、骨盤を動かさずにヒップアップ効果につなげることができるのでしょうか。3つのヒップアップエクササイズを取り上げて解説していきましょう。
エクササイズ中は、骨盤が床と向き合うようにしましょう。
そうは言っても股関節を伸ばしているつもりが、骨盤が前傾してしまい腰を伸ばす動作で行ってしまいがちです。そこで「骨盤を動かしにくくするコツ」を伝授しましょう。
それは、背中を丸めることです。そうすることで骨盤が前傾しにくくなるため、股関節を伸ばす動作が行いやすくなります。目線をお腹に向けるだけで、背中を丸めやすくなります。
左右それぞれ10~15回を、1分程度の休憩を入れながら3~5セット行います。
このエクササイズでは膝を大きく開く際、それに伴って骨盤が後方へ倒れやすくなります。そうするとお尻の筋肉への刺激が逃げてしまうことになってしまいます。
では骨盤が動かないようにするにはどうすべきか?それには、上になっている手で骨盤が動かないように固定するというのが1つの方法です。この方法が最も簡単で、確実に骨盤を固定することができます。
左右それぞれ10~15回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。
股関節を開く際、それに伴って骨盤も外に向かって開きやすくなってしまい、お尻の筋肉への刺激が逃げてしまいます。そのためエクササイズ中は、骨盤が床と常に向き合っているように心がけましょう。
このエクササイズで骨盤を動かさないようにするコツは、股関節を大きく開こうとしないことです。骨盤が動かない範囲内で股関節を開くようにしてみましょう。
左右それぞれ10~15回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。
このように骨盤を動かさないようにしてヒップアップエクササイズをすることで、確実に効果につなげることができます!
エクササイズ効果が感じられないのに「エクササイズを続けている」という方がいらっしゃいますが、これはお勧めできません。先ほどお伝えしたように、効果が得られないばかりか腰などを痛めてしまうリスクもあるからです。
その場合は、そのまま続けるのではなく一度立ち止まることが必要です。そしてやり方のどこに問題があるのかを見つけ、その問題を解決させた上でエクササイズを再開させるようにしましょう。