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肌の赤みは目立ちやすく、しっかりメイクをしても、時間の経過とともにまた浮かび上がってくる厄介な肌トラブルです。
ここでは、肌の赤みの「原因」と「コントロールカラー」について説明します。
肌に赤みが起こる原因として、次の4つが考えられます。
肌荒れやニキビなどの炎症がおこると、赤みが出やすくなります。適切なケアを行い、炎症を鎮めることで赤みは抑えられます。
こする、掻くなど肌に負担をかけ続けると、皮ふが徐々に薄くなり、拡張した毛細血管が透けて見えて赤みが出ます。肌は優しく丁寧に扱うことで赤みの予防ができます。
自律神経の乱れが原因で、緊張時などに肌に赤みが出ます。バランスのよい食事、十分な睡眠など規則正しい生活をすることで自律神経を整え、赤みを抑えられます。
寒い場所から暖かい場所に移動すると、急激に毛細血管が拡張し、肌に赤みがおこることがあります。急激な温度変化は、心臓にも負担がかかるため注意が必要です。
厚着する、暖房を使って部屋を暖めておくなど、なるべく温度差を感じない工夫をすることが大切です。
肌の赤みを手っ取り早く消したいときは、グリーンのコントロールカラーを使うと綺麗にカバーできます。
グリーンは、赤の補色で肌の赤みを打ち消し、肌色を整える働きがあります。ただし、赤みの出ていない部位にのせると、グリーンが浮いてしまい不自然な印象になるため、塗り方には注意が必要です。
グリーンのコントロールカラーは、赤みのある箇所のみに部分的に使用して、均一な肌色に仕上げましょう。
肌の赤みは、部位によって特徴が異なるため、消し方も変える必要があります。
ここでは、「頬」と「小鼻」の赤みをカバーする方法をそれぞれ説明します。
頬は、顔のなかでも高い位置にあるため、クレンジングや洗顔時に手のひらと擦れやすいうえ、紫外線などのダメージが当たりやすい特徴があります。摩擦や紫外線ダメージは皮ふは薄くし、赤みを出やすくします。
頬の赤みは、グリーンが入った化粧下地を使って抑えましょう。化粧下地は、ファンデーションに比べて色が薄いため、グリーンが入っていても強く出ず、自然な仕上がりになります。とくに、ジェルなどみずみずしいタイプのものは、肌によくなじんでヨレなども起こりにくく、仕上がりが綺麗です。
グリーンの下地を頬につけるときの手順は次のとおりです。
化粧下地をのばすときに、指先だけを使うと、肌に圧がかかって赤みを強くすることがあります。圧力を分散するために、手のひら全体を使って下地をのせましょう。
仕上げにハンドプレスを行うと、下地が肌に密着して均一な肌色が定着します。
小鼻は、鼻をかむ、こするなどにより強い力がかかりやすく、負担となって赤みが出ることが多い部位です。
頬よりも赤みが強くメイクが崩れやすい部位のため、化粧下地の上からグリーンが入ったコンシーラーを重ねてカバーすることをおすすめします。コンシーラーはグリーンがしっかりと入っているので、カバー力が強く、赤みをしっかりと抑えられます。
さらに、化粧下地を前もってつけておくことでコンシーラーの密着力が高まり、メイク崩れの予防もできます。
グリーンのコンシーラーを小鼻につけるときの手順は次のとおりです。
コンシーラーは一度に多くつけすぎると、厚塗り感が出て不自然になるため、少しずつ重ねて赤みを抑えましょう。コンシーラーは指の腹を使って、優しく押さえるようにしてつけていきます。こする、叩くなどの行為は、肌に圧をかけて赤みをひどくする原因となるため避けましょう。
肌の赤みは、炎症、皮ふの薄さ、赤面症、気温差などによって起こります。手っ取り早く綺麗にカバーするには、赤色の補色であるグリーンの入ったコスメを使うことが有効です。
広範囲に起こる頬の赤みはグリーンの化粧下地、メイク崩れしやすく赤みが強い小鼻はグリーンのコンシーラーを使って抑えましょう。
部位別に適したカバー術を身につけ、1日中肌色が均一な滑らか肌をキープしましょう。