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マスク生活でターンオーバーが乱れたお肌は、まずスキンケアやスペシャルケアの成分が浸透しやすいように土台を整えてから、ピンポイントでお悩みにアプローチしていくことがポイントです。
そのため、まず最初は、お肌の強張りで硬くなってしまった部分をほぐし、冬場の乾燥によってダメージを受けた肌のターンオーバーを整えるところから始めましょう。
土台を整えてからスペシャルケアに移る順番でアプローチしていくことで、スペシャルケアの成分がぐっと浸透しやすいお肌を手に入れることができます。
今回は、冬場のマスク生活にありがちな肌トラブルとして、「くすみ」「毛穴の開き」を一掃するためのお手入れ方法を3STEPでご紹介します。
マスク生活でターンオーバーの乱れが生じているほか、冬場の乾燥のダメージも受けているお肌は、本来不要なものが溜まっている状態に。
そのため、不要なものが溜まって硬くなったお肌をほぐし、この後のスキンケアアイテムが浸透しやすい土台を作りましょう。
硬くなったお肌をほぐすためには、人間のお肌の脂質と近いフェイスオイルを使って、マッサージするところから始めていきます。
フェイスオイルの量が少ないと摩擦でお肌を傷めてしまうので、たっぷりとオイルを手に取り、オイルで手をすべらせるようにお肌をクルクル円を描いてマッサージしていきましょう。
顔の中心から、こめかみ・耳の付け根・エラの内側に向かってマッサージしていき、老廃物を流します。
全体を満遍なくマッサージできたら、レンジで温めたホットタオルを顔全体にのせて、1分程度蒸らします。このとき、お気に入りのアロマオイルを垂らしておくと、リラックス効果も得られておすすめです。
ホットタオルを外したら、顔に残ったオイルをなじませるようにハンドプレスして完了です。
マスクを着脱する度に、お肌は温度と湿度のめまぐるしい変化によってダメージを受けています。その結果、ターンオーバーが乱れ、角栓が詰まってしまったり、弾力が失われたたるみ毛穴になってしまったりと、毛穴トラブルも引き起こされがちです。
マスクによる毛穴トラブルは、温冷ケアを上手に使い分けることで、キュッと引き締まった毛穴を手に入れることができます。
硬くなった毛穴をほぐして汚れを浮き出させるためには、まずお湯で濡らしたコットンに美容液を含ませて、毛穴が気になる部分をやさしくおさえます。温めることで毛穴やその周りのお肌がほぐれて柔らかくなるので、ケアアイテムが浸透しやすい状態に整うほか、肌ダメージも抑えることができます。
さらに、美容液だけを毛穴が気になる部分に重ねて、指の腹でやさしくハンドプレスしましょう。美容液がしっかりと浸透したことを確認したら、保冷剤をあててキュッと毛穴を引き締めていきます。
最近は、毛穴ケアに特化した美容液を展開しているメーカーもあるので、チェックしてみることをおすすめします。
冬場は、寒さの影響で全身の血流が滞りがちなので、どうしても顔色もトーンダウンして、くすみやすくなってしまいます。そんな冬場の肌くすみを解消するには炭酸パックを使うと、血行が促進されてくすみも一掃できるのでおすすめです。
さらに、濡らしたタオルをレンジで温めてホットターバンを用意し、炭酸パック中に頭皮も同時に温めると、血行促進をさらに促すことができます。
炭酸パックを顔全体に塗ったら、耳もすっぽりと覆うようにホットターバンを頭に巻き、半身浴をすると全身を温めることができます。ホットターバンは、少なくとも10分はキープするとよいでしょう。
まだまだマスク生活が継続しそうなうえに、冬場の寒さや暖房による乾燥系トラブルも併発する季節が続く今日この頃。
気になる肌トラブルを見つけた際に、いきなり高額のスペシャルケアを行っても「せっかく高額ケアを試したのに、思うような効果が出ていない気がする……」と落ち込んだ経験はありませんか?もしかすると、スペシャルケアを始める以前に、あなたのお肌の土台づくりが未完成の状態だったのかもしれません。
今回ご紹介したケア方法は、特別高額で手に入れにくいアイテムが無くても始められるお手入れ方法ばかりなので、気になる肌トラブルを抱えている方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。