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血液やリンパの流れが悪くなると生じるのは「むくみ」だけではありません!「肩こり」や「頭痛」、「腰痛」をも起こしやすくなります。
人の免疫力は、体温が1℃下がると30%もダウンすると言われています。これが、カラダを冷やしてしまうと風邪をひきやすくなる理由です。
逆に体温が1℃上がると、免疫力は5~6倍もアップすると言われています。
このようにスタイル面だけでなく、カラダに様々な問題をもたらす「冷え」ですか、毎日の習慣の中で解消させることが可能です!
これからお伝えする「3つの習慣」を心がけることで、カラダを冷えから守ることができます!
入浴はカラダを温める方法として、とても有効です!しかも日常生活の中で簡単に取り組めるので、お勧めできる方法です。
カラダを温めるポイントは、38~40℃程度のお湯に最低10分間は浸かるようにすることです。血流促進効果のある炭酸ガス入りの入浴剤を使うのも良いでしょう。
カラダを温めるには「食事」も欠かすことができません!なぜなら、食事を摂ることで熱が発生するからです。
この食事を摂る際に生じるエネルギー消費のことを「食事誘発性熱産生」といいます。食事を摂るとカラダが温まるのは、この食事誘発性熱産生によるものです。
特に朝食はしっかり摂るのが望ましいと言えます。その理由は、朝は体温が低い状態だからです。朝食を摂ることでカラダを温めることができるようになるのです。
更に、以下の3つのポイントを押さえて食事を摂ることで、体温アップ効果が期待できます!
体温を上げてカラダを温めるには、温かい食べ物や飲み物を選んで摂るようにしましょう。
例えばスープや紅茶を飲むのならば、温かいモノを選ぶようにします。
温かい食べ物や飲み物を摂ると共に、「カラダを温める食材」も摂るようにしましょう。
カラダを温める食材としては、カボチャやニンジン、ゴボウ、イモ類などといった「根菜類」や、キムチや納豆、ヨーグルト、味噌などの「発酵食品」が挙げられます。例えば根菜類を使った「野菜スープ」は、カラダを温める上でお勧めと言えます。
「よく噛んで食べる」ということも、カラダを温める上で有効です!よく噛んで食べることで、熱を作り出すことができると言われるからです。また、よく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぐこともできます。
忙しくて食事を摂る時間が限られてしまうと、喉ごしのよいモノで流し込んでしまいがちです。しかしカラダを温めたいのならば、よく噛んで食べることも日頃から習慣づけておきたいものです。
そして忘れてはならないのが、カラダを動かす習慣です!特に「筋トレ」は、冷えからカラダを守る上で外すことができません。
なぜなら体熱の約40%が筋肉で作り出されているからです。そのため筋肉量が少ないと、作り出すことができる熱の量も少なくなってしまいます。実際、女性に冷えで悩む人が多いのは、男性に比べて筋肉量が少ないためであると言われています。
そのため筋肉量を増やして熱産出量を高めることが必要で、それには筋トレが不可欠となるのです。
ここで効率良く筋肉量を増やす方法をお伝えしておきましょう。
それは、下半身を中心に筋トレを行うことです。なぜなら全身の筋肉のうちの約70%を下半身が占めているからです。そのため下半身のエクササイズを中心に筋トレを行えば、筋肉量を効率良く増やすことができると言えます。
もう一つ、下半身を中心に筋トレを行うことで得られるメリットがあります!それは、血流促進効果を高めることができるということです。
筋肉には熱を作り出したり、カラダを動かしたりする働き以外にも、血液やリンパ液を送り出す「ポンプ作用」というそれもあるのです。そのため筋トレで筋収縮力を高めることで、ポンプ作用も高めることができ、血液やリンパの流れを促進させることができます。
筋肉量を増やして冷え解消に有効な下半身エクササイズの一例を、「辛い冷えと『サヨナラ』するために心がけておきたい3つの習慣」のところでご紹介しておりますので、こちらをご参照ください。
冷えはカラダに様々な悪影響を与えます。そのためカラダを冷えから守るために、3つの習慣を心がけていくようにしましょう
しかし、ただ「入浴」「食事」、そして「運動」をしても効果に結び付けることは難しいと言えます。それぞれポイントを踏まえた上で実践し続けることが大事です。
頭に入れたポイントを行動に変えて、そして行動し続けることが効果につなげるコツです。カラダを冷えから守りたい方、早速行動に変えて継続させていきましょう!