「今あるしわ」ではなく「未来のしわ」を予防する！SNSで話題の美容医療『ボトックス』ってどうなの？【30代のリアル美容#59】
最近SNSで話題のシワ予防「ボトックス」ってどうなの？
「ボトックス」といえば、エラ部分に打ち小顔にする、ワキに打って脇汗対策をする、肩こり治療…などがメジャーだけど、最近SNSで話題となっているのが、「未来のしわを予防する」エイジングケア。表情によりしわができる場所に打つことで、表情じわが形状記憶されるのを防ぐという治療です。
だけどボトックスって、マイナスな口コミも多く聞くため気軽には行えない…。
そこで！そんな疑問をクリアにし美容医療を賢く受けられるよう、ボトックス日本国内普及を牽引してきた注入治療の第一人者であるスキンリファインクリニック銀座院 院長・篠原先生に、気になることをあれやこれやと質問をしてきました。
どんなしわに効くの？ヒアルロン酸との違いは？
まず初めに気になるのが、ヒアルロン酸との違い。どちらもしわ改善の美容医療として比較的メジャーなものですが、これらはどう使い分けたら良いのでしょうか。
篠原先生によると、
「ボトックスは目尻のしわや額・眉間にできるしわ、鼻根のしわ、あごのしわ（梅干しじわ）などの『表情じわ』に。ヒアルロン酸はほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインなど無表情でもはっきりと現れているたるみによってできるしわに効果的」
とのこと。
ボトックスの注意点
より詳しくお話しを伺うと、
「直後に効果を確認できるヒアルロン酸と違い、ボトックス注射の効果はあらわれるまで数日かかり、4週間～6週間後がピークとなる。そしてそれが3～4か月持続する。つまり、注入直後に効果が確認できないため、適切な量を適切な部位に注入できる実績や経験のある医師選びがとても大切。ヒアルロン酸は溶解できるが、ボトックスはそれができないから慎重に考えて。また、適応していない方を見極めずに打ってしまうと、いわゆる『表情が不自然になる』可能性もあります」
という大事なことも教えてくださいました。
こう聞くとなんだか怖くなりますが、もちろんメリットもあり、
「適正な施術（量・部位・治療間隔〈同じ部位の治療は3か月以上あける〉）を繰り返すことで徐々に長持ちするようになり、しわの目立たないきれいな状態を保つことができるようになります。私も10年ほど額のボトックス注射を継続しています」
だそう！篠原先生のまったくしわの目立たないお顔（しかも表情や顔立ちはかなり自然！）は、説得力の塊。
クリニック・ドクターの選び方
スキンリファインクリニック銀座院 院長 篠原秀勝医師
ボトックスのメリット・デメリットがわかったところで、問題はクリニック及びドクターの選び方。
私はこうして篠原先生と出会えていますが、銀座へ足を運ぶことが難しい方は、どのような基準でクリニック・ドクターを選べば良いのでしょうか。そのポイントももちろん伺ったのでまとめると、ずばりクリニックは、
日本で唯一の厚労省認可ボツリヌス菌薬剤である「アラガンジャパン ボトックスビスタ」を取扱っていること
につきます。アラガン社のボトックスは他社と比較すると高価ではありますが、品質の面で最も信頼ができる製剤であるのはもちろんのこと、指導を受けた認定医でないと購入できないため、「本薬剤を使用している＝認定医が在籍しているクリニック」という目安に。
またドクターは、
篠原医師と同じくのアラガン社の注入指導医であることに加え、表情のクセや骨格に適したアドバイスをくれ「あなたのしわにボトックスは適さない」等を正直に教えてくれる人柄も重要。
HPやSNSでクリニックの使用薬剤及びドクターの資格を調べると同時に、カウンセリング時に人柄も確認しましょう。
例のごとく、編集部・橘が体験してきました！
しわ予防のボトックス初体験！打つべきパーツは？
ボトックスへの疑問や不安をクリアにしたらいよいよ体験。
先程も記した通り、ボトックスで効果があるのは「表情じわ」ということで、私が自分で気になるのは、思いっきり眉を上げたときに入る額上の2本と、ぎゅっと目をつぶったときに目の下・目尻にたくさんできるしわ。
そしてこの中で、真顔状態でもあるのが左目の下2本。つまり、その他のしわは「これからできるしわ予備軍」ということに。
最も気になるのはもちろんできてしまっている目の下ですが、ここは事前にインターネットで情報収集したところ、「涙袋が消える」「クマが目立つ」などの口コミがあったため、慎重に篠原先生へ相談します。すると、
「額のしわと目尻は適応です。しかし、真顔でできているしわにはあまり効果がないか、あっても少しかな。目の下のしわは難しくて、PRPやベビーコラーゲン、ヒアルロン酸が多く使われますが、剤により効果が1か月程度しか持たない、皮膚が薄いパーツだから透けてしまうなど、難しいんです」
と、分かりやすく説明を。また、
「涙袋は目の力こぶだから、確かに目の下に打つと『涙袋がなくなる人』もいます。ただこれも表情や筋肉には個人差があるから、なくならない人もいる」
とのことでした。上記を踏まえ、額と目尻に注射をして頂くことに！2つの部位の注意点を説明して頂いたら、施術室へと向かいます。
いざ注射！痛みは？
特に麻酔はせず、冷やしてから注射スタート！
気になる痛みは…、少しチクッとしますが問題なし。針が細いから？篠原先生が上手いから？私が痛みに鈍感だから？とにかく余裕です。注射のあとは内出血が出ないよう圧をかけていただき、あっさり終了。
当初の予定では直後の写真を撮影するつもりでしたが、赤みや腫れが一切なく、また効果もすぐ出るわけではないから、ただ私の顔を撮影して載せても誰も得をしないため、直後写真はあえてなし。
自ら公言しない限り、誰も美容医療を受けた直後とは思わないことでしょう。
3日後「やって良かった！表情じわが出るタイプの方へはかなりおすすめ！」※個人の感想
そして気になる三日後の様子がこちら！「グッと眉を上げたとき」「ギュッときつく目を閉じたとき」のBefore／Afterがこちらです。こう比較すると「やって良かった」でしかないですよね。
こんな表情は普段しないため、普通に笑ったときも比較してみました。
どうでしょう！同じ条件で撮ったのに（メイクが違うのはごめんなさい）、Afterはまるで加工アプリを使ったかのようではないですか？
事前に篠原先生から「目尻は9割の人がやって良かったと感じ、1割の人は、目尻の筋肉を止めたことで目頭側にしわが出ることがあるから、その場合は来てください」と説明を受けていたのですが、私は9割側だったようで、次に伺うのは3か月～半年後かな（つまり継続したい！！）。
表情じわが出るタイプの方でも、額・目尻ともにボトックスが適応でない方もいるため、全員へおすすめはできないですが、悩んでいる方は形状記憶する前に、篠原先生のカウンセリングを予約すると、写真を撮ったり鏡を見たりするのが楽しくなるかもしれません。
私は今あまりの楽しさに、鏡の前で色んな顔をして遊ぶ、ただの変人と化しています。
「スキンリファインクリニック銀座院」店舗概要
住所：〒104-0061 東京都中央区銀座4-2-12 銀座クリスタルビル5F
営業時間：月・火・水・木・金・土・日・祝日 11:00～19:00
電話番号：0120-661-062
定休日：無
アクセス：銀座駅 B10 出口から徒歩0分、有楽町駅 A0（東口）出口から徒歩約1分、日比谷駅 A1 出口から徒歩約2分、銀座店数寄屋橋交差点 不二家の看板が目印のビルです。
URL：https://skinrefine.jp/
紹介メニュー 料金
ボトックス・ビスタ
顔1カ所（額／両目じり／両目の下／眉間／鼻根／鼻背／あご／口角） 20,000円