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とはいえ、自分で眉毛を描いていると毎日同じ形になりがちで代わり映えせず、なかなか印象を変えることが難しいと感じるかもしれません。
本記事では、なりたい印象別に眉毛の描き方を紹介します。「平行眉」「ストレート眉」「アーチ眉」の3種類の眉の描き方をマスターすることで、印象のレパートリーが増え、なりたい顔に近づけます。
眉毛の描き方を知る前に、眉毛を描くことがどうして必要なのかなど、理解を深めておきましょう。眉毛の重要性を知ると、より一層眉毛の描き方を学ぶモチベーションが上がります。
ここでは、「眉毛の役割」と「美しい眉毛の特徴」について説明します。
眉毛には、次の2つの役割があります。
眉毛は、目よりも前に突出しているため、太陽の光をよけて目の粘膜に直接当たらないように保護する働きがあります。また、額や頭皮から流れた汗をせきとめて、目の中に入らないようにする役目も担います。
さらに、眉毛は目よりも前にあることから、前からの衝撃を受けたときに、先にあたってクッション代わりになることで、目を守っています。
眉毛は、顔の中でも目に近く、人と会ったときにパッと視界に入ります。また、眉毛の周りには筋肉が多く、前後左右によく動くため目立ちやすい部分です。
そのため、眉毛の形や動きは、顔の第一印象や表情などを、よくも悪くも決めやすい重要な役割を果たしているのです。
顔の印象や表情をよくしたい場合は、美しい眉毛を描くことが有効です。美しい眉毛の特徴は次の通りです。
眉頭が、目頭よりも外側になると眉間が広くなり、目が離れて見えてバランスが悪くなるため、しっかりと内側に入れましょう。
眉尻は長さが足りないと、横顔から眉毛が見えず不自然な印象になります。小鼻と目尻を繋いだ直線状に眉尻の先がくるように調整することが大切です。
また、眉尻の先は、眉頭と同じ高さか少し高めを意識しましょう。眉尻が下がると、顔の重心が下になり、頬がたるんで見えることがあります。
眉毛は、濃淡をつけることで、ナチュラル感を出せます。また、眉頭から眉尻にかけて徐々に濃くしていき、グラデーションをつけると顔に奥行きが出て、立体感のある顔立ちになります。
眉毛は、美しい形に整えると同時に、描き方にテクニックを加えることで、顔の印象を自在に変えられます。
ここでは、「平行眉」「ストレート眉」「アーチ眉」の3タイプの描き方について紹介します。
平行眉は、床と平行で直線的なラインが特徴です。現在は少し太めに描き、ふんわりと抜け感のある韓国のオルチャンメイク風の平行眉が流行です。
平行眉の描き方は次の手順で行います。
眉にふんわり感を出すために、薄めの色のパウダーを使って眉を仕上げます。ペンシルを使って眉毛を描くと、毛の束感が強く出て濃くなるため避けましょう。
ハイライトで眉上のラインをなぞることで、眉山の角張りを取って、なだらかな優しい眉毛をつくれます。
ストレート眉は、眉毛のラインが直線的で角ばっており、キリッとしたカッコいい印象が特徴です。意志の強さや信頼感のある印象を与えるため、ビジネスシーンなどに相応しい眉毛といえます。
ストレート眉の描き方は次の手順で行います。
眉毛の上下のラインが直線になるように意識して描きましょう。また、眉頭から眉山に向かって角度をつけるようにして描くと、眉が引き締まってかっこよく見えます。
アーチ眉は、ラインに丸みがあり、目元を明るく華やかに見せてくれます。そのため、パーティーや、結婚式などの式典など晴れやかなシーンにおすすめの眉毛といえるでしょう。
アーチ眉の描き方は次の手順で行います。
カーブを描くときに、濃い色のペンシルを使うと眉毛が強調されすぎて不自然になるため、薄めの色のものを使いましょう。髪色よりワントーン明るいくらいの色を選ぶと、自然な仕上がりになります。
アーチ眉は、眉間を広めにとることで女性らしい優しい印象が増すため、眉頭は色を薄くのせ、眉尻にかけて徐々に濃くなるようにグラデーションをつけるとよいでしょう。
眉毛は、人の目に触れやすく、顔の印象や表情に大きく影響を与えます。顔の印象や表情をよくしたい場合は、美しい眉毛を描くことが必要です。
また、テクニックを取り入れて「平行眉」「ストレート眉」「アーチ眉」と形を工夫して描くことで、より一層なりたい印象の顔に近づけます。
3種類の眉の描き方をマスターし、印象のレパートリーを増やすことで、自分の新しい魅力を開花させましょう!