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敏感で乾燥しやすく、幼い頃から常に体のどこかしらにトラブルを抱えているアトピー体質の筆者。こういった肌が弱い方の唇って、これまた人よりも荒れやすいタイプが多いんですよね。
筆者も唇のカサつきは1年中。うるうるリップにしたいためではなく、ただ健康的な唇を維持するために、リップクリームは欠かせないアイテムです。でも、そのリップクリームによってカサついた唇をさらに荒れさせてしまい、皮がめくれてしまうなんてことも…。
だからこそリップ選びはすごく慎重で、最も重要なアイテムとして扱ってきた筆者が、これさえあればどんな状況も乗り越えられる!と実感できたリップクリームだけをご紹介したいと思います。
乾燥が気になる方はもちろん、肌が弱く、唇が荒れやすい方にぜひおすすめしたい!
まずご紹介したいのがコチラ。オーストラリアで100年以上も愛され続ける「天然パパイヤ」を原料とした全身に使用できる軟膏です。
商品名の「ポーポー」がまさにパパイヤのことを指していて、このパパイヤに含まれる“パパイン酵素”には消毒・解毒作用があり、ニキビ・肌荒れ・アトピー・やけど・虫さされ・赤ちゃんのオムツかぶれなど、さまざまな肌トラブルに対応可能。
オーストラリアでは、“何かあったらとりあえず塗っとけ!”と言われるほど、幅広い世代から信頼されているアイテムです。
オーストラリア出身のミランダ・カーも愛用しているという「ルーカス ポーポーオイントメント」は、顔・体はもちろんのこと、筆者のようにリップケア、さらにはヘアバームのように髪に塗布する方もいるほどのマルチユース。
手の温度でするっと柔らかくなり、唇に塗布したときの長時間続く潤い力がケタ違いにスゴイ。朝塗って、昼食をすませた後には表面上はとれたような気がするものの、内側から潤う感覚が続いて乾きを感じさせません。
そして最も重要なポイントは、荒れている唇を改善してくれるということ。(あくまで筆者個人の感想)皮がめくれるほど荒れていても、2日ほどこまめに塗っていれば、3日目にはガッツポーズ!
これを使っていれば、荒れ知らずの健康的な唇でいることができるんです。
オーストラリアでは大小さまざまなサイズがスーパーやドラッグストアなどで売られていて、簡単に手に入れることができます。価格は25gのチューブタイプで600円程度。
日本での正規販売は行なっていないようですが、身近なショッピングサイトにて1,000円ほどで購入可能です。もちろん割高になりますが、リップとしては大容量でかなり長持ちしますよ!
7g 2,200円(税抜)
発売された直後からたくさんのコスメ賞を受賞するほど大人気となったタカミリップ。
肌の代謝を整え、角質層にアプローチするスキンピールが定番のブランドですが、このリップ、マニアを唸らせるほどすごいやつだったんです。
ねっとりとしたテクスチャーで唇への密着度が凄まじく、1枚膜を張ったかのようなコーティング感が食事をしても落ちずに潤いをキープし続けてくれます。
TAKAMIが提案する使い方は1日10回の塗布ですが、“潤いの持続”だけで言うのであればこんなに回数はいらないほど。
しかし、タカミリップは乾燥や皮むけのみならず、縦じわやボリュームUPへのアプローチも◎。唇のターンオーバーは肌の約4倍の速さで生まれ変わる、という点からこまめなケアこそが「功を奏す」ということなのですね。
あまりにも敏感な唇を持ってしまった筆者には、もしかしたら刺激になってしまうリップかも…という不安が使い始めには正直ありましたが、塗った瞬間にそんな思いはどこへやら。
濃密でやさしく、乾く隙を与えないから乾燥とはとにかく無縁。使い続けるごとに整っていくだけじゃなく、ふっくらとしたハリもちゃんと感じられるように。
ウルッとしたツヤが乾燥時のカサつきを上手くカバーして、唇をきれいに見せてくれるのも嬉しいポイントです。
4.2g 850円(編集部調べ)
前者の2つに比べて、ドラッグストアなどで手軽に購入することができるプチプラ価格のリップクリームなら、コチラを圧倒的におすすめしたい。
乾燥性敏感肌のことを考えてくれているキュレルは、本当に乾燥性敏感肌を裏切りません。穏やかなつけ心地でベタつくことなく唇を保護。この軽やかさが物足りないような気にもなりますが、いえ、きちんと事足ります。
潤いの持続力は本物で、朝塗ったら夕方までに1~2度ほど塗り直せば十分。「高保湿」って記載されているのに1時間後には塗り直したくなる商品も多い中、とっても優秀です。
もちろん荒れを鎮めて、使うほどに唇が柔らかくなっていくのを感じられます。さらにふんわりと血色をよくしてくれる色付きタイプもあるから、シーンに応じて使い分けるとGOOD!