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メイクを考える上で大切なことは、どんな光の下でそのメイクを見るか、という光を意識することです。
筆者が活動をしていた撮影の現場では、メイクを美しく見せるために必須なのが、どんなライティングで撮影をするか、そのライティング下で美しく見せるメイクはどんなメイクなのか、という点を考えないと、映えるメイクを作ることができません。
実はアイシャドウの色味などもライティングによって全く異なる色味に見えてしまうので、常にメイクを施す際には、ライティングの下でどう見えるか、という完成図をイメージしながらメイクを完成させます。
日常生活であっても、日中自然光の下で美しく見えるメイクと、薄暗い照明の下で美しく見えるメイクは異なり、きちんとそんなシーンや見え方を意識してメイクを作り上げている方は、必然的に洗練された美しさを醸し出しているように感じます。
様々な状況に合わせたメイクバリエーションをご自身の中にストックしておくことは、メイク成功の秘訣になるので、今回は薄暗い照明の下などのレストランで、ディナーなどをする際に美しく見せるメイクの秘訣をお伝えしていきます。
まずは薄暗い照明の中で大切なのは、お肌作り。燦々と強いお日様の光を浴びるのではなく、限られた照明の下で綺麗に見せるためには、隙のないお肌の上で、繊細な光を集めるツヤ感を出すことが大切。
お顔全体にツヤを出す、というよりも、全体は色ムラのない均一なお肌を作り、その上で光が集まりやすいお顔の高い部分にツヤが出るようにメイクをしてあげると、お顔を横に動かした際などに、とても美しく凹凸を強調することができます。
筆者のオススメのお肌作りステップは、
このように最初に1の下地でお肌の状態を均一に、隙がない状態に整えて、2で部分的に光を集める下地かハイライトを載せる、3では1と2をカバーしすぎない程度にベースメイクを完成させる、という手順がオススメです。
上記の手順で使用するオススメのアイテムもご紹介していきます。
使用するアイテムは、色ムラやくすみを自然にカバーしてくれるタイプの化粧下地がオススメ。
『セザンヌ UVウルトラフィットベースEX』のように、色味がついているものなどでカバーしていきましょう。
全3色 748円(税込)
ギラギラしすぎず、繊細に光が集まるような質感に仕上がるアイテムを取り入れるのがオススメ。
『ポール & ジョー ボーテ ラトゥー エクラ ファンデーション プライマー N』のように、粒子が細かいパールが配合されているものなどをチョイスしましょう。
下地を塗った後に下地を塗るのは違和感があるかもしれませんが、パール感のある下地は、強すぎるハイライトを重ねるよりも上品な大人の艶肌を作ることができるので、是非試してみてください。
30ml 4,400円(税込)
このようにベースメイクを完成させたら、次はポイントメイクに移ります。
美しいお肌作りが完成したら、次はアイメイク。
筆者のオススメは、目を伏せた時にキラリと輝くツヤを目元に仕込むこと。大粒のパールなどのアイシャドウを使用すると、終始キラキラ光っている状態になってしまうので、大人女性には少し伏せた時に輝くくらいがオススメ。
パールの粒子の細かさに定評のあるルナソルのアイシャドウ、『アイカラーレーション』などは、とても繊細に美しく光を集めるのでオススメです。
全11種 6,820円(税込)
最後に、上品な口元も演出していきましょう。口元の色味が悪かったり、乾燥でカサカサになってしまっている状態だと、せっかくのメイクも台無しです。
表面をツヤツヤに仕上げるというイメージよりも、内側からふっくらとツヤを出し、自然に輝く程度に留めるのがオススメ。リップクリームなどでしっかり保湿をしてあげてから、食事をしても落ちづらく、ツヤを出してくれるタイプなどを選ぶと、しっかりツヤも色味も持続してくれます。
『イヴ・サンローラン ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン』はウォータリーな艶を出しながら、唇にカラーを密着、持続させてくれるので、お食事の際などにも安心して使用できます。
4,730円(税込)
このように、光の入り方を意識してメイクをしていくと、どんなシーンでも美しいメイクを演出できます。
是非デートの際などに試してみてください。