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日焼けしたことを後悔して落ち込むよりも、火照った肌を鎮めるケアが先。アフターケア次第で、将来のシミやシワができにくくなるかもしれません。今回は、日焼けしちゃった!と気づいたときにすぐできる、3つのケアをご紹介します。
紫外線は、シミだけでなく、シワやたるみなどを引き起こす原因といわれています。シワやたるみというと、加齢が主な原因と思われがちですが、これらの肌老化を引き起こす原因の約7割が紫外線なのです。
同じ遺伝子で生まれた一卵性の双子を思い浮かべてみてください。趣味や仕事がそれぞれアウトドアとインドアで、紫外線を浴びる量に差があればあるほど、成長していくにつれて、見た目年齢に大きな差が生まれます。大抵、アウトドア派の方が老けて見えてしまうのです。
肌に悪影響を与える主な紫外線は2種類あり、それぞれA波・B波と呼ばれています。A波は真皮にダメージを与えて、肌を支えているコラーゲンをボロボロにする、シワやたるみの原因です。日焼け止めの『PA』という表示は、A波を防ぐ効果を表しています。
B波は、表皮にダメージを与えてメラニンを分泌させます。メラニンを生み出すメラノサイトという細胞がエラーを起こすと、肌表面にはシミが浮かび上がってくるのです。日焼け止めの『SPF』という表示は、B波を防ぐ時間を表しています。
紫外線はこの他にも、乾燥やかゆみ、ひりつきを引き起こす原因になることも。10年後、20年後も美肌を維持していくには、日焼け対策はもちろん、日焼けをしたときのケアが重要になってきます。
日焼けした肌は、いわば軽いやけどを負って炎症している状態です。熱を持ったまま放っておくと、肌深部までダメージが広がってしまうことも。
肌の火照りを感じたら、まずは保冷剤や冷水で絞ったタオルなどを当てて、クールダウンさせましょう。個包装のシートマスクがあれば、冷蔵庫で冷やして使うのもオススメです。熱っぽさがなくなり、手で触るとひんやりするくらいまで冷やすのが目安です。
火照りを鎮めた後は、できるだけ早めに保湿をします。普段愛用している化粧水でかまわないので、手のひらで丁寧になじませましょう。日焼け直後の応急処置用には、広範囲に吹き付けられるミストタイプの化粧水が便利。レジャーの荷物に、1本忍ばせておくと良いでしょう。
肌に水分を補給させたあとは、敏感肌用の保湿クリームでフタをします。やさしくいたわって、肌の修復を促しましょう!
80g 1,800円(税別)
高濃度の炭酸が、肌の炎症を鎮めてうるおいを与えます。ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分をはじめ、抗菌作用のある“銀イオン”も配合されているので、紫外線の刺激を受けたばかりの肌を清潔に保ちながら保湿できるアイテムです。
ふんわりやわらかな超微細なミストは、ずっと浴びていたいくらいの気持ち良さ。普段のスキンケアでは、プレ化粧水として使うのもオススメです。
200ml 1,200円(編集部調べ)
無香料・低刺激で、敏感状態の日焼け肌にも安心です。皮膚にもともと存在している保湿成分『セラミド』が配合されているので、紫外線で壊れたバリアを再構築してくれます。
こすらないようにやさしく伸ばしてくださいね。うるおいをを補充して、弱った肌を整えましょう。
インナーケアをプラスすることで、日焼けダメージから復活する速度がぐんと上がります。美肌のインナーケアといえば、ビタミンCやコラーゲンのサプリメントが思い浮かびますが、日焼け直後は吸収の早いドリンクタイプを取り入れることがオススメです。
30ml×10本 5,800円(税抜)
美容雑誌のベストコスメ受賞歴もある、別名“飲む日焼け止め”。実は、日焼け後の速攻美白ケアとして飲むのにぴったりなんです。
POLA独自の美白成分『ブランノール』が全身にくまなく行き渡るので、顔だけでなく全身日焼けしてしまったときの強い味方。飲み続けることで無敵の透明感が手に入りますよ。
日焼け後のケアはとにかくスピード勝負です。『鎮静・保湿・インナーケア』この3つの言葉を頭の片隅に置いておけば、いざというときにすぐ行動に移せますよ。
太陽と上手に付き合って、未来の美肌を守りましょう。