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女性の悩みの種に上がりやすいむくみ。特にお顔がむくんでいると気になってしまうことも多いかと思います。
むくみ対策としては、ゆっくりお風呂に入り、血の巡りを良くしたり、食事や運動などでも解消はしていけますが、お顔の場合はマッサージも効果的です。老廃物を流すように、リンパの流れに沿って5分程のマッサージを入れるだけで、お顔のラインが変わるので、むくみが気になる日はメイク前などに取り入れていただくことがオススメです。
筆者もメイクアップアーティストとして現場などでメイクをする時は、必ずメイク前にモデルさんにマッサージをします。マッサージをすることでむくみの解消にもなり、お肌のくすみの解消や、お肌に透明感を出し、メイクのノリも良くしてくれるので、メイク前のマッサージは欠かせません。
また、スキンケアもマッサージで温めながら行うことにより、浸透力も上がります。
そんな良い効果をもたらしてくれるマッサージ、行うときの注意点と、簡単にできる方法をご紹介していきます。
マッサージを行う時は、以下の点に注意する必要があります。
この2点が大切になります。
まず、マッサージの滑りが良くなるアイテムを使ってマッサージを行わないと、お肌に摩擦がかかり、負担が大きくなってしまいます。なので、マッサージ専用のアイテムを使うことがオススメです。
コツはグイグイお肌を引っ張るのではなく、滑りを良くし、優しく流していくこと。引っ張るくらいの圧がかかってしまった際には、クリームを付け足すなど、滑りを良くしていくことを心がけましょう。
また、力を入れて行うこともNGです。リンパの流れに沿ってマッサージする場合は、優しく流すだけで充分です。圧をかけすぎることで逆効果になってしまったり、負担がかかる場合があるので、必ず優しい力で流していきましょう。
では実際のマッサージ方法についてご紹介していきます。
最初にリンパの出口である鎖骨やデコルテを流していきます。ここを流したり温めてあげるだけでも、リンパの流れが良くなり、むくみの解消に繋がります。最初に出口をしっかり広げてあげることが大切なので、ここからマッサージしていきましょう。
手をクロスさせて、左手で右の鎖骨、右手で左の鎖骨の上下を中央から肩先に向かい、左右に各10回ずつほど摩るように流していきます。
次に首回りを流していきます。ここもリンパの流れを促す大切な場所。力は入れずに優しく流していきましょう。
左右の耳の下に手をクロスさせたまま置き、上から下へ流していきます。そのまま鎖骨へ流していくように動かし、左右各10回ずつほど行いましょう。
次にフェイスラインを流していきます。両手を顎の先端に置き、耳の前まで流していきます。左右各10回ほど行っていきましょう。
両手を口の脇に置き、同様に内側から外側へ左右10回程流していきます。そのまま小鼻の脇から外側にも同様に流していきましょう。
その後に、指を目頭の下に置き、こめかみまで左右10回程流していきます。 目周りは特にお肌が薄い部分なので、決して圧をかけないように、滑りを良くして流していきましょう。
おでこも同様に中心に指をおき、内側から外側へ、そしてこめかみの方に流していきます。
最後に、最初と同様に首を上から下へ、鎖骨・デコルテあたりを内から外へ流して終了になります。
他にもつぼ押しを入れたり、色々な方法はありますが、軽くマッサージを入れるだけでフェイスラインが変わったり、腫れぼったくなっていた目元をすっきり見せてくれることも出来ます。
慣れれば5分程で完成する朝のマッサージ、是非お試しください。