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ヨガは消費カロリー自体は少ないのですが、継続して行うことでインナーマッスルが鍛えられて脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすくなるというのがメリットの一つです。
さらに普段動かさない筋肉を動かし、関節も柔らかくなるので、血流やリンパの流れが良くなって代謝が上がるため、老廃物が排出されやすくなり痩せやすい身体になります。
また血行が良くなることで、痩せやすくなるだけではなく、冷えの改善・肩こり・腰痛・眼精疲労・頭痛など身体の不調の改善にも繋がります。
実際私がヨガを始めてみて、一番効果を実感できたことは、身体が疲れにくくなった、風邪を引きにくくなったことでした。そして体内の毒素が排出されやすくなるので、美肌効果もあります。
あと何より深い呼吸を行うので、リラックス効果も高く、メンタル面の不調も改善できるのもメリットとなっています。
全身を気持ちよく伸ばして、血流促進とコリを解消してくれるポーズです。
やり方は、まず両手を肩幅に、膝は腰幅に広げて四つん這いになり、目線をまっすぐ床へ向け、手は指を広げて床につけます。この時に息を吸うのがポイントです。
そして、息を吐きながらお尻を持ち上げて、両手でしっかり床を押して首や肩の力を抜いて、下半身の方に体重をかけます。
手で床を押しながら、お尻が一番高い位置まで上がったら、背中を軽く反らし、そのままの姿勢で呼吸を繰り返します。腰が曲がっていたり、お尻の穴が下向きになるのは、背中が伸びないのでNGです。
床に手をついてお尻を高く突き上げて全身を伸ばし、上半身を軽くそらすことで、背中や腰回りを気持ちよく伸ばすことができます。また頭部を下げる姿勢は背中から頭部への血流を促し、肩こりや頭痛の解消にも効果的です。
呼吸をするごとに内臓がマッサージされているような感覚になります。
座って身体をねじるポーズで、まず正座のポーズをして息を一度吸って、吐きながら両足を右側に倒します。
その後、また一度息を吸って、吐きながら右ひざを立てて、右足を左膝の外側に置きます。
そして、また息を吸って、吐きながら上半身を右側にねじって、左ひじを右膝に押すようにあてます。
首もねじって目線を後ろの方に向け、そのまま呼吸を繰り返します。左足を曲げているのがつらいという方は伸ばしてもOKです。
その後、反対側も同様に行います。
身体をねじって深い呼吸を行うことで、腸や肝臓、腎臓といった臓器にアプローチができ、内臓が活性化されると消化機能が高まり、老廃物の排泄を促すことができます。
頭の重みを解放して、目や頭痛の疲れを解消してくれるポーズです。
まず正座になり、背中に手を回して組み、胸を軽く反らしながら、ひと呼吸します。
そして一度息を吸って、吐きながらゆっくりと上半身を前に倒し、おでこが床に着いたらひと呼吸します。
その後、一度息を吸って、吐きながらお尻を持ち上げ、頭頂部に体重を移動させます。
この姿勢で呼吸を繰り返していきます。
お尻を上げた時に、頭頂部ではなく、おでこに体重をかけると、首に負担がかかり怪我の原因になるので注意して下さい。
頭を床につけることによって、頭頂部にある「百会のツボ」が刺激されて、全身の血流が促されます。特に頭部の血流がアップして、疲れが溜まりがちな目周りや表情筋の緊張が緩み、精神的な疲労も解消されます。
また頭の重さを床に預けることで、首や肩の緊張も和らぎ、コリ解消にも効果的です。
「ヨガ」で大事なことは、しっかりと呼吸をしながらポーズをとるということです。ポーズをとることに必死で、呼吸を忘れてしまうということもあるかもしれませんが、呼吸しながらポーズをとることで、十分な効果が期待できます。
また、特にダウンドックは今回紹介したポーズの中でも、最初はきついなと感じる方も多いと思いますが、繰り返し行うことで、きついと感じにくくなり、より深い伸びを実感することができます。
コリやむくみなど身体の不調を感じたり、身体のめぐりを良くしたいと思った方は、短時間で気軽にできるポーズなので、是非普段の生活に取り入れてみて下さい。