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ダイエットするなら食事の見直しはかかせません。「低カロリーな食事なら何でもよい」ではなく、健康に美しくボディメイクするのに必要な栄養素を摂取しましょう。
筆者は体幹トレーニングと食事の見直しを実践し、半年で-6kgを達成しました。そんな筆者がダイエッターにおすすめしたいのが「麹」です。
麹に含まれる豊富な酵素は、でんぷんや脂質、たんぱく質を分解する力があります。麹は摂取した食べ物の消化を助け、腸内環境を整えてくれるのです。ダイエットと腸内環境の良し悪しは、深いかかわりがあります。
腸内環境が悪化するとお通じが滞ってお腹がぽっこりしたり、体重が思うように減らなかったりとダイエッターにはデメリットばかりです。
とはいえ、麹を摂取する=痩せるということではありません。麹は体内のコンディションを整えて、ダイエットをサポートしてくれると考えておきましょう。
麹は味噌や醤油などに使われているので、毎日の食事に何気なく取り入れている方も多いことでしょう。ですが、ダイエッターなら積極的に麹を活用したいもの。
日々の生活に、麹を取り入れる方法を紹介します。
麹100gを出汁パックなどに入れ、水500mlに一晩つけておくだけです。ほんのり甘みがつく程度ですが、癖が少なく飲みやすいですよ。消化や吸収を助けてくれるので、便秘に悩む人に特におすすめ。
なお、作ったこうじ水は冷蔵庫で保管し、当日中または翌日までには飲み切るようにしてくださいね。
残った麹は捨てずに料理に使えば、麹パワーを余すことなくいただけます。和え物やドレッシングに混ぜれば、麹のつぶつぶ感がアクセントになりますよ。
麹は加熱すると失活して酵素パワーはなくなりますが、味噌汁に入れたり白米と一緒に炊くのも○。
「飲む点滴」と言われる甘酒は、アミノ酸、ミネラル、ビタミン類などが豊富。体や肌の調子が悪いときに、特におすすめです。また、腹持ちが良いので、食前に飲んでおけば食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。
市販品を買う場合は、食塩や砂糖、アルコール無添加の甘酒を購入しましょう。毎日飲むなら麹から手作りするほうがコスパは○です。
また、市販品はさらさらしたドリンクタイプですが、手作りなら濃さが自由自在。砂糖の代わりに料理に使うこともできますよ。
塩麹や醤油麹は酵素の力でお肉を柔らかくしたり、野菜の甘さを引き出したりしてくれます。うまみ成分が豊富なので、塩分控えめでもおいしい料理が出来上がります。
塩麹や醤油麹に食材を漬け込むだけで、手軽に1品作れるのも魅力です。筆者は、食材:塩麹または醤油麹=10:1~1.5を目安に使っています。たとえば、きゅうり100gなら10~15gの塩麹に漬け込むといった具合です。
野菜だけでなく、水切りした豆腐やゆで卵をつけてもおいしいですよ。
麹生活に慣れてきたら、温度調整機能のついたヨーグルトメーカーで甘酒や塩麹の手作りに挑戦しませんか?筆者のおすすめは「タニカ ヨーグルティア」です。25℃~70℃で温度調整が可能で、タイマーも30分、1~48時間で設定できます。
甘酒や塩麹、醤油麹を手作りする場合、温度調整がおいしく作るカギ。長く続けるなら1つ持っておくと便利です。
例えば、甘酒を作る場合は8時間程度かかりますが、炊飯器だと途中でかき混ぜたり温度チェックをしたりと手間がかかります。また、ほこりや雑菌の混入の心配も…。ヨーグルトメーカーなら材料を混ぜたら放置するだけなので簡単です。
もちろん、絶対に持っておく必要はありませんが、手作りしてみたいという人は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
麹と一口にいっても、米麹や玄米麹、麦麹などがあります。また、生麹 or 乾燥麹、使っている麹菌の種類など、メーカーごとに風味が異なります。自分好みの麹を探すのも手作りの楽しみの1つです。
筆者が、現在気に入っているのは「あめこうじ」。香りに癖がなく、甘みが強いタイプです。
800g 1,280円(税込)
人気が高いあめこうじで、白く美しい甘酒が出来上がります。筆者の個人的感想ですが、他のあめこうじよりも甘さが出やすいと感じました。
なお、楽天市場では売り切れの場合が多いので、Amazonのほうが入手しやすいかもしれません。
850g 1,080円(税込)
他メーカーのあめこうじは800g入りが多いなか、850g入りでコスパを気にする人におすすめのあめこうじです。筆者は醤油麹や塩麹を作るときに使っています。
1日の食事のカロリーをとことん減らせば、体重を落とすことはできます。しかし、無茶な食事制限で美しく痩せることはできません。
健康的に&楽しく続けることが、ダイエットの基本です。麹をダイエットに取り入れて、楽しみながら理想の自分を目指しましょう。