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むくみは水分の摂りすぎが原因ではなく、身体の中の巡りを整えると解消するケースが多いです。
基本的に水分を摂りすぎてもきちんと排出されるので、むくみを感じるということは、体の中にある内臓が冷えてしまっていて、身体を温めようと熱を発生することによって、膨らんでいるように感じ、それがむくみの原因と考えられています。
上記の身体の仕組みを念頭におくと、身体の巡りがしっかりと整えられていれば、体内の内臓が冷えることもないのです。身体を冷やさないように、キンキンに冷えた飲み物ではなく常温や白湯など、身体を冷やさない水分の摂り方や温活がとっても大切です。
内臓を温めることが大切で、湯船に浸かって身体を温めるだけでも内臓の温活に繋がります。内臓を温めると、水分代謝が活発になるよう働きかけることができます。38℃程度のお湯で夏場もしっかり身体を温めるようにしましょう。
全身の中でも特にむくみが気になる箇所といえば、脚ではないでしょうか。脚のむくみを解消したい方にまず最初にチャレンジしてみてほしいのが、足裏マッサージ。
土踏まずの中心にある「湧泉」というツボは、水分や血流の流れを巡らせてくれる足ツボです。ボディクリームやボディオイルをつけて、深く指をぎゅーっと押し込むように刺激して20秒キープ。最低5~10回以上は繰り返してみてください。
また、脚のむくみ解消アイテムの強い味方といえば、着圧ソックス。夏場になると暑くて、穿いていることがストレスになってしまいますよね。個人的に夏場におすすめなのは、足首用の着圧ソックス。かかとや足首を冷やすと、心臓の方に向かって要らない水分を押し戻す巡りの力が弱まってしまい、むくみの原因に繋がってしまいます。暑い夏場でもストレスを感じにくい、足首用の短い着圧ソックスを手に入れると、快適にむくみをケアすることができます。
ぱっと見ただけでは気付きにくいですが、手や指もむくんでしまいます。時間が経って、付けていた指輪が外れなくなってしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
手のむくみは、指と指の間の股の部分を刺激してマッサージすることをおすすめします。関節の近くをマッサージでほぐすとむくみが解消しやすくなるので、手でいうと指と指の間の付け根の部分をほぐしておきたいところ。隙間時間に、ぐっと指の付け根を押すようにマッサージしてみてください。
顔だけでなく、頭もむくみやすい箇所のひとつ。頭は疲れや眼精疲労、睡眠不足などでもむくんでしまうのです。
頭が重だるいときは、まずこめかみから耳裏に向かって側頭部を包むように指の腹でプッシュして刺激を与えて、徐々に頭頂部に向かって位置をずらしながらマッサージしてみてください。
忙しくてお風呂に入れなかったり、睡眠時間がとれなくて疲れが溜まっているときは、シャワーの浴び方をひと工夫してみてください。シャワーだけでも上手に身体をちゃちゃっと温めるべくリンパ節に圧を与えることで、むくみのケアに繋げることができます。
脇や脚の付け根や足首、首筋や鎖骨のリンパ節に、それぞれシャワーを15秒程度じっくり当てていきます。最後にお腹にも円を描くようにシャワーを当てて、内臓をしっかり温めて巡りの良い環境を整えましょう。
むくみを解消するために、むくみに効果的なアイテムを取り入れることもおすすめします。
まず身体を冷やさないように、温かいお茶などで内臓を労わるようにしてみる方法は、日常にも取り入れやすくてチャレンジしやすいのではないでしょうか。むくみ対策には、ハトムギや豆類の成分が含まれたお茶が良いといわれています。せっかく飲み物を飲むなら、効果が期待できる飲み物を選んでみるのもおすすめです。
また、脚のむくみは脚にかかる負担を軽減することでもむくみ解消に繋がります。立ち方のクセなどで全身の体重が変にかかってしまったりするので、体重が上手に分散されるように靴にインソールを仕込んでおくのも効果的です。歩き方も整うので疲れにくく、一石二鳥です。
むくみは夏だけでなく、オールシーズン悩んでいる女性も少なくないはず。基本的には重度のむくみでなければ、内臓の冷えをやわらげたり、身体の巡りを整えることで解消するケースも多いです。
今回ご紹介した方法はどれも簡単なものばかりなので、ぜひチャレンジしてみていただきたいです。