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女性にとってメイクは、自分を美しく見せるために大切なアイテムですよね。でも、メイク落としに関しては、あまり深く考えていない人も多いかもしれません。
こだわりポイントと言えば、「しっかり落ちるクレンジング」が良いと思っている人も多いのではないでしょうか?たしかにメイクはしっかりと落とさなければいけませんが、だからといってよく落ちるクレンジングが良いとは限りません。
よく落ちるクレンジングは肌に刺激を与えやすく、肌が乾燥しやすくなったり、肌トラブルが増えたりする原因になります。そのため、よく落ちるかどうかよりも、自分の肌質に合ったクレンジングを使うのがおすすめです。
女性はシーンによってメイクを変えることがあるので、毎日同じメイクではありませんよね。仕事のときはナチュラルメイクでも、夜のお付き合いのときは薄暗くても映えるバッチリメイクをしている人も多いことでしょう。
「メイクの仕方」や「使う化粧品」が違うのに、いつも同じクレンジングでは効果的にメイク落としができません。また、肌質によって肌が乾燥しやすかったり、皮脂が多くてベタつきやすかったりするため、肌質によっても向いているクレンジングとそうでないクレンジングがあります。
ここでは、シーンや肌質に合ったクレンジングの選び方について解説します。クレンジングにはどのような種類があるのかも、併せてチェックしてみましょう。
バッチリメイクを決めた日は、洗浄力の強い「オイルクレンジング」がおすすめです。汗や水でも落ちにくい「ウォータープルーフ」の化粧品を使っていても、すっきり落とすことができます。
油分の多い化粧品にもなじみやすく、サッパリしたい人にはおすすめです。
ただし、洗浄力が強く肌に刺激を与える場合があるため、乾燥肌や敏感肌の人にはおすすめできません。
肌が皮脂でベタつきやすいオイリー肌の人は、「リキッドクレンジング」がおすすめです。リキッドクレンジングはオイルフリーのものが多く、水分がベースなのでサラサラとした軽い使い心地が特徴です。
洗浄力が強くサッパリとした洗い上がりなのに、オイルクレンジングよりも肌にやさしいのがうれしいポイントです。
「ミルククレンジング」の魅力は、何といっても肌にやさしいことです。洗浄力は劣りますが、肌への負担が少ないことがメリットです。
普段からあまりメイクをしていない人や、ごく薄いメイクの日ならやさしくメイクを落とすことができます。
水分が多く、うるおいを残しながらメイク落としができるクレンジングなので、乾燥肌や敏感肌の人におすすめです。
油分が多く、うるおいを残しながらメイクを落とせるのが「クリームクレンジング」です。しっとりとした洗い上がりが実感できるため、乾燥肌の人におすすめです。
濃厚で弾力のあるクリームクレンジングなら、メイク落としの際の肌への摩擦を最小限に食い止めることができます。そのため、乾燥と摩擦の両面からお肌を守ることができるクレンジングです。
クレンジングと洗顔が合体したクレンジングフォームが「クレンジング&洗顔タイプ」です。一度にメイク落としと洗顔が行えるため、時短ケアにおすすめです。
ただし、洗浄力が強めなので、肌が弱い人には向いていません。
あまり聞いたことがないバームクレンジングは、使用前は固まっていますが、肌に乗せるとだんだん溶けていくクレンジングです。溶けていくほどに肌になじみやすくなり、しっかりとメイクを落としてくれます。
メイク落としをしながらマッサージをしたい人は、バームクレンジングがおすすめです。
シーンや肌質に合ったクレンジングをひと通りご紹介しましたが、中には肌が乾燥しやすくなるクレンジングがあります。
とくに、乾燥肌や敏感肌の人はあまり使わないほうが良いクレンジングなので、しっかりチェックしておきましょう。
バッチリメイクも落とせるオイルクレンジングは、皮脂を落としすぎるため肌が乾燥しやすくなります。メイクはしっかり落とすことが大事なので、バッチリメイクの日は仕方ありませんが、普段はもっと洗浄力の弱いクレンジングを使うのがおすすめです。
肌の乾燥が気になるときは、保湿成分も配合されたオイルクレンジングを選ぶのがおすすめです。
疲れて帰ってきた日は、メイク落としをするのが面倒になることもありますよね。そんなときに便利なのが、クレンジングシートではないでしょうか?外出先でも簡単にメイクを落とせて、水を使わずにササっと拭き取るだけなので便利ですよね。
しかし、クレンジングシートにはアルコール成分が含まれているものが多いため、肌にもともとある水分を蒸発させてしまう恐れがあります。そのため、肌が乾燥しやすくなってしまうのです。
時短でメイク落としができるのは便利ですが、乾燥肌の人はできるだけ使わないようにしましょう。
シーンや肌質に合ったクレンジングの選び方についてご紹介しました。できるだけ肌への負担を避けながら、肌質に合ったクレンジングを選ぶことがポイントです。
メイクの仕方や使う化粧品によっても、合うクレンジングは違います。シーンに合ったクレンジングの選び方にも注目してみてくださいね。