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ウエストにくびれを作るには、まずわき腹の筋肉である内腹斜筋と外腹斜筋を引き締めるエクササイズが必要です。
また、内・外腹斜筋と合わせて、背中の筋肉である広背筋の外側を刺激するエクササイズを行うとよいでしょう。そうすることで、わき腹のラインのメリハリが出やすくなるからです。
この内・外腹斜筋と広背筋外側を同時に刺激できるエクササイズがあります!それが1つ目のエクササイズとしてご紹介する「サイドジャックナイフ&ラットプルダウン」というエクササイズです。
しかし、これだけではまだわき腹凹ませ効果が不十分と言えます。そこで2つめのエクササイズとして「サイドブリッジ」を行います。くびれを作るには、この2つだけで十分です!
尚、エクササイズは、なるべくマットの上など柔らかい床面の上で行うことをお勧めします。
準備はよろしいでしょうか?では始めていきましょう!
左右それぞれ15~20回を3セット行います。
わき腹の筋肉である内・外腹斜筋に効かせるには、わき腹を軸に上半身と下半身を起こすようにすることです。上腕部をわき腹にしっかりつけることで、広背筋外側に効かせることができます。
上半身と下半身を起こす際は、勢いを使わないようにしましょう。
上半身と下半身を起こす際は、下になっている肩と膝が床から離れるところまで起こし、下ろす際は完全に床に下ろし切らないようにしましょう。
左右それぞれ3セット行いましょう。
骨盤をしっかり引き上げることで、下になっている内・外腹斜筋に効かせることができます。
内・外腹斜筋に効いていない場合、下の写真のように骨盤が落ちていることが考えられます。
骨盤と顔は正面に向けるようにしましょう。呼吸は止めずに、自然な呼吸を心がけましょう。
エクササイズを行っていて、わき腹の筋肉に効いた感じがしない場合や左右差を感じる場合は、ストレッチを行うと効果的です。
例えば、エクササイズをしていて右の内・外腹斜筋に効いた感じがしない場合、骨盤が右側方に傾斜している可能性があり、右の股関節外転筋(股関節外側に存在し、股関節を外へ開く働きをする筋肉)が緊張していることが考えられます。
そこでまず右股関節外転筋の緊張を緩めるストレッチを行います。
股関節外転筋の緊張を緩めたら、右の内・外腹斜筋が機能するように身体を右に側屈させながら骨盤を左側方に傾斜させる動作を繰り返す動的ストレッチを行います。
骨盤横のラインが心地よく伸ばされていることを感じられる強度で、20~30秒間ストレッチを行います。
骨盤を横に突き出して「くの字」を作るようにすることが効果の決め手です。
ストレッチ中、骨盤は正面を向けるようにしましょう。
1. イスに腰掛けて両手を頭の後ろに組み、一度上体(体幹)を反対側に側屈させ(横に倒し)ながら、左側のお尻を座面から軽く浮かすことで骨盤を挙上させてから…。
2. 動きを高めたい右方向に上体を側屈させながら、右側のお尻を座面から軽く浮かすことで骨盤を挙上させる(写真上参照)という動作を10回繰り返します。
収縮動作を高めたい右側のわき腹の筋肉を、しっかり伸ばして縮めるように意識してみましょう。すると筋肉の収縮動作を高めることができます。
動作中、身体は正面を向けたまま行うようにしましょう。
ところで、「ウエスト」と「腹囲」の違いについてご存知でしょうか。この2つ、同じようで実は違うのです!
ウエストはお腹周りの一番細い部分のことを言うのに対して、腹囲はおへそ周りのことを指します。したがってウエスト測定では、お腹周りの最も細い部位を測定し、腹囲測定ではおへそ周りを測るようにします。
今回はウエストにくびれを作る2つのエクササイズと、エクササイズを高めるストレッチなどをお伝えしてきました。
エクササイズは週3~5日行ってみましょう。正しい方法で続けていけば、必ず効果が現れるはずです!さぁ、早速ウエスト作りを始めてみてください!