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カーヴィーボディとは、曲線が美しいメリハリのある体型のことを言います。ただ痩せているだけのスタイルよりも、ふっくらバストにくびれたウエスト、上向きヒップの曲線美のほうが女性らしくて魅力があります。
しかし、食べないだけのダイエットではカーヴィーボディをつくれません。
今回は、カーヴィーボディを手に入れるための「インナーユニットの鍛え方」について解説します。上手に鍛えて、メリハリボディを手に入れましょう!
カーヴィーボディを手に入れるには、インナーユニットを鍛えることが効果的。
インナーユニットとは、横隔膜・多裂筋・腹横筋・骨盤底筋群の4つの深層筋の総称のことです。この4つの筋肉が連動することで、姿勢や動作などを安定させる役割があります。
インナーユニットは「天然のコルセット」とも呼ばれているため、鍛えることで美しく引き締まったメリハリボディをつくれるのです。
インナーユニットを鍛えるとダイエット効果があるのはもちろん、自律神経やホルモンバランスを整える効果も期待できます。
では、具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
インナーユニットを鍛えると、呼吸によって動く「横隔膜」という筋肉を鍛えることができます。横隔膜がしっかりと動くことで呼吸が深くなり、十分な酸素を体内に取り入れることができるのです。
日常生活でも運動中でも、深い呼吸をすることで代謝がアップし、脂肪が燃焼しやすくなります。
カーヴィーボディに欠かせないのが、ウエストのくびれ。女性らしい曲線美は、くびれが重要なポイントになります。インナーユニットを鍛えると、コルセットの役割を果たす「腹横筋」が鍛えられ、くびれメイクも自由自在。
また、腹横筋を鍛えるとスポーツでのパフォーマンスが向上したり、日常生活で体を動かしやすくなったり、というメリットもあります。
インナーユニットを鍛えることで体を動かしやすくなると、転倒などによるケガを防ぐことができます。体のコアを鍛えるとバランスを取りやすくなるため、体の動きをコントロールしやすくなるのです。
また、スポーツ時のケガを予防する効果もあるため、意識してインナーユニットを鍛えているアスリートも多いのです。
インナーユニットを鍛えると、首から背骨にかけて伸びている「多裂筋」が鍛えられ、美姿勢を保つことができます。また、多裂筋はおもに腰をひねる動作で使われる筋肉のため、鍛えることで腰の動きが柔軟になり、腰痛を改善する効果も期待できます。
さらに、他の3つのインナーユニットと連動しながら腰や背骨を支えてくれるため、腰痛予防にも効果的です。
インナーユニットを鍛えるための「ドローイン」は、深い呼吸を意識するトレーニングです。深い呼吸を意識することで自律神経やホルモンバランスが整い、メンタル面を安定させることができます。
また、インナーユニットを鍛えて美姿勢を保てるようになると、さらに呼吸がしやすくなり、自律神経のバランスを整えることにつながります。
インナーユニットはインナーマッスルの一種のため、体幹トレーニングで鍛えることができます。体のコアの部分を鍛えることで、痩せやすい体質をつくることも可能。
では、4つのトレーニング方法をご紹介します。
ドローインを行う体勢は、「仰向けの姿勢」「床に座った姿勢」のどちらでもOKです。慣れるまでは、お腹の動きを確認しやすくするためにも「仰向けの姿勢」のほうが良いかもしれません。
手のひらをお腹に当て、お腹の動きを感じながら腹式呼吸(ドローイン)をくり返してみましょう。
インナーユニットは体幹トレーニングによって鍛えられますが、体幹トレーニングの代表格が「プランク」です。
プランクは腹横筋を含めた「腹筋群」を鍛える効果がありますが、背中やお尻、足の筋肉もバランスよく鍛えることができます。
骨盤底筋群を鍛えるには、ヒップリフトが効果的。より効果的に鍛えるには、膝にタオルなどを挟んでヒップリフトを行うと良いでしょう。
余裕がある人は、そのまま片足を上げてみてください。よりインナーユニットを鍛える効果が高まり、ヒップアップにも効果的です。
インナーユニットを鍛えることのメリットと鍛え方についてご紹介しました。
インナーユニットを鍛えることで、メリハリのあるボディラインが完成します。夏までに、曲線美が魅力的なカービィボディを手に入れましょう。