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ティントリップは韓国のブランドから発祥し、その後日本にも上陸。今ではとても馴染みのあるものになっています。
「ティント」は「染める」、「色合い」という意味があります。染料で唇の角質層を染めることにより、長時間発色の良い状態をキープすることができます。唇の水分量やphによって、発色が変わるという特徴もあります。
通常のリップは着色剤の粒子が大きく、“唇の上に乗っているだけ”のため長時間のキープは難しく、食事などでも落ちやすいのが特徴です。色をつける成分には顔料が用いられます。
それに対し、ティントリップの主な色素は“染料”であり、着色剤の粒子が細かく、“唇の凹凸にまで入り込むため色が定着しやすい”のです。そのため食事をしても落ちにくく、時間が経っても唇そのものが染まっているように、発色の良い状態が続きます。
通常のリップに比べ、唇へのフィット感があるため、内側からにじみ出るような自然な血色感を出すには最適なアイテムです。
ティントリップは、きれいに塗ることができないと均等に色がのらなかったり、ティントなのにすぐ落ちてしまう、ということもあります。長時間良い状態を持続できる、簡単な塗り方をご紹介します。
唇が乾燥していたり、カサカサして皮がはげている状態などは、色ムラの原因にもなります。角質が厚くなっている部分の発色が良くなり、唇の荒れた状態が更に際立ってしまうのです。
この2つが、ティントリップを綺麗に発色・持続させるために大切なステップです。
ティントリップを塗り始める前に、まずは保湿を行いましょう。ある程度保湿ができたら、ティッシュで余分な油分をオフします。油分がつきすぎていると、ティントリップの染料が角質まで届かず、落ちやすくなる原因にもなります。
ティントリップがうまく塗れない、色が発色しないという方は、まず上唇から塗り始めていきましょう。
ポイントは、少しずつ重ねていくことです。チップの場合は塗り始める前に容器でしごき、余分な分を落とします。上唇のリップラインから塗り始め、内側も塗りつぶします。薄く塗れたら、そのまま乾くまで20秒ほど待ちましょう。
上唇が塗れたら、下唇も同様に塗っていきましょう。下唇全体に塗れたら20秒ほど乾燥させます。バランスを見て、足りないところに同じように塗って乾かします。
たっぷり塗ったほうが落ちにくいと思われがちですが、ティントの場合は反対です。多くつけすぎるとうまく着色されず、落ちやすくなります。少量ずつつけていきましょう。
またつけながらティッシュオフし、ティッシュに完全に色がつかなくなれば、OKです。
ティントリップは単体としても、リップメイクを持続させたいときにはベースとして使い、上からリップスティックを重ねると更にキープされ、発色がUPします。
ティントリップを種類別にご紹介します。自分に合ったものを見つけてくださいね。
全5色 4,070円(税込)
ボタニカル ウォーターとミネラルピグメントの自然由来成分が80%配合され、乾燥しにくく長時間潤いを保つことができます。タトゥーのように、自然な血色感を出すことができるアイテムです。
全5色 2,750円(税込)
SPF20で、紫外線からも守ってくれるティントリップ。ローズヒップオイル、オーガニックオリーブ果実抽出オイルなどのエモリエント成分が配合され、長時間保湿された状態を保ちます。
チークとしても使うことができ、主張しすぎないナチュラルな発色で自然な血色感が叶います。ジュニパーベリーとゼラニウムローズのアロマな香りで、リラックスな気分を満喫しましょう。