- 週間ランキング
オイリー肌とは「脂性肌」のことで、皮脂分泌の多い肌質のことを言います。では、具体的にどのような特徴の肌質なのか見ていきましょう。
オイリー肌は、肌の水分量も油分量も多い肌質です。そのため、洗顔後に肌がつっぱらないことが特徴の1つ。皮脂の多さに悩まされている人は、洗顔後に何もつけず、そのまま10分ほど放置してみてください。10分経過しても肌のつっぱりを感じない場合は、オイリー肌の可能性が高いです。
もし洗顔後に肌のつっぱりを感じるのに、その後すぐに皮脂が出てくる場合には「インナードライ肌」の可能性があります。
オイリー肌は皮脂分泌が多いため、毛穴づまりや毛穴の開きが気になることが特徴です。
皮脂や角質が毛穴につまると、それが酸化して黒ずみ毛穴になってしまう場合も。そのままケアをしないでいると、毛穴が開いたままの状態になってしまいます。
オイリー肌は、とにかく肌のテカリが気になる人が多いのではないでしょうか?せっかく化粧してもすぐにテカってしまったり、化粧が崩れやすかったりするのも特徴です。
季節に関係なく肌がベタつく人や、皮脂分泌の多いTゾーン以外もテカりやすい人は、オイリー肌と言えるでしょう。
オイリー肌の人は、皮脂分泌の多さからニキビができやすいのも特徴です。Tゾーンだけでなく、頬などにもニキビができやすい人は、オイリー肌の可能性が高いです。
ただし、Uゾーンと呼ばれる「フェイスライン」にニキビができやすい人は、ターンオーバーの乱れや乾燥による「大人ニキビ」の可能性があります。大人ニキビができやすい人は、オイリー肌ではなくインナードライ肌の可能性が高いでしょう。
そもそも、なぜオイリー肌になってしまうのでしょうか?遺伝の可能性もありますが、日頃の生活によってオイリー肌になってしまう場合もあります。
では、オイリー肌の原因について見ていきましょう。
皮脂分泌が増える原因は、ホルモンバランスの乱れが考えられます。ストレスや加齢などによって女性ホルモンの分泌が減少し、男性ホルモンの分泌量が増えると皮脂分泌が多くなります。すると、オイリー肌になってしまうことがあります。
しかし、ストレスや加齢などは肌を乾燥させる原因にもなるため、見た目はオイリー肌に見えても、実はインナードライ肌の可能性もあります。
外食の多い食生活をしていると、高カロリーの食事や油っこい食べ物が多くなり、皮脂分泌を増やす原因になります。そのため、オイリー肌になりやすいと言えるでしょう。
和食や野菜中心の食事にすると皮脂分泌を抑えることができ、オイリー肌を改善しやすくなります。
オイリー肌の人は、皮脂を落とすためにゴシゴシと洗顔してしまったり、ベタつくのがイヤで化粧水しかつけなかったりと、間違ったスキンケアをしてしまうことが多いです。
皮脂を落としてサッパリしたいのはわかりますが、皮脂を落としすぎると肌が乾燥してしまい、それを補うために皮脂分泌が過剰になるケースもあります。
どんな肌質の人でも、間違ったスキンケアは肌状態を悪化させ、肌トラブルを引き起こす原因になってしまいます。
では、オイリー肌のスキンケアのコツについてご紹介します。
オイリー肌の人は、洗顔で皮脂を落とすことが大切ですが、ポイントは「余分な皮脂だけを落とす洗顔」です。洗顔を何度もしたり、刺激の強すぎる洗顔料を使ったりすると、皮脂分泌を増やす原因になります。
サッパリと洗い上げたい場合には、「固形石鹸」で洗顔するのがおすすめ。植物由来の保湿成分が配合されているものもあり、肌にやさしくサッパリと洗い上げてくれます。
肌のテカリが気になるオイリー肌の人は、油分が少なめの「さっぱりタイプの化粧水」がおすすめです。
また、ニキビが気になる人は、ニキビケア用の化粧水もおすすめ。ビタミンC誘導体やイソフラボンなどが配合されているものが多く、皮脂分泌を抑える効果が期待できます。
オイリー肌に油分を与えすぎるのはNGですが、肌のテカリを抑えるには保湿も必要です。そのためには、化粧水だけでなく、乳液も使うようにしましょう。
乳液には水分と油分がバランス良く含まれていて、適度に肌を保湿してくれる効果があります。乾燥が原因で皮脂分泌が多くなる場合もあるため、どんな肌質の人にも保湿は必要です。
オイリー肌のためのスキンケアは、皮脂分泌をコントロールすることが大事。余分な皮脂は落とし、適度に保湿するスキンケアを心がけましょう。ベタつきが気になると保湿ケアを敬遠しがちですが、肌がうるおえば皮脂分泌を抑えらえることも多いですよ。
正しいスキンケアで、ベタつく肌とサヨナラしましょう。