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摩擦を与えすぎると、髪の毛に負担を与えてしまいます。具体的には、髪の毛を梳かす時に根本からブラシを入れたり、髪の毛が濡れたまま寝ることです。
ブラッシングをする時は、根本からブラシを入れるのではなく、毛先からブラシを入れて徐々に上に向かって梳かしていくことが大切です。根本から一気に梳かそうとすると、髪の毛を無理に引っ張ることになり、負担がかかりますので気をつけましょう。
また髪の毛は乾いている時よりも、濡れた状態の方が摩擦を受けやすいです。これは半乾きでも同じです。濡れている状態で寝てしまうと、枕や布団の摩擦で髪の毛が傷んでしまうので、自然乾燥ではなくしっかり乾かすようにしましょう。
ドライヤーの熱や紫外線は、髪の毛を構成するタンパク質を変性させるので傷みにもつながります。ドライヤーを使う時は、濡れた状態で乾かすと低い温度でも髪の毛が傷んでしまうので、半乾きの状態から乾かすようにしましょう。
また、ドライヤーを使う前に洗い流さないトリートメントを使うのも、髪の毛を守る改善策になります。
洗い流さないトリートメントにはダメージの修復作用がある他、ドライヤーの熱から髪の毛を守ったり、紫外線をカットしてくれる効果があるので、ドライヤーを使う前やスタイリング時につけるのがおすすめです。
ヘアカラーの頻度によっても、髪の毛や頭皮に負担がかかりやすくなります。
ヘアカラーの回数については、月に何回も行ったり一度にやる回数が多いと、ヘアカラーに入っている脱色剤によって髪の毛が傷んだり頭皮がかぶれたりします。そのため、薄毛が気になる方や頭皮がしみやすい方は、ヘアカラーの回数を月に一回程度に控え、一度にやる回数も抑えることがおすすめです。
ストレスも薄毛の原因の一つです。仕事や人間関係に対するストレスや、睡眠不足や不規則な食生活によってホルモンバランスが崩れ、年齢関係なく髪の毛が細くなったり、脱毛症の原因にもなります。
こういう時は、気分転換できる趣味を取り入れたり、毎食時にサプリをプラスしたり、睡眠をしっかり取るなど、今の生活リズムを見直すことで改善できます。
ここでは、薄毛にしてしまう習慣を取り上げています。
分け目を同じにすると、根本のボリュームが潰れてペタンとしてしまったり、紫外線が当たりすぎて頭皮の炎症にもつながってしまいます。
改善策としては毎日分け目を少しずらしたり、逆の方向に分け目を変えてあげることです。これによって根本のボリュームが潰れなくなり、紫外線が当たりすぎるのを防ぐことができます。
普段髪の毛をかっちりまとめていると、髪の毛が引っ張られてしまい、抜け毛や根本が寝てしまう原因にもなります。
仕事柄どうしても髪の毛をまとめなければならないという時は、まとめ髪にした後でトップの毛束を細かく引き出してあげると、髪の毛の負担が軽減されます。トップの根本が立ち上がりやすくなるので、ボリュームアップにも効果的ですよ。
髪の毛をワンレングスのように全て同じ長さにすると、髪の毛の重みでトップがペタンとしてしまいます。
そのため、トップだけ短めの段を入れてあげるだけで、ボリュームが出しやすくなります。髪の長さを変えずにできて、ショートからロングまで使えるやり方なので、髪を切る時にオーダーしてみてはいかがでしょうか?
スタイリング剤は髪の毛の広がりを抑えまとまらせる効果がありますが、つけすぎてしまうとトップのボリュームを出しづらいです。
スタイリング剤をつける時に大切なのは、髪の毛の場所によってつける量を変えることです。最初は広がりやすい毛先にスタイリング剤をよく揉み込んだら、そのまま手に残ったスタイリング剤で中間、それから最後に根本と前髪につけていきます。
スタイリング剤を途中で付け足してしまうと、つけすぎの原因になってしまうので気をつけましょう。
ドライヤーは髪の毛を乾かしながらキューティクルを整えて、髪の毛をまとまらせる働きがあります。ただ、このドライヤーも使い方を誤ると、トップのボリュームを抑えすぎてしまいます。
ふんわりしたトップにするには、ドライヤーの風を下から当てて髪の毛の根元が立ち上がるように乾かすことです。この時にドライヤーの風を当てながら手を左右に動かして乾かすと、寝ていた根元が更に立ち上がりやすくなりますよ。
また、分け目と逆の方向から乾かしてあげることもボリュームアップになります。乾かし終わった後でいつもの分け目に戻してあげると、ふんわりしたトップになりますよ。
薄毛になる原因を知っていることで、髪の毛や頭皮に対しての意識が変わります。
今回紹介した内容は手軽に取り入れやすい内容をまとめていますので、参考にしていただけると嬉しいです。