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“お家時間”が増えている最近、クローゼットやドレッサーの中身を、整理整頓している方が多いのではないでしょうか?断捨離の力強い味方である、フリーマーケットアプリ「メルカリ」や「フリル」、オークションに出品する「ヤフオク」、ご近所の方にものを譲る「ジモティー」などのサービスが最近、大人気ですよね。
売買するものとしてはお洋服や、雑貨などが王道ですよね。ですが、お化粧品はどうでしょうか?みなさんは、実際に中古のコスメを売ったり、買ったりしたことはありますか?
通常ですと、化粧品は百貨店のカウンターでタッチアップをしてもらったり、実際に試してから購入しますよね。またはブランドのオンラインサイトから購入する際も、公式の詳細な情報を確認してから購入しますよね。
なぜフリマアプリなどを使って中古のコスメを売買する方がいるのか、その目的やメリット・デメリットについてまとめてみました。
百貨店ではなかなか勇気が出ない価格も、フリマアプリだとお得に購入できるので、特に若い人たちの間でトレンドになっているようです。
国内で購入する場合、海外輸入サイトなどから購入するしかないようなものも、簡単に買うことができるので重宝しているそうです。
ブランドのコスメをいきなり購入して、肌に合わなかったり、自分の肌に色が合わなかったりしたらショックですよね。ですがリーズナブルに購入できたら、もしそのような場合でも納得できるという声もありました。
製造元から発売されている商品ではなく、中古のコスメを買う時は、いくつかの注意すべき点があります。
中古のコスメは、一度他の人の手に渡った以上、何が混入しているか分かりません。新品・未使用と記載があったとしても、開封されている以上は保証がありませんので、使用して何かトラブルがあった場合でも自己責任となってしまいます。
もし元の持ち主が、ヘルペスなどの皮膚病や、伝染性の病気を持っていたとしたら、感染してしまうリスクがあります。本人も自覚症状がなく、知らずに販売されているケースもありますので、開封済み、使用済みのものには注意が必要です。
購入時期を明記していない場合もありますので、その場合は出品者に質問して確認することが大事です。「入手困難な限定品」「貴重な廃盤品」など、魅力的にうつる商品もありますが、コレクションなど飾る用であれば良いですが、使用する場合には必ず確認しましょう。
化粧品には使用期限があるのか?と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。化粧品の多くは、製造日の記載がありませんよね。使用期限は開封前と開封後で大きく異なります。また、保存状態によっても左右されますので気をつけたいところです。
開封前の使用期限は、一般的には製造日から3年以内といわれています。化粧品に関する法律「医薬品医療機器等法」によると、「製造又は輸入後3年を超えても品質が安定なものに関しては、使用期限の表示を行わなくてもよい」とのことです。つまり多くの化粧品は3年以上品質が保たれるように作られているということです。
ですが、もっと早く使用するべき商品や、記載のあるものもありますのでご注意ください。
開封後も、商品や保存状態にもよりますが、3ヶ月~12ヶ月以内を推奨しているものが多いです。化粧品も空気に触れると酸化し、徐々に劣化していきます。
肌荒れや、トラブルの原因になる可能性がありますので、開封後はなるべく早く使い切ったほうが安全です。
自分で購入したものの、肌に合わなかった。色が似合わなかったものを捨てることなく、他の方に使ってもらうことができます。
人気の高級ブランドコスメの場合、出品して数日以内に売れる商品が多いそうなので、それほど需要が高いのかもしれません。
ですが、開封してからだいぶ時間が経っているものは出品せずに廃棄するなど、出品者のモラルも大切ですね。
今人気の中古販売ですが、服と化粧品では全く異なるという点をご理解いただけたでしょうか。
物を無駄にしない文化、日本ならではの物を大切にする“もったいない”精神は、エコであり、地球に優しい素晴らしいことではありますが、上記のような細心の注意が必要です。