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お腹の脂肪がなかなか落ちなくて、様々なエクササイズを試している人も多いかもしれません。
お腹痩せを目指している人なら、最初に思い浮かぶのが「腹筋エクササイズ」。しかし、ふつうの腹筋エクササイズで鍛えられるのは、「お腹の上のほうの筋肉」だけなのです。
このようなエクササイズでは、ウエスト部分は細くなっても下腹部のぽっこりを解消することができません。しかも、下腹部の筋肉に刺激を与えるエクササイズは少なく、脂肪もつきやすい部位のためなかなか脂肪が落ちないのです。
そんな手ごわい下腹部を鍛えられるのが「足上げ腹筋」。じっくりと下腹部に刺激を与え、効果的にぽっこりお腹を解消できます。
上体を起こすのではなく足を上げる腹筋エクササイズなら、ふつうの腹筋エクササイズよりも比較的簡単に行えるのでオススメですよ。
足上げ腹筋の効果は、下腹部のぽっこりを解消するだけではありません。足を上げるエクササイズのため、足痩せ効果も期待できます。女性が痩せたい部位の上位にランクインされる「お腹」と「足」を同時に細くできるのは、大きなメリットですよね。
また、足上げ腹筋はゆっくりとした動作で行うことがポイントのため、インナーマッスルを鍛えることができます。インナーマッスルを鍛えると、体幹が安定して姿勢を改善する効果があります。
さらに、代謝がアップして痩せやすい体になることもメリット。
こんなにメリットの多い「足上げ腹筋」ですが、息が苦しくなるような激しいエクササイズではありません。地味につらいエクササイズではありますが、女性でも簡単に取り組みやすく、美しいボディラインをつくる効果が期待できます。
痩せにくいお腹の脂肪を落とす効果の高い「足上げ腹筋」のやり方についてご紹介します。
両手をお尻の横に置くと、レッグレイズをやりやすくなります。つらい人は、膝を軽く曲げると楽になります。逆に、余裕のある人は頭の後ろで手を組んでもOK。
手は、頭の後ろで組んでもOKです。腹筋を縮めるようなイメージでゆっくりと行いましょう。
バイシクルクランチは、足を持ち上げることで下腹部を適度に鍛えながら、「腹斜筋」と呼ばれる筋肉も同時に鍛えられます。腹斜筋を鍛えると「くびれ効果」があるため、きれいなウエストラインを実現できますよ。
足上げ腹筋のやり方をご紹介しましたが、痩せにくい下腹部の脂肪を落とすには正しいフォームで行うことが大切です。
以下の3つのポイントに気をつけながら行いましょう。
足上げ腹筋は、腰が浮きやすいので注意しましょう。腰が床から浮いてしまうと、腰を痛めて腰痛になる恐れがあります。どうしても腰が浮いてしまう場合は、手をつく位置を変えたり、負荷をゆるめたりしながら調整してみてください。
足上げ腹筋は、反動をつけずにゆっくりと行うことがポイント。反動をつけると下腹部を効果的に鍛えられなくなり、ぽっこりお腹を解消できません。
また、痩せにくいお腹の脂肪を落とすには、インナーマッスルを鍛えることが効果的です。インナーマッスルを鍛えるには、ゆっくりとした動作でじっくりと下腹部の筋肉を刺激することが大事。
回数は減らしてもOKなので、反動をつけずにゆっくりとエクササイズを行ってみましょう。
腹筋エクササイズ中は、呼吸を止めないことが大切です。呼吸を止めて筋肉に負荷をかけると、血液中の酸素が不足して、体に負担がかかります。
呼吸のタイミングとしては、足を上げるときに息を吐き、足を下げるときに息を吸います。この呼吸によって腹筋への刺激が高まり、お腹を引き締めることができます。
なかなか痩せない下腹部のぽっこりを解消するには、足上げ腹筋が効果的です。足を上げるエクササイズのため、お腹痩せだけでなく、足痩せ効果も期待できるのがメリット。
ふつうの腹筋エクササイズでは刺激を与えにくい「下腹部」にターゲットを絞って、効果的にお腹を引き締めていきましょう!