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太ももは、ダイエットをしてもなかなか痩せない部位の1つ。脂肪や筋肉がつきやすい上、それが硬くなって血行不良を起こすと痩せにくくなります。
とはいえ、太もものエクササイズをすると筋肉で太くなってしまうのが怖いですよね。
そこでオススメなのが、太ももを細くするストレッチ。ストレッチなら足が太くなる心配もなく、血行を促進して硬くなった脂肪や筋肉をほぐすことができます。
また、日頃からストレッチをする習慣がないと、股関節などの関節も硬くなりがち。太ももだけでなく股関節もストレッチすることで、足全体の柔軟性が高まり血流がアップ。
血流がアップすると脂肪が燃焼しやすくなるとともに、むくみや筋肉太りも解消できます。
日頃からヒールを履く人や歩き方にクセがある人などは、筋肉のつき方に偏りが生まれたり、筋肉が硬くなったりしてしまいます。
ストレッチには硬い筋肉をしなやかにする効果があり、筋肉がやわらかくなることで関節の可動域も広がります。すると、体を動かすことが苦痛でなくなるため、消費カロリーもアップ。
ちょこちょこ動いて活動量が増えれば、脂肪が燃焼しやすくなって痩せやすくなる……という好循環が生まれるのです。
体が硬い人は、代謝が低下して痩せにくくなっている可能性があります。今回ご紹介するのは、体が硬い人でも簡単にできるストレッチ。寝ながらできる簡単なストレッチで、太ももを細くしていきましょう。
歩いたり立ち上がったりなどの日常生活の動作は、太ももの前側にある「大腿四頭筋」が発達しやすい特徴があります。
よく使う筋肉をストレッチをしないで放置すると、硬くなって太ももが太くなってしまう原因に。「もしかして筋肉太り?」と感じている人は、太ももの前側をストレッチすることが効果的です。
つらい場合は、上体を少し起こして行いましょう。慣れてくれば、床にベターっと寝た状態でできるようになります。
太ももの内側にある「内転筋」は、日頃の生活でほとんど使わない筋肉。筋肉は使わないと硬くなってしまう特徴があり、血行不良になることで脂肪もつきやすくなります。
内転筋のストレッチは、「O脚」や「骨盤のゆがみ」などを改善する効果もあり、リンパの流れを促進することで脚やせ効果が期待できます。
内転筋を鍛える場合には、仰向けの状態のまま足を開いたり閉じたりするエクササイズ(足パカエクササイズ)を行ってみましょう。
内転筋はインナーマッスルのため、鍛えても太くなりにくい場所です。ストレッチに加えて、内転筋を鍛えることで足の脂肪が燃焼しやすくなりますよ。
太ももの裏側にある「ハムストリングス」という筋肉は、疲れがたまりやすく筋肉が硬くなりやすい場所。硬くなると腰痛を引き起こしたり、疲れがたまりやすくなることも。
ハムストリングスのストレッチで硬くなった筋肉をほぐせば、足のむくみ解消や疲労回復、腰痛改善などに効果的です。
足の後ろ側をストレッチすると、老廃物が排出されやすくなり、足のむくみを解消する効果が高まります。むくみはダイエットの大敵なので、ぜひこのストレッチを習慣にしてみてください。
足の付け根である「股関節」にはリンパ節があるため、ストレッチをすることでリンパの流れを促進することができます。
足がむくみやすい人は、股関節が硬くなることでリンパの流れが滞っている可能性大。とくに女性は、日頃の生活で足を大きく広げる動作をしないため、股関節が硬くなりやすいのです。
股関節ストレッチは、内転筋も適度にストレッチする効果があります。関節の柔軟性が高まることで足が軽くなり、驚くほど歩きやすくなりますよ。
自宅で簡単にできる「太ももストレッチ」をご紹介しました。ストレッチなら運動が苦手な人でも取り組みやすく、気持ちいいから続けやすこともメリット。
楽ちんなのに痩せる効果が期待できる太ももストレッチで、あこがれの美脚を手に入れましょう!