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冷たく乾燥した冬の外気。その影響で肌も冷えたり乾燥したりします。すると、肌が生まれ変わるターンオーバーが乱れ、古い角質が肌から排出されません。また、肌は角質の厚みを増して、外気の影響から肌を守ろうとします。
だからこそ、冬の肌は角質が蓄積しがち。くすみやザラツキ、肌の弾力低下などのトラブルが起こります。さらに、毛穴の内部の角質が蓄積すれば、毛穴がつまって吹き出物や角栓などもできやすくなります。
ほおっておくと、桜が咲くころにはゴワゴワ&カチカチの肌になってしまいますよ。
毎日のスキンケアに角質ケアを取り入れて、ふっくら柔らかな肌で春を待ちましょう。
毎日のケアの中で、少しずつ古い角質を取り除いていきましょう。
ただし、角質ケアはやりすぎは禁物。頑張り過ぎると、肌に必要な角質まで取り除いてしまい、肌荒れ・乾燥・外的刺激に弱くなるなどのトラブルがでることがあります。
したがって、本記事で紹介する角質ケアすべてを取り入れる必要はありません。自分の肌状態を鏡でしっかりチェックして、過不足なく角質ケアをしていきましょう。
古い角質や汚れは落として、肌に必要な角質や皮脂は残すクレンジングや洗顔料を使いましょう。
ただし、「角質を落とす」をうたうアイテムの中には、洗浄力が強いものもあるので、商品選びには注意が必要です。スクラブやクレイが配合されている商品は、毎日使うと肌の乾燥が悪化する可能性もあります。
また、角質ケアに有用とされる酵素洗顔料も、肌質によっては毎日の使用は刺激が強すぎることも。
肌のうるおいを奪いすぎるアイテムを使い続けると、角質ケアをしているつもりが逆に角質を蓄積させてしまうことをおさえておきましょう。
自分の肌質に合うか、洗い上りに乾燥を感じないかなど、実際の使用感を確かめながら自分にぴったりの一品を探しましょう。口コミやSNSを参考にするのも良いですね。
ホットタオル(蒸しタオル)を活用して、不要な角質をオフする方法を紹介します。
1つ目は、クレンジング後にホットタオルを取り入れる方法です。クレンジングをしてメイクを落とした後、ホットタオルを顔に1分~2分のせます。毛穴が開いて、汚れや古い角質が洗顔で落としやすくなりますよ。
2つ目は、スキンケア前にホットタオルを使う方法です。洗顔後、乳液やジェルクリームなどをたっぷり肌にぬったら、ホットタオルを30秒ほどのせます。その後、やさしく乳液などをふきとれば、ザラツキのないつるっとした肌に。
2つ目の方法は、角質の取り過ぎを招く可能性もあるので、毎日ではなく肌状態をチェックして取り入れてくださいね。
いずれの場合も、肌あたりのやさしいタオルを使いましょう。ごわついたタオルを使うと、肌にダメージを与えてしまうので注意してください。
古い角質をおだやか取り除くふき取り化粧水。クレンジングや洗顔で落としきれなかった汚れをきれいにする、次に使う基礎化粧品の浸透を高めるなどのメリットもあります。
拭き取り化粧水は、メーカーの公式サイトなどで「毎日・朝晩使っても良い」と書かれている場合がほとんどですが、肌状態に合わせて取り入れるのがベター。
角質がたまりやすい小鼻や唇の下、眉間や眉を中心に、「朝晩どちらか」「週1~2回」など肌状態に合わせた頻度で使用しましょう。
また、コットンによる摩擦ダメージをひき起こさないために、肌あたりの柔らかいコットンを選び、力が入らないようやさしくふき取ってください。同じ場所を何度もふき取るのも、肌にダメージを与えるのでNGです。
角質ケアに保湿は絶対にかかせません。最初に触れた通り、肌の乾燥はターンオーバーを乱して古い角質の蓄積を引き起こします。
うるおいに満たされた肌は、ターンオーバーによって古い角質が垢となって肌から出ていくので、ふっくら柔らかな肌になります。
肌が乾燥しやすい時期は保湿レベルを引き上げて、肌のうるおいをしっかり守りましょう。
毎日のスキンケアの中で角質ケアをしつつ、月1~2回はスペシャルケアをするのもおすすめです。
古い角質を取り除き、肌にうるおいを与えるクレイパックや、保湿の強化対策としてシートマスクを取り入れてみてはいかがでしょうか。
寒い冬は、肌の露出が減るのでボディケアを怠ってしまいがち。ですが、冷えや乾燥によって、ボディも角質がたまりやすくなっています。
入浴後は乳液やクリームを塗って、肌のうるおいをしっかりキープしておましょう。ひじやひざ、かかとなどカチカチになりやすい部分は、高保湿クリームや肌を柔らかくする効果がある尿素配合のクリームがおすすめです。
毎日のスキンケアの中でおだやかに古い角質を取り除いて、透明感のあるふっくら肌をキープしましょう。
ただし、角質ケアはやり過ぎ厳禁!その時はつるつる肌になれても、長い目でみると肌にダメージが蓄積して、不要な肌トラブルを引き起こしかねません。
角質はためない、角質ケアはやりすぎないを基本に、スキンケアをしていきましょう。