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結論から言うと、牛乳で太る、ということは少ないでしょう。スナック菓子や甘い菓子の食べすぎのほうが、よっぽど太るリスクは高いと考えられます。
牛乳というと、乳脂肪とイメージする人も多いですよね。“脂肪”ということから、太るというイメージにつながるのかもしれません。
しかし、牛乳には健康や美容のために素晴らしい栄養素が含まれています。
牛乳には、“ラクトフェリン”という栄養素が含まれています。近年、ラクトフェリンには脂肪の分解を促すはたらきがあるといわれています。内臓脂肪を減少させる効果が期待されているとのこと。
ラクトフェリンにはその他にもさまざまな効果があるといわれています。
ラクトフェリンとは、乳や涙、唾液、血液に存在するたんぱく質のことです。母乳にも含まれていて、赤ちゃんの健康のために必要な成分といわれています。
ラクトフェリンのはたらきは、以下のようなものがあります。
牛乳が健康や美容に良い理由は、ラクトフェリンが鍵といえますね。
ラクトフェリンには、鉄の吸収を調節するはたらきがあります。そのはたらきから、貧血を改善するはたらきが期待できます。
特に女性は鉄が不足しがちですよね。毎日コツコツと牛乳を飲むことで、貧血対策できるのは嬉しいですよね。
ラクトフェリンには、
というはたらきがあります。2つのはたらきで、腸内環境を整えることができます。
牛乳に含まれるビタミンAは、皮膚・粘膜などの細胞を健やかに保つはたらきがあります。また、牛乳にはビタミンB2も含まれていますが、ビタミンB2はニキビや吹き出物の予防にも効果的です。
乳糖は腸内の善玉菌のエサとなるため、腸内細菌のバランスを良くしてくれます。腸内環境が良くなると、便通も良くなり、便秘から生じる肌荒れを予防できます。
牛乳は、安眠効果があるといわれています。1mlあたり16~26ピコグラムのメラトニンが含まれています。量はかなり少量ですが、メラトニンにいは睡眠を促すはたらきがあります。
また、牛乳に豊富に含まれているカルシウムは、鎮静作用があります。興奮していたり、イライラしていても、落ち着くことができるわけですね!寝る前にぜひ牛乳を飲んで、リラックスして眠りたいものですね。
ラクトフェリンは熱に弱いため、牛乳だけでなくサプリメントや機能性食品を利用するのも良いでしょう。
また、継続することが何より大切です。自身が続けやすいもので、毎日コツコツと摂取しましょう!
1日に摂取したい牛乳の量は200ml、すなわちコップ1杯程度です。朝に飲むのも良いですし、寝る前にホットミルクにして飲むもの良いですね!
低脂肪牛乳は、人工的に脂肪を少なくすることでカロリーは抑えられます。しかし、その分満腹感も満足感も減ってしまうこともあります。
低脂肪牛乳を無理なく飲める人は、低脂肪牛乳でも良いですが、“飲みづらいな”と感じるようであれば、普通牛乳でも良いといえます。
温かいスープで、体の中からホッと一息つきましょう。
牛乳にレモン、はちみつを入れ、よく混ぜたら出来上がり!
牛乳とレモンを混ぜると、ラッシーのようになります。牛乳などカルシウムが豊富な食品にレモン汁を加えると、カルシウムの吸収率が上がると報告されています。
いかがでしたでしょうか。牛乳には魅力的な栄養素が豊富に含まれています。簡単レシピで、ぜひ牛乳を摂取してみてくださいね。