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あなたは今、体や心の不調に悩んでいませんか?
20代、30代女性は月のリズムに合わせたホルモンバランスの変化によって、日常生活に影響を及ぼす不調が出てしまいます。したがって、体と心の不調は月経前に起こり、月経がはじまると消える場合がほとんどという人も多いことでしょう。
月経前だから仕方がないと、不快な症状を抱えたまま生活していては、仕事やプライベートな時間に悪影響を与えます。
体力・気力共に充実している20代・30代だからこそ、毎日を楽しく過ごしたいもの。不調とどのように向き合えばよいかを考えてみましょう。
月のリズムの中であらわれる体や心の不調との付き合い方を知り、少しでも楽に過ごすにはどうしたら良いのでしょうか?不調を乗り切るためのヒントを紹介します。
不調と向き合うには、まず自分の体と心について知るのが大切です。手帳やカレンダーに体や心の変化を書き留めておきましょう。
月経開始日のほか、体や心にまつわるコトを記録します。「今日は頭痛がひどい」「やる気が起きなかった」「ニキビが1つできた」など、どんなことでも構いません。
記録を続けると、どんな時期にどんな症状が出るかがわかり、不調が起きやすい時期が予測できます。
頭痛が出るとわかっているなら、早めに鎮痛剤を飲んだり無理をせず早めに寝る、イライラが出るなら家でのんびりするなど対策が立てられるようになります。
体や心の不調を乗り切るには、自分なりのストレス解消法を見つけておくのが基本です。「楽しい」「うれしい」「ラクチン」など、ポジティブな気持ちになれる方法を見つけましょう。
【おすすめのストレス解消法】
仕事などで忙しいからと、手抜きの食事になっていると、心身の不調が起こりやすくなります。栄養バランスのとれた食事は、すこやかな心身をつくるためにかかせません。
エネルギー源になる糖質・脂質・たんぱく質、体の調子を整えるビタミン・ミネラルをバランスよく摂取しましょう。
特にビタミンとミネラルは、月のリズムの中で起きる体と心の不調に有用と言われています。その他、大豆イソフラボンもおすすめです。
自分のライフスタイルにあわせて、不足しがちな栄養素はサプリから補うのも良いでしょう。
どうしてもつらいときは、我慢せず休息をとりましょう。体や心がしんどいのに、我慢して仕事や家事をしても良いことはありません。仕事中に少しだけ休憩をはさむ、可能なら思い切って休むなど、しんどい状況を我慢しないようにしましょう。
日中、休めないときは早めに布団へ。眠る前にTVやスマホを見るのは、熟睡の妨げになりかねません。体と心の不調があるときこそ、デジタル機器から距離を置くようにしましょう。
「香り」は健康に良い影響を与えると言われています。実際、植物から抽出した香りの成分・精油を用いるアロマセラピーは、病気や何らかの不快な症状のケアに用いられています。
イライラにはラベンダーやカモミール、ゼラニウム、気持ちをリフレッシュしたいときにはペパーミントやレモングラスなどがおすすめです。
また、ハーブは古来より西洋で薬草として使われており、ハーブティーは心身を整えるのに有用です。布団に入る前にカモミールティーを飲めば、気持ちが落ち着いてぐっすり眠れますよ。
精油もハーブティーも種類が豊富なので、お気に入りの香り・味を探してみてください。
「生理前の不調なんて、病気じゃない」と我慢する人もいるかもしれません。しかし、月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)という症状名があります。
体や心の不調が毎月必ずあらわれる、日常生活に支障をきたすほどつらい場合は、医師に相談してくださいね。