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近年、さまざまなダイエット法があり、短期間で体重を減らすことも可能ですよね。しかし、体重だけ減って体脂肪が減っていないこともありますし、長期的にみると不健康であることもあります。また、ダイエットをやめた途端、リバウンドしてしまう、なんてことも。
健康的にダイエットするためには、精神力や忍耐強さも必要です。
マインドフルとは、自身の考え方や行動に注意を向ける、という心理的な状態を表します。要するに、自身のストレスやネガティブな思考を正しく捉えることで、自分自身を客観的に捉え、何か問題を解決したり、変化をもたらすのです。
ダイエットにおいては、「なぜ食べてしまったのだろう」「なぜ食べたいのだろう」など感じることがありますが、そうした自身の感情を客観的に捉え、正しくコントロールしていくのがマインドフルダイエットです。
ダイエットにおいてだけでなく、思考回路を良い方向に変えることは、長い人生、楽しく生きていく上で役立ちますよね。
ダイエット中、コントロールしづらい気持ちに対して、無意識でなく意識するセンサーを鍛えることです。例えば、いつも無意識に食べてしまうところを、「なぜ食べたいのか」と意識するのです。
ボディスキャンはマインドフルダイエットの基本となります。
マインドフルダイエットでは、お腹に意識を向けることが一番重要です。本当に体が空腹を感じているのか、見極めることが大切です。空腹に対するセンサーを高めましょう。
この流れを5分でおこないますが、あまり時間にとらわれすぎず、じっくりと体に向き合うことが大切です。朝・晩の2回、ボディスキャンをおこないましょう。時間が取れない場合は、仕事の合間でも効果があるとのこと。
ボディスキャンでは、空腹を見極めるだけでなく、体の不調に気づくこともできます。
例えば、「頭の奥が重い」「肩の筋肉に凝りを感じる」などの不快な感覚。仕事や人間関係で過緊張の状態であったり、ストレスや疲労がたまっていると、そのような不快な感覚を感じやすいとのこと。
そのような不快な感覚に対しては、静かに深く呼吸し、その部分に新鮮な空気を送るイメージをしてみましょう。深い呼吸は自律神経を整えるはたらきがあり、筋肉の緊張を緩め、血液の流れを良くします。呼吸によって、不快な感覚が消えていくことが多いといわれています。(痛みや、長く異変を感じている等の場合は、病院を受診しましょう)
マインドフルダイエットでは、食べる前に30秒、食前セレモニーをおこないます。
食習慣を改善するためには、このような「間」が大事といわれています。
食前セレモニーが終われば、食事を始めますが、食事だけに集中することが大切です。携帯電話やテレビを見ながらでは、なかなか食事に集中することができないため、「ながら食べ」は避けるように心がけましょう。
食べた後も、満足感を意識することが大切です。
ダイエット中は、「なぜ食べてしまうのだろう」と思うことが多いのではないでしょうか。マインドフルダイエットの食前セレモニーでも、「本当に食べたいかどうか」を見極めることが大切です。ダイエットを成功させるのは、食欲のコントロールともいえますよね。
本当にお腹が空いているわけではないのに、口さみしさで食べること、ありませんか?
「本当の空腹感」を感じるためには、
を実行するようにしましょう。
体に馴染むまでには2ヶ月ほどかかります。逆に、慣れると、本当に必要な量で十分満足できるということですね。
自分の心をコントロールして、食事に対する意識を根本的に変えると、効果を感じられるかもしれません。気になる人は、ぜひ試してみてくださいね!