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お惣菜やジュースなどの加工食品を購入したときに、エネルギーやたんぱく質の量が記載されているのを見たことがある人は多いのではないでしょうか。
原則として、以下の5項目。
を表示することが義務づけられています。(※一般用加工食品と一般用添加物)
任意で表示する栄養素は、その下に記載するというルールがあります。
ビタミンCが摂りたいのか、食物繊維が摂りたいのか、など自分が摂りたい栄養素を明確にすると、選びやすくなります。
原材料を確認しましょう!原材料は、「使用した重量の多いものから順に記載する」と定められています。食品添加物についても同じく、重量の多いものから順に記載するようになっています。
したがって、「どんな原料が多いのか」は原料の順番を見れば確認できます。
例えば、トマトベースの野菜ジュースなのか、にんじんベースの野菜ジュースなのか、などが確認できますよね!トマトベースであればリコピンやカリウムが豊富ですし、にんじんベースであればβカロテンが豊富です。
リコピン:悪玉コレステロールの酸化を抑制。血流を良くする
カリウム:体内の不要な水・塩分を体の外に出す
βカロテン:皮膚や粘膜を正常に保つ
このように、それぞれの持つはたらきに特徴があるため、目的に応じて、トマトベースなのかにんじんベースなのか選択してみましょう!
糖質が少ないタイプを選びましょう。糖質が多いと、血糖値を下げるためにインスリンが分泌され、余分な糖質は脂肪として溜め込まれてしまいます。
塩分が少ないタイプを選びましょう。食塩無添加タイプの野菜ジュースもあります。
食塩が添加されているため、味が美味しく感じることが多いです。野菜ジュースを飲みたいけれど、味が苦手…という人はおすすめ。また、脱水予防であえて食塩を摂りたい場合にも◎。
フルーツがミックスされているタイプがおすすめです。
運動する前に糖質を摂取していると、脂肪がエネルギーに変わりやすいといわれています。また、運動前なので消化に良いものが良いため、野菜ジュースは適していますね!
糖質オフ野菜ジュース以外のタイプがおすすめです。
運動により、筋肉に貯蓄されていたエネルギー(グリコーゲン)を消費します。したがって、運動後に糖質を補給すると疲労回復も早まります。たんぱく質だけ補給するのではなく、糖質も補給するのがポイント!
運動後30分以内に、糖質は「体重1kgあたり約0.7g」摂ると良いといわれています。例えば体重50kgの人であれば、約140kcal分の糖質を摂るとgood!
だいたい100~140kcalの野菜ジュースが多いので、運動後はたんぱく質とあわせて、紙パックタイプの野菜ジュースを1本飲むと良いでしょう。
食物繊維が多い野菜ジュースがおすすめです。野菜100%のものが良いでしょう。食物繊維は腸の調子を整えるはたらきの他、コレステロールなど不要なものを体の外に出すはたらきがあります。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類ありますが、不溶性食物繊維は野菜の絞りかすに多いため、野菜ジュースには少ないです。したがって、食事ではごぼうや大豆などの不溶性食物繊維が多い野菜を摂るようにしましょう。
代謝が良くなるといわれています。寝ている間に失われた水分を補給するために、まず白湯を飲んでから野菜ジュースを飲むようにしましょう。
野菜ジュースの糖質が脳のエネルギー源になるため、集中力を維持できます。甘いお菓子を食べるよりも、野菜ジュースを飲むほうが健康的にも良いかもしれません。
野菜100%のものは、血糖値の上昇を抑えると報告されています。特に、食事の30分前に飲むと効果的だとのこと。
例えば、
野菜ジュースと食事を一緒に摂ると、食事のたんぱく質や脂質が、野菜ジュースに含まれるビタミンやミネラルの吸収を助けてくれます。
前述した通り、食前や間食に摂るのももちろんOKです。ライフスタイルに合わせて、野菜ジュースを飲みましょう!
野菜から野菜ジュースに加工する段階で、加熱するために一部の栄養素が減少してしまいます。ビタミンCや食物繊維が減少することが多いですが、商品によって失われた栄養素を人工的に添加していることもあります。
野菜そのものを摂るに越したことはないので、野菜ジュースはあくまで「食事で不足した野菜を補う」ことを目的として飲むように心がけましょう。
甘いお菓子を食べる<野菜ジュース<野菜、と考えるのが良いでしょう。