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近年、流行している低GI食品。血糖値を上げにくい=太りにくいため、人気ですよね。
チーズも低GI食品です。GI値は30~33で、キノコや大豆と同じ数値!ダイエット中の人にも嬉しいですよね!
チーズには抗酸化作用があり、血液中の善玉コレステロールを緩やかに増やすはたらきがあります。コレステロールが血液中に過剰になると、血管を傷めてしまい、もろくなります。
血管を強く、若々しく保つと、体のすみずみの細胞まで血液を送り届けることができるため、アンチエイジングの効果もあります。
抗酸化作用は、いずれのチーズにもその作用は大なり小なりあるようです。特に、かび系・ウォッシュタイプのチーズは抗酸化作用が強いと報告されています。
塩分が気になる人は、低塩タイプのチーズもあるので、試してみましょう!
チーズは効率の良いカルシウム供給源です。チーズが熟成するときにできるCPP(カゼインホスホペプチド)は、カルシウムの吸収を高めます。
カルシウムは小腸で溶けた状態で吸収されますが、カルシウムは小腸では不溶性になり、吸収しにくくなってしまいます。CPPは小腸でカルシウムを溶けた状態に保つため、カルシウムの吸収率を上げてくれます。
チーズを大きく分けると、「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類に分けられ、ナチュラルチーズはさらに7種類のタイプがあります。
乳を乳酸菌や酵素のはたらきで固めて水分を減らしたもの。多くは、発酵熟成されています。
乳酸菌が生きているため、熟成とともに風味が変わるのが特徴。原料の乳の種類、製造方法、どんな微生物を使うかによっても味が変わります。
◎カッテージ、モッツァレラ、クリームチーズ、マスカルポーネなど。
軽い酸味、さわやかな風味が特長。乳に酸や酵素を加えて固め、熟成させないチーズ。
カッテージチーズはリンゴやぶどう、キウイなどにのせて食べるのがおすすめ。マスカルポーネチーズは、そのまま食べても、ナッツ類と一緒に食べるも良し。果物にも合い、パンにぬってもgood!
モッツァレラチーズはよくピザに使われていますが、トマトと食べるカプレーゼも美味しく食べられます。
◎カマンベール、ブリー、バラカ、サラヴァン、ブリヤ・サラヴァンなど。
白カビを表面に繁殖させてできるチーズ。白カビがチーズの中心部に向かって熟成を進めているタイプ。
カマンベールチーズはチーズフォンデュに向いています。ブリヤ・サヴァランはミルクの味わいがあるため、コーヒーにも合います。
◎リヴァロ、マンスティール、ポンレヴェックなど。
表面を塩水やビール・ワインで洗いながら熟成させたチーズ。匂いが強烈であることが多いタイプ。
表面は匂いが強烈ですが、中身はまろやかなので、野菜につけて食べたり、果物と一緒に食べるのがおすすめです。匂いが気になる場合は、チーズの外の皮をむいて中だけ食べてみても楽しめます。
◎バノン、ヴァランセ、サントモール、ピコドンなど。
名前の通り、山羊の乳を原料にしてできるチーズ。
ジャムをつけて食べても美味しいですし、果物にも合います。野菜につけて食べるときは香辛料を加えると良いでしょう。
◎ゴルゴンゾーラ、スティルトン、ババリアブルー、ロックフォールなど。
白カビと同じく、カビを使うチーズですが、チーズの中から熟成していきます。
塩分が多いため、そのままサラダに入れたり、パンと一緒に食べるのも良いです。ぶどう、洋梨など、果物と一緒に食べても合います。
◎カンタル、ゴーダ、サレール、フォンティーナ、マリボーなど。
チーズを作るときに、水分を少なくした、比較的硬いチーズです。ナチュラルチーズの中でも保存性が高く、おだやかに熟成が進みます。
くせが少ないため、チーズ初心者には食べやすいタイプのチーズです。グラタン、サンドイッチ、お酒のあてに向いています。
◎エダム、エメンタール、グリュイエール、チェダー、ミモレット、ラクレット。
チーズを作るときに、セミハードチーズよりさらに水分を少なくしたチーズです。硬く、濃厚な旨味が特徴。このタイプもおだやかに熟成が進みます。
調味料として使うのがおすすめです。例えば、スープやソース、粉にしてピザやサラダにかける、など。スパゲッティにも合います。
1種類または2種類以上のナチュラルチーズを混ぜ、加熱して溶かし、乳化させてできています。加熱することで熟成がストップするため、ナチュラルチーズに比べて風味は安定し、保存性が高いことが特徴。
そうした利点をいかして、スライスチーズや6Pチーズ、スティックタイプのチーズ、味付きのチーズに加工されています。そのまま食べても美味しいですし、スライスチーズはサンドイッチや豚肉巻きなどの料理にも使えます。
気になるチーズはありましたか?カルシウムの吸収を助け、骨粗鬆症予防にも良いチーズ。手軽に食べられるのも魅力の一つですね!ぜひ日常にチーズを取り入れてみてください。