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普段は熱いお湯で髪を洗っているという人も、ヘアカラーを長持ちさせたいならぬるま湯に変更しましょう。熱いお湯で洗うと、ヘアカラーの色素が抜けやすくなってしまいます。ぬるま湯の温度は38度がベストです。
ぬるま湯で洗うのがポイントなのですが、ヘアカラーをした当日は、出来るだけ髪を洗わないようにしましょう。色素が定着するまでには時間がかかるので、それまでに洗ってしまうと、色素が流れやすくなってしまいます。
ヘアカラーを長持ちさせるには、シャンプーの種類も大切です。まずはしっかりとぬるま湯で湯洗いし、シャンプーの量が少なくてすむようにしましょう。
シャンプーの種類は、硫酸系のものではなく、アミノ酸系のものにするのがおすすめです。シャンプーのパッケージの裏面を確認し、ココイルグルタミン酸Naやラウロイルグルタミン酸Na、ココイルメチルアラニンNaなどと書かれているものはアミノ酸系のシャンプーになります。
硫酸系のシャンプーで洗ってしまうと、洗浄力が強いため、ヘアカラーが抜けやすいだけでなく、髪もダメージしやすくなってしまうので注意が必要です。
ヘアカラーを長持ちさせたい場合に、一番ベストなのはヘアカラー専用のシャンプーを使用することです。優しい成分で洗うことができたり、髪のダメージを防いでくれるものもあります。
アッシュ系にはシルバーシャンプー、暖色系にはピンクシャンプーなどといったカラーシャンプーもおすすめです。コスパ的に難しいという人は、髪を染めてから1週間使用するだけでも、色持ちがよくなりますよ。
髪が濡れた状態というのは、髪の表面のキューティクルが開いている状態なので、ヘアカラーの色素が流れやすいのです。そのため、濡れている髪を放置したりすると、ヘアカラーの色素が抜けてしまいます。
そうならないように、お風呂から上がったら、いち早く髪をドライヤーで乾かしましょう。ヘアカラーの色持ちを考えるなら、髪が濡れた状態で長く湯船に浸かることや、ヘアトリートメントで時間を置くことは避けてくださいね。
髪が乾いたら、必要以上に熱風を当てないことも重要です。8割くらい乾いたら、冷風に切り替えて乾かしてみましょう。髪のおさまりもよくなりますよ。
アウトバストリートメントというのは、洗い流さないトリートメントのことです。ドライヤーを使用する前に、必ず使用するようにしましょう。ヘアカラーの色素は熱や紫外線に弱いです。アウトバストリートメントは、髪をドライヤーの熱ダメージから保護してくれたり、紫外線をブロックしたりする役割があります。
髪を乾かし終わった後にも、少量つけることもおすすめです。ヘアケアアイテムの中には、スプレーをして紫外線をブロックしてくれるものもあります。そういったものを活用するのもいいですね。
ヘアスタイルをセットするときに、ワックスやスプレーを使用する方も多いと思います。ヘアカラーを長持ちさせたい場合は、必要以上にスタイリング剤を使わないようにしましょう。
使用するスタイリング剤が多くなると、その分洗い流しの時間やシャンプーの量が増えてしまいます。そうなると、髪がダメージしやすくなり、ヘアカラーの色素が流れてしまいます。
なので、いつもよりも少し軽めのセットを心がけましょう。特に、ヘアスタイルをキープするために使うハードスプレーなどは避けたほうが良いです。
ヘアアイロンなども、出来るだけ使用を控えるほうが良いですが、止むを得ず使用する場合は、必ず保護するヘアケア剤をつけましょう。
ヘアカラーを長持ちさせるために出来ること、気をつけるべきことを紹介しました。どれも、家で簡単に出来ることばかりです。少し意識をして髪を扱うことで、ヘアカラーは長持ちします。
せっかく綺麗に染めたヘアカラー。今回紹介したことを実践し、少しでも長く綺麗なヘアカラーを楽しんでくださいね!