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まだ年若いあなた、33歳よりも大人のあなた、私と同い年のあなた…皆さんは「33歳」と聞くと、どのような印象を持つでしょうか。多種多様な生き方が認められ出しているとはいえ、やっぱり世間では、30代以上の女性のことを差別する風潮が色濃く残っていると、私は感じています。
30代の女性個人がインターネット上で「BBA」「婆」などと書かれていたり、未婚の場合は自分より年上の独身男性から「男の30代独身はまだまだモテるしこれからだけど、女はやばいよ」などと謎の差別を受けたりと、何かと傷つけられている私たち。
また、このような分かりやすい差別とは別に、未婚女性は友達のお子さんから、子供や旦那さんがいないことを疑問視したような、無邪気な言葉を投げかけられることも良くあります。これって、お子さんには全く罪はないけれど、世間の風潮が純粋な疑問を持たせているのだと、良くわかる例。反対にお子さんがいる方の場合「お母さんなのだからこうすべき」というような小言を言われ、美を追求すると嫌な顔をされることもあるそう。
つまりは、年相応でいると「婆」と言われ、美しくいようとすると「小言」を言われるわけですね。あれ?この矛盾、前も書いたような…?
では、そんな私と同い年、1986年生まれの人って実際問題どういう人たちなのでしょうか?寅年生まれ・人生3度目のゾロ目を今年迎える面々は、
沢尻エリカさん、杏さん、長谷川潤さん、北川景子さん、紗栄子さん、田中みな実さん、石原さとみさん
と、美しすぎる方ばかり。あれ?もしかして「黄金世代」?!
どうです?彼女たちを見て、本当に「おばさん」と思いますか?彼女たちより年若く、33歳を「おばさん」とバカにしてる女の子たち!彼女たちの隣に並べますか?また、彼女たちは美しくいることが仕事の為、一般人とはやや見方が変わるかもしれませんが、そんなフィルターをなくしても、彼女たちが美を追求する姿って、中途半端ではなく突き抜けているから、小言の言いようもないと思いません?
そう!つまり、女性のことを年齢のみで評価することは到底不可能!!また、年齢って、生まれ育ち・努力…とは一切関係なく、全生物が平等に重ねるものなので、そこを卑下したり、悪口の対象にしたりするのは、実にくだらないことだと私個人は考えます。
上記のように述べると、「いやいや。彼女たちは芸能人ですよ。それもトップクラスの。彼女たちは特別で、一般の33歳はおばさんですから。認めましょうよ」なんて突っ込みの嵐が聞こえてきそう。むしろ「芸能人と同じ枠で考えているポジティブな婆」なんて言われそう。まだまだ世間一般では「年齢を重ねても美しくいたい」という発想を否定する人もいますね(そういう人に限って老けたら老けたで文句を…あ、またこのループです)。
もちろん、彼女たちは生まれたときから美しい上に、努力の度合いも私たち一般人とは違うってことはわかってますよ。遺伝子・骨格レベルで美しく、さらには見られる仕事であることによる意識の違い、プロのヘアメイクやスタイリスト、パーソナルトレーナー…などがプロデュースをしていることなど、全てにおいて、我々とは違います。
ですが、同じ年に同じ性別で生を受けた者同士。なんらかの、同じ条件だってあるはず。そして、上記以外にも、彼女たちが美しい理由はあり、それは、私たちでも真似できることのはず。
というのも、彼女たちの美しさの本質って、見た目の均整よりなにより、「努力をしたことによる根拠のある自信」「毎日が充実をしていることによる輝き」など、内から溢れることだと思うんです。
当たり前に「ありのまま」「欲望に素直」な姿を「おばさん扱いするな!」なんて言っていません。そこまで図々しくはないですし、そういった方のことは同じ30代女性の私ですら、さすがに「おばさん」と感じてしまいます。だけど、芸能人に負けないくらい、自分の中で最高の努力をし「綺麗でいたい」と願う女性たちに対し、罵声や小言を浴びせるのは、ちょっと納得ができません。
「可愛くなりたい」って気持ちを持ち続けて何が悪いの?死ぬまで女でいるのって、そんなに悪いこと?今や、一般人も自己表現を自由に行うのが当たり前。別に「綺麗でいることが仕事」でなくたって、綺麗を追求して良いんです!それに対して小言を言う人など、放っておいて勝手に老けてもらいましょう。
さて、つらつらと盛大な小言をぶちまけた私ですが、実際問題、どんな33歳になりたいのか。
もうお分かりの通り、今年も全力で「美」と向き合い、スキンケア・ヘアケア・メイクアップ・ボディケア…に勤しむ人であり続けたい!常に「ライバルは昨日の自分」、「目標は今が1番美しい」ことです。
そしてそれを叶えるためには、過度な美容への依存心を持たず、日々を楽しむこと!20代と比較すると、色々と悲しい変化が尽きないけれど、そこは素直に受け入れて、今の自分を全力で楽しみながら、「自分史上最高」を更新し続けたいと思っています。
今年も素敵な「大人の女性」を目指し、年相応の楽しみと美しさを極める。それこそが理想の生き方であり、理想の33歳をつくると信じているから。