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夏は涼しげなメイクがトレンドになりやすいもの。ブルーやグリーン、ホワイト系など、寒色寄りのカラーメイクに挑戦する方のほうが多いようですが、実は夏こそおすすめの暖色系メイクがあるんです。
それは、オレンジメイク。
夏に旬を迎える柑橘類みたいな、ジューシーなオレンジを基調としたメイクは、夏のファッションに合わせても違和感なく馴染みます。ラメやグリッター、シアーな発色のアイテムが多い季節なので、それらを上手に組み合わせれば暖色でも涼しげで爽やかな仕上がりに。
しかも、オレンジは私たち日本人の肌に馴染みやすいカラー。イエベ・ブルベを問わず肌を美しく見せて、完熟した果実みたいにヘルシーでヌーディな印象に!
オレンジを夏のメイクに取り入れるには、ちょっとした工夫が必要。あたたかい印象になりすぎないように、夏ならではのオレンジメイクに仕上げちゃいましょう。
夏のオレンジメイクでまず大事になるのがチーク。しっかりめのオレンジチークは抵抗がある……という方は、肌の血色に近いテラコッタ系のカラーをチョイスするのがおすすめです。
テラコッタチークは赤みとブラウンが強めの発色なので、肌にナチュラルな血色を与えてくれます。頬の一番高くなる部分にふんわりと淡くのせて、ポイントメイクを邪魔せずにヘルシーな血色感をプラス。
ここで大事なのが、パール入りのチークを使うこと。秋冬に流行ったようなマットなテラコッタオレンジチークだと、どうしても秋冬っぽさが抜けません。秋冬に余ったオレンジチークを使いたいと思ったなら、パール入りのハイライターなどを薄く重ねて透明感を与えましょう。
アイメイクには元気いっぱいのオレンジと、大人っぽさをプラスするブラウンを組み合わせて。ラメ入りのオレンジを単色使いでアイホールに塗ったら、目のキワにアイライン風にブラウンをスッと引きましょう。
アイカラーに取り入れるオレンジは、黄色みの強いイエローオレンジがおすすめ。大人っぽく仕上がりながらも、透明感あるジューシーな目もとを演出できます。シックなブラウンラインとの相性も抜群で、まるでオレンジピール入りのチョコレートみたいなスイートな瞳に!
リップメイクはジューシーなオレンジメイクの最大のポイント。ここで活躍するのが、秋冬に活躍してくれたマットなオレンジリップです。使いきれずにメイクポーチやドレッサーに忘れられているリップがあったなら、今年の夏こそ活躍させちゃいましょう。
マットなオレンジリップをぽんぽんと唇の内側寄りの部分にだけのせるように塗ったら、上からシアーなタイプの淡いオレンジ系のリップを重ねます。リップグロスでもOKですが、より大人っぽく自然なツヤ感に仕上げたいならシアーリップがおすすめ。
透けるような印象のオレンジを重ねるだけで、簡単に涼しげなグラデーションリップの完成!柑橘系フルーツみたいな、瑞々しくて可愛い唇に仕上げてくれます。
果物のようなネーミングがおいしそうでおしゃれな、SUQUUのオレンジチーク。自然なカラーのチークとハイライターが一緒になっているので、ブラシでひと塗りするだけで活き活きとしたメリハリある表情に仕上げてくれます。
ピンク寄りのオレンジカラーなので、オレンジチークを使ったことがないという方でも試しやすいのが嬉しいところ。ふわりと優しい印象にも、じんわりと滲み出すようなセクシーな血色感にも仕上げられるので、夏のメイクに1つはあると便利!
人気のテラコッタとグリーンの組み合わせが、大人っぽくて個性的なセルヴォークのアイパレット。アイメイクに必要なカラーが全て揃っているので、テクニックなしでも目もとに立体的な陰影を作ることができるのが魅力的。
しっとりとした発色のテラコッタオレンジをパール入りのグリーンで引き締めたら、一瞬でハンサムな夏の主役級アイメイクが完成!
ロマンチックな名前が目を引く、RMKのマットリップ。夏の夕陽のようなノスタルジックで雰囲気のあるオレンジを唇にのせれば、誰もが振り向く魅力的な表情を作ってくれます。
明るいオレンジながらオトナ女子の肌に馴染みやすい自然な発色なので、夏によく似合う爽やかな仕上がりに。ちょっぴり刺激的で健康的なセクシーさを演出してくれるオレンジリップを手に入れれば、その瞬間から夏が始まりそう!
オレンジ色というと、どうしても派手なイメージが強くなりがち。でも、メイクでの使い方やカラーのニュアンスをしっかり選べば、オトナ女子でも気軽にチャレンジすることができるカラーなんです。
まだまだ梅雨の気配を感じる毎日ですが、日差しの強さは夏の訪れを感じる季節。もうすぐそこに迫る真夏の太陽に身を任せて、たまには柑橘フルーツみたいなジューシーオレンジメイクにチャレンジするのも素敵かも。
爽やかなオレンジを身にまとったら、今年の夏の主役はきっとあなたで間違いなしですよ!