- 週間ランキング
治るまでの時間、意外とストレスがたまる口内炎。どんな原因で、口内炎ができるのでしょうか?
特に口内炎は女性にできやすいといわれていますが、女性ホルモンが関係しているためです。
ビタミンB6は女性ホルモンに関係するビタミンなので、女性は口内炎ができやすいといわれています。
口を噛んでしまったとき、「口内炎になるかも」と自覚することが多いのではないでしょうか。
本来、少しくらい口の中に傷ができてもすぐに治ります。しかし、ストレスや唾液の量が少なくなっていると、傷の部分に細菌が繁殖してしまいます。そして、炎症を起こし、口内炎ができます。
ストレスを感じていると、自律神経を乱し、その結果、免疫力が低下します。すると、いつもなら炎症を起こさないような少しの傷でも炎症を起こし、口内炎になることがあります。
また、ストレスはビタミンB2が小腸から吸収されるのを妨げます。その結果、ビタミンB2が不足し、口内炎の原因になります。
睡眠は、疲労を回復させます。睡眠不足が続くと、口の中の新陳代謝がうまくできなくなり、粘膜が荒れてしまいます。
例えば、歯を磨かずに寝てしまうことが多い、などが原因です。
たばこに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。すなわち、体のさまざまな部分で、血液量が足りない状態になります。口の粘膜は、特にニコチンの影響を受けやすく、「ニコチン性口内炎」ともよばれます。
また、たばこを吸う人は、歯石が作られやすいことや、たばこの煙によって口の中が乾燥することなども、口内炎ができる原因です。
たばこが原因の口内炎は、がんの発生リスクがあると指摘されています。
口内炎ができる場所にもよりますが、とにかく口の中が痛い!また、味の濃いものを食べるとしみますよね。
せっかくの美味しい食事も、口内炎で美味しさが半減してしまいます。
口内炎ができている=口の中の環境が万全ではない、ということです。
例えば、ストレス、口の中の不衛生、唾液が少ない…など。口内炎が痛くても、歯磨きやマウスウォッシュを怠らず、清潔にするようにしましょう。
また、唾液が出にくいと、口の中が乾燥します。唾液には抗菌作用があるので、口臭対策に効果的ですが、「食事を抜く」などすると、その分、唾液の量は減ります。
口臭は、「食事をあまり摂らない」など、生活習慣も関係しているので、要注意です。
同じ場所に口内炎が発生することもしばしば。口内炎ができる原因が改善されていないことが原因です。栄養状態、睡眠の状態を今一度、振り返ってみましょう。
通常は1~2週間程度で治るので、それ以上続く場合は要注意。病院で診察してもらうことも考えましょう。
皮膚や粘膜を正常に保つはたらきがあります。
食材でビタミンAが多いのは、
などです。
皮膚、粘膜を保護するはたらきがあります。また、たんぱく質や脂質を体内でエネルギーに変えるはたらきがあります。
口の中の組織は、とても代謝が早いので、ビタミンB2が不足すると口内炎が起こりやすくなります。
ビタミンB2が多い食品は、
などです。
傷・炎症を治すはたらきがあります。また、口内炎を根本的に治すために必要な「免疫力」をアップさせます。
などに豊富です。
人によって、適切な睡眠時間は異なりますが、厚生労働省の「睡眠指針」では、6~8時間ほどが適切な睡眠時間と考えられています。
免疫力があれば、少々の傷でも炎症を起こさずに済みます。
腸内環境と免疫力は密に関係していることが分かってきました。ヨーグルトなどの乳製品、オリゴ糖は腸内環境をととのえ、青魚類に含まれるEPAやDHAは炎症を抑えるはたらきもあります。
「免疫力を高める」というと、ビタミンやミネラル類に注目が集まりがちですが、たんぱく質など、筋肉をつくる材料もしっかり摂るようにしましょう。
筋肉量が減ると、体温が落ち、血流も悪くなり、免疫力が低下してしまうことも。
口の中の乾燥は、唾液の量を低下させてしまいます。マウスジェルなどの保湿剤などで、潤いを保つようにしましょう!
口内炎があると、痛みがあるので歯磨きしづらいですよね。しかし、余計に雑菌が繁殖してしまうので、食事後の歯磨きは必ずするようにしましょう。
口内炎は、痛みで不快なだけでなく、口臭の原因になることもあります。せっかくの食事も、美味しく食べられないことも。
普段から食事だけでなく生活習慣を整え、口の中も美しくありたいものですね!