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誰もが一度は経験したことがある顔のむくみ。目元が腫れぼったい・顔が一回り大きく見えるなど、朝、鏡をみて顔にむくみがあるとブルーな気持ちになってしまいますよね。
そんな顔のむくみが、実は顔のたるみの原因になることをご存知でしたか?
“顔のたるみ研究所”(ドクターシーラボ監修)が行った「顔のむくみ」に関するアンケート(対象:20~70代734名)によると、顔のむくみがたるみの原因になることを知らなかった人は約9割。
それでは、多くの人が知らない顔のむくみとたるみは、どのような関係があるのでしょうか。
顔のむくみは肌の内部に多く水分がたまった状態です。時間とともに解消するので、顔がむくんでいても放置してしまいがち。しかし、余分な水分の重みで顔の皮膚が下垂して、顔全体がたるむ原因になってしまうのです。
顔のむくみで顔のたるみを引き起こさないためにも、まずは顔がむくむ原因をきちんと理解しておきましょう。
血液の流れやリンパ管の流れが滞ると、本来は体をめぐるはずの水分が細胞間にたまって、顔のむくみを引き起こします。血液の流れが滞る理由は、いくつか考えられます。
顔のむくみの根本的な原因を作らないように、生活習慣を見直すことが大切です。
アルコールには利尿作用があり、体内の水分が体外へ排出されやすくなります。体内の水分が失われるのを防ぐため、細胞が水分をため込もうとするので、むくみが生じると言われています。
また、水分が失われれば喉が渇きます。細胞は水分をため込むモードになっているところに、のどが渇いて水分を摂取するため顔がむくみやすくなります。
塩分を多く摂取すると、血液内のナトリウム濃度が増えます。血液内のナトリウム濃度を戻すために、細胞内の水分が血液に移動。すると、細胞は水分が失われないように水分をため込もうとします。
その状態で、「早くナトリウム濃度を正常にしなければ」と身体は水分を欲しがります。のどが渇いて摂取した水分を細胞がため込むために、顔がむくむと言われています。
長時間立ちっぱなしだと、夕方に足がパンパンにむくんでしまいますよね。長時間立っていたために、水分が足元にたまるのが原因です。
「逆立ちして長時間過ごすことはないから、同じ姿勢で顔はむくまないでしょう」と思うのは早計です。夜寝ているとき、顔と足は同じ高さにあります。そのため、体全体に水分がたまりやすくなり、顔がむくんでしまう場合があります。
どんなに気を使っていても、どうしても顔がむくんでしまうことはありますよね。朝、顔がむくんでいても、布団から起きて活動を開始すれば、時間の経過とともにむくみは解消します。
しかし、顔のたるみにつながるむくみは放置せずに、きちんとケアをしておきましょう。
むくみは、水分や老廃物が皮膚の下に滞っているため生じています。マッサージで水分などの巡りを促すのは、むくみ解消に有用です。肌に摩擦ダメージを与えないように、クリームやオイルなどを塗ってから行ってくださいね。
短時間でできるお手軽マッサージですが、むくみでぼやけたフェイスラインがすっきりします。
顔の筋肉を動かすと、血液の流れが良くなるためむくみの解消におすすめです。「あいうえお体操」でしっかり顔全体の筋肉を動かしておきましょう。
やり方は、あ・い・う・え・おを発声する表情を、大げさにおこないます。
あいうえお体操は、顔のたるみににもおすすめの体操。特にほうれい線が気になる人は、むくみが無くても毎朝取り入れましょう。
朝起きて「しまった!むくんでる」と慌てないためにも、むくみを寄せ付けない生活習慣を意識しましょう。
具体的にしたいアクションは、以下を参考にしてください。
少しの心がけが、むくみ予防には大切です。また、もしむくんでしまっても、ストレッチなどで早めに解消できます。
むくみを放置せず、たるみのない若々しい印象の肌を守りましょう。