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数年前に発売されて以降、ずっと人気が続いているティントリップ。発色が良くて落ちにくいことから、塗り直しがしにくい仕事中やデートのシーンなどに最適です。
あまりにも使い心地が良くて、さまざまなカラーを揃えている人も多いようです。
その反面、メイクを落とした後に「ちゃんと落とせているかな?」と、ふと心配になっていませんか?
そこで今回はティントリップの落とし方と、おすすめクレンジングアイテムをお教えします。
コスメコンシェルジュの筆者ですが、「ティントリップはすごく便利だから毎日使っているけど、どうして食べたり飲んだりしても色落ちしないの?」と聞かれることが多々あります。
その理由は落ちにくいリップと、落としやすいリップでは、使っている着色剤が違うから。
着色剤とはメイク用品に含まれている原料で、リップ以外にもチークやファンデーションなどにも使用されています。
着色剤には「顔料」と「染料」があり、ティントリップには染料が含まれています。
染料は角質に染着をすることで発色がとても良くて、しかも落ちにくいという、私たちの希望を叶えているのです。
唇は頬などと違って、空気の乾燥や、ほんの少しの摩擦で、すぐに皮剥けしませんか?
その理由は唇の皮膚の構造。皮膚には皮脂腺がありますが、唇にはほぼ無くて、皮膚と言うよりは粘膜に近い存在です。
実際に自分の唇を触ってみたら、確かに他の皮膚とは違う感触がしませんか?粘膜と言われれば納得ですね。
そして角質層も薄いので水分を保つことが難しいから、すぐにかさついてしまったり、皮剥けなどのトラブルを抱えてしまいます。
唇の皮膚はとってもデリケート。ティントリップを落としたいからと言って、ゴシゴシとこするのはNGです。
それでは次の章からは、クレンジングアイテムを使った落とし方をご紹介していきます。
さまざまなクレンジングアイテムが発売されていますが、中でもオイルの洗浄力は抜群ですね。
普段はジェルやミルクタイプで落としていても、しっかりメイクを落としたい時に使うから持っているという人も多いようです。
クレンジングオイルを使用してティントリップを落とす時のコツは、顔全体を一気にクレンジングするのではなく、唇だけを先にオフすること。
洗面所などの鏡の前で、ちゃんと落ちているか確認しながら落としましょう。
落とす手順は、
です。
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DHCの看板商品のひとつ「薬用ディープクレンジングオイル」。バージンオリーブオイルに天然成分(ローズマリー等)が配合してあり、クレンジング力だけではなく、肌に優しいのが特徴です。
ポイントメイクもすっきりと落とせることから、1995年に発売されて以降ずっと愛され続けています。
DHC 薬用ディープクレンジングオイル 120ml/1,486円 200ml/2,477円(税抜)
ティントリップ専用のリムーバーがあるのをご存じですか?専用の商品なのであっという間にオフ出来て、さらにケア成分も配合。
オフ後の唇をつるんと滑らかに整えてくれるから、翌日のメイクが楽しみになります。
ティントリップが大人気のエチュードハウス。「オールフィニッシュ リップティントリムーバー」は、落ちにくいリップ専用のクレンジングアイテムです。
使い方は、
で、クレンジング完了です。
ジェル状だから唇のシワの落としにくい色素も難なくキャッチ!保湿成分のシアバターが配合してあり、落とした後の唇もいたわってくれます。
エチュードハウス オールフィニッシュ リップティントリムーバー 15ml/600円(税抜)
シュウ ウエムラが今年1月1日に発売した「リセット ティントリップ リムーバー」は、ワンステップで、落とす、角質ケア、潤す、を叶える3 in 1。
ザラつきがちな角質までオフ出来るから、早くも大人気商品になっています。
使い方は、
メイクオフとしてだけではなく、リップメイク前の角質ケアとして使うのもおすすめです。
シュウ ウエムラ リセット ティントリップ リムーバー 30ml/3,200円(税抜)
いかがでしたか?
ご紹介したアイテムを使えば、ティントリップのクレンジングが簡単・確実に行えます。
ティントリップを塗った日は、きちんとオフすることが美しい唇への近道です。デリケートな唇を守りながら、リップメイクを楽しみましょう!