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日焼けは、老化原因の8割を占めると言われている光老化(シミ・しわ・たるみ・老人性イボ・皮膚がん…)を起こすため、未来の美肌と健康を意識した場合、絶対にケアしたい事柄。だけど、「絶対に紫外線を浴びない」と意気込んで室内に引きこもるのはナンセンス。“日焼け止め”は「日焼けを防ぎたいけれど、太陽とも楽しく付き合いたい」と考える人にとって、強い味方となるもの。
年々紫外線が増加していることに加え、世界でもトップクラスの高温多湿と言われる日本の夏。このような過酷環境で生きる私たちにとって日焼け止めはもはや、特別な日のみでなく、日常的な使用が当たり前となりました。
だけど一方で、“塗っても焼ける”と思ったことはないですか?実はこれ、アウタースキン研究所の調査によると、8割以上の方が経験したことがあるのだそう。それは一体、なぜなのでしょうか。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、医師博士、銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生によると、国内最高レベル<SPF50+・PA++++>の日焼け止めを塗っても焼けてしまう原因は、大きく分けると、
の4つだそう。
日焼け止めは、いわゆる「パール粒大」の薄付きでは、記載された数値通りの効果を出すことができないため、たっぷりと塗る必要があるとのこと。最低でも、100円玉大を取り、二度塗りを行って。2~3時間に1度の塗り直しも不可欠です。
また、日焼け止めが塗れていないところ(塗り忘れ・塗りムラ・汗・皮脂や擦れによる落ち)は、当然日焼けしてしまいます。そのため、忘れやすい耳・目周り・腕の後ろ・首・デコルテ・足の甲・そで周り・うなじ・あご下は塗り残しに注意が必要。「家を出るときはダウンへアだったのに、出先で暑くて髪を結んだ」際は、耳や首の後ろ・肩へ日焼け止めを塗るのを忘れずに。
汗などで落ちやすい額・鼻・頬骨は、塗り直しする際に注力すべき。
近年、軽いつけ心地で人気を博している、ウォーターベース(ジェル)タイプの日焼け止めは、その表面の状態を観察すると、ミクロレベルで日焼け止め剤が肌に不均一に分布していることがわかりました。これらによって生じる「スキマ」が日焼けの要因になっていることが考えられます。
この状況をふまえて花王が開発したのが、UV防御カプセルを配合した花王独自の「ミクロディフェンス処方」。水相で生じるミクロレベルの隙間発生を防ぎ、「スキマリスク」とは無縁の紫外線対策を可能に。
また、汗・水やこすれへの耐久性を飛躍的に高める技術「タフブーストTech」も開発し、どんなに塗り方や塗る量に気を付けても起きてしまう「落ちる」や、高温多湿な過酷な環境へと立ち向かいます。
セミナー後半には、直射日光・ビーチに反射する光…と過酷な環境下で頑張るプロビーチバレー選手・坂口佳穂さんが登場。現在23歳の彼女は、「毎日紫外線を浴びるので、日焼け止めは大切。将来シミやシワになるのが不安」と話します。そのため、2、3日に1本使い切るほど、日焼け止めヘビーユーザーなのだそう。
これまでの日焼け止め悩みについて聞かれると、「焼けやすい体質なのみでなく、汗やシャワーで日焼け止めが落ちてしまって…鼻の下をこするくせがあるので、そこが特に取れてしまい、焼けてしまっていました」とのこと。しかし、「『ビオレUV アスリズム』を使用したところ、日焼けをこれまでより防げるようになりました」と喜びの報告。
過酷な環境下で頑張る坂口さんの日焼けを防げるとは、なんと頼もしいのでしょうか。この日焼け止めを正しい塗り方・量で塗布すれば、太陽の下で思いっきり楽しんでも、美白キープが叶うかも?!
2019年2月9日 改良新発売/新発売