最近は趣味や仕事が優先で、睡眠を疎かにしている人が増えているようです。疎かにすると、睡眠時間だけではなく睡眠の質も低下してしまうので、ダイエット効果も薄くなってしまうといわれています。


そこで今回は「良質な睡眠で痩せやすい体質」になれる理由と、睡眠の質を下げるNG習慣、筋トレとの関係をご紹介します。


ダイエット効果がでない原因は睡眠かも


出典:GODMake.

ダイエットの目的は身体を引き締めることや体重を減らすことです。その方法は食事制限や有酸素運動、筋トレなど人それぞれ違います。しかしどのダイエットも「睡眠の質」が悪いと効果が落ちてしまう事はご存知でしょうか?


ダイエットと睡眠の質は無関係のように思えるかもしれませんが、実はかなり重要な関係です。はたしてその重要な関係とはどういうことなのでしょうか?そのカギを握っているのはどうやら「ホルモン」のようです。


ダイエットのカギはホルモンだった


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世の中には食べているのに太りにくい人、すぐに太ってしまう人がいます。原因はいろいろありますが、「睡眠の質」が大きく関係しているのかもしれません。


睡眠中には「ホルモン」が分泌して身体の調整をしてくれます。そのため睡眠時間が短いときや眠りが浅いときなどは、ホルモンバランスが崩れてダイエットに悪影響がでるそうです。


ここでホルモンについてご説明します。


1. 成長ホルモン


眠りに入ってから3時間以内に分泌されます。主な役割は「細胞の回復」「筋肉の成長」「代謝の促進」です。


ダイエットや美容には欠かせない成長ホルモンですが、「深い眠り」のときにしか分泌されません。つまり浅い眠りや極端に睡眠時間が短い人は眠りを改善しなければ、ダイエットの効果が薄くなってしまうのです。


2. コルチゾール


眠りが浅くなっているタイミングで分泌されます。主な役割は「脂肪の分解」です。睡眠中でも身体はエネルギーが必要なので、コルチゾールが脂肪を分解してエネルギーにかえます。


なお、胃に食べ物が残っているとエネルギーが足りてしまうので、コルチゾールが分泌されなくなるそうです。寝る前の食事は気をつけてくださいね!


3. レプチン


役割は脳に「満腹信号」を送ることです。この働きによって私達は食欲のコントロールができるようになります。しかし睡眠時間が5時間未満だとレプチンの分泌量が15%ほど減ってしまううえに、食欲を増進させる「グレリン」が15%増えるそうです。


つまり寝不足だとお腹が空いてしょうがなくなってしまうということになります。


4. グレリン


役割は脳に「空腹」を伝えることです。寝不足になると分泌量が増えて食欲が増してしまうので、ダイエット中でも暴飲暴食に繋がる可能性が高くなります。また、寝不足だけではなく夜更かしでも分泌されるので、寝る前なのにお腹が空いて我慢できなくなってしまうかもしれません。早めに寝るようにしましょう!


このことから睡眠の質が悪いと、「脂肪が分解されない」「食欲がコントロールできない」といったことが発生する可能性が高くなるようですね。


睡眠の質を下げる原因


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良質な睡眠をとるには、睡眠の質を下げる原因を取り除かなければなりません。ここでよくある睡眠の質を下げる原因をご紹介します。


1. 就寝前の食事


胃に食べ物が残っている状態では、コルチゾールが脂肪を分解してくれませんので太りやすくなります。最低でも就寝3時間前までには食事を終えましょう。


2. 晩酌


酔うと眠くなるのですが、睡眠は浅くなり途中で目が覚めやすくなります。飲まないのが一番ですが、やめられない場合は就寝の4~6時間前までに終えるといいでしょう。


3. 入浴のタイミング


人間は体温が上昇して下がってきたときに眠気を感じるようにできています。一番良いタイミングは就寝の1~2時間前の入浴がいいでしょう。直前に入ってしまうと興奮作用で最初の眠りが浅くなり、成長ホルモンの分泌が期待できなくなるかもしれません。


4. 就寝起床時間


平日と休日でバラバラになっていませんか?人間には体内時計があるので、いつも同じリズムで就寝起床をしたほうが、毎日の眠りが安定します。ホルモンも乱れやすくなるので注意してくださいね!


5. 就寝前の運動


運動後は脳が興奮状態になるので、最初の眠りが浅くなってしまいます。遅くても就寝の2時間前までには終えてください。


6. 寝スマホ


これはよく言われていることですね。ブルーライトの影響で脳が覚醒するので避けましょう。


しかしこの時間を楽しんでいる人にとってはストレスの原因になりますので、最初は完全にやめるのではなく、まずは頭で考える必要があることは止めましょう。例えば、メールやSNSなど文章を作る作業は脳を活発にしてしまうので注意してくださいね。


筋トレにも関係あり?


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筋トレは筋繊維を破壊して回復することで成長することができます。しかし、睡眠の質が悪いと成長ホルモンの分泌が減ってしまうので、筋肉の回復や合成が遅れてしまうのです。回復が遅れてしまうと筋肉が破壊されたままになり、だんだんと小さくなってしまうかもしれません。


もちろん筋トレをしない人でも筋肉は消耗しているので同じことが言えます。筋トレを無駄にしないためにも、睡眠にこだわってみてはいかがでしょうか!


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睡眠がどれだけダイエットをする上で重要なのかをご説明しました。とはいえ、いくら睡眠の質を上げたくてもいきなり普段の生活習慣をかえると逆にストレスにより質が下がる可能性もあるので、自分の生活リズムに合わせて少しずつ見直してみるといいかもしれません。


それでは良質な睡眠を意識して、これからもダイエットに励んでくださいね!


情報提供元: GODMake
記事名:「 ダイエットにも関係あり!?良質な睡眠で痩せやすい体質に!