- 週間ランキング
前髪が決まっているか・いないかで、一日のテンションが大きく左右する…という女性の声は少なくありません。自分からも周りからも一番視界に入る部分なので、常に最善のスタイルでいたいですよね。
まず最初に、ヘアのこなれ感を左右する基本“前髪”のヘアアレンジ方法を、ありがちなお悩み別にご紹介していきます。
前髪が割れてしまいやすい方におすすめのアレンジ方法は、一度前髪を濡らしてから分け目がつかないようにドライヤーをかけることです。寝癖や生え際のクセを一度リセットすることが、前髪セットの近道です。しっかり根元に指をあてて、左右にクシャクシャと往復させながら乾かしてみてください。
前髪を伸ばしている過程で、中途半端な長さになっているときの前髪セットは難しいもの。おすすめのアレンジ方法は、前髪をサイドに流すようにして上から長い髪の毛をかぶせるアレンジです。
前髪を流すときには、テクスチャーが硬めのヘアワックスで固定するように流してみましょう。上からかぶせる髪の毛の重みで、中途半端な長さの前髪もしっかりと固定されます。
前髪をかきあげスタイルにセットしている場合、よく聞こえるお悩みがかきあげた髪の毛がすぐに崩れてしまうとの声。伸ばしかけの前髪の場合によく起きてしまうようです。
そんなときにおすすめしたいのは、まず最初に前髪の生え際に下からドライヤーの風をあてて、根元をしっかりと立ち上げること。そこから、160℃程度のやや低温に設定したコテで根元から軽く一回転外側に巻きましょう。髪の毛の熱が冷めたら、立ち上げた前髪にヘアワックスをなじませてみてください。
ややツヤ感のあるウェットなヘアワックスを選ぶと、サイドの毛となじみやすく、立ち上がりすぎを防ぐことができます。
猫っ毛で髪の毛がやわらかい方に多いお悩みが、髪の毛がヘタりやすく分け目が目立ってしまうという声。そんなときは、髪を乾かすときから意識してヘアセットすることをおすすめします。
ドライヤーで髪の毛を乾かすときには、本来の分け目の位置から2cm程度あえて横にずらしてみてください。自然と髪の毛のトップが立ち上がってくれるので、髪の毛にボリュームが出てふんわりとした印象に仕上がります。
髪の毛が硬かったり、毛量が多い方の場合に多く聞かれるケースのお悩み。ボリュームを抑えたいときには、まず最初に髪の毛を全体的にストレートアイロンでおさえておくことをおすすめします。
また、巻き髪が好きな場合は、毛先のみを巻くなどバランスよく仕上がるように意識することもポイントです。
度重なるカラーリングやパーマの薬剤、乾燥などの影響で、髪の毛がぱさぱさに傷んでしまった経験はありませんか。そんなときには、ヘアオイルとヘアクリームをW使いして、髪の毛にうるおいを与えましょう。
それぞれを手のひらでよくなじませて、傷みの気になる部分を中心に塗布してみてください。W使いすることによって、まとまりの良い髪の毛を持続しやすくなりますよ。
クセ毛の方の場合など、湿気の影響でヘアアレンジが崩れて困ってしまった…との声も少なくありません。クセ毛さんの湿気対策で注意すべきポイントは、直接お肌に触れる部分。汗などの湿気によっても、崩れが引き起こされてしまうのです。
ハードタイプのヘアスプレーをコームの柄に吹き付けて、前髪の裏側を撫でるようにすべらせてみてください。直接お肌に触れる部分をコーティングすることで、湿気によるアレンジ崩れを防ぐことができるはずです。
冬場などの乾燥が気になる季節に特に増えるのが、アホ毛が浮いてきてしまうというお悩み。髪の毛の収まりがなかなか落ち着かないときには、ヘアワックスを適量撫でつけて抑えましょう。ワックスをつけたあとは、コームでやさしく撫でると細かい髪の毛も上手に収めることができますよ。
こなれたヘアスタイルに大切なのは、バランスの良い全体的なくずし方。アレンジしにくい箇所は、髪の毛の特性を見極めながらひと手間を加えて、上手に扱いやすいヘアスタイルを手に入れましょう。