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Uゾーンの目元や口元は乾燥しているにも関わらず、Tゾーンの額や鼻にはテカリがあるなどの“混合肌”の人は、正しいスキンケアを行う時に、テカリと乾燥のどちらの悩みを重視しスキンケアを行えばいいのか悩んでしまうかもしれません。
もちろん体質の人もいるかと思いますが、混合肌が多く見られるのはアラサー世代なのです。肌の水分バランスと皮脂のバランスが乱れ始める30歳前後の人は、どうしても年齢で肌質に変化がある為、箇所によってバラつきが見られ、混合肌になりやすいと言われています。
そして、バラつきが見られた後は乾燥肌に傾きがちになるので、今の混合肌のうちから正しいスキンケア方法で自分の肌と向き合う必要があるかもしれません。
肌は一般的に4タイプに分かれており、皮脂量が多く水分量が少ない“混合肌”、皮脂量が少なく水分量が多い“普通肌”、皮脂量が多く水分量も多い“オイリー肌”、皮脂量も少なく水分量も少ない“乾燥肌”と、年齢と体調と季節によっても変化はありますが、このように肌には4タイプの肌質が存在するのです。
その中でも混合肌の人に多く見られる特徴は、
など、このような人は混合肌の可能性が大と言えるでしょう。ただ、季節や体調にも変化は見られる為、混合肌だと決めつける前にセルフチェックをしてみたり、化粧品カウンターなどでチェックしてもらう事をおすすめします。
ほとんどの混合肌の人は生まれ持った肌質なのではなく、日頃の生活で混合肌になってしまっているのです。今は大丈夫だと思っている人も混合肌になってしまう事もある為、十分注意が必要です。
季節の変わり目などのお肌がゆらいでしまう時期や、空調が効きすぎてしまっているオフィスなど、外部の乾燥により肌が乾燥してしまっている事があります。特にTゾーンはUゾーンに比べて皮脂腺が多い為、外部などの刺激により「もっと潤いで肌をカバーしなくちゃ」と言わんばかりに大急ぎで皮脂を分泌させてしまう為、Tゾーンなどにテカリが見られるのです。
夏場などで強い日差しを浴びてしまうと、皮膚温が上がり肌が乾燥してしまいますが、この時一番気を付けたいのが紫外線。特にTゾーンは顔の中でも高く飛び出ている為、紫外線を浴びやすく、肌を守ろうと過剰な皮脂を分泌させてしまいます。
過剰に分泌された皮脂は、紫外線により酸化してしまう為、肌トラブルを招いてしまうでしょう。それと同時にUゾーンは紫外線により乾燥が進みやすく、結果としてTゾーンとUゾーンの差が大きく分かれ、混合肌へと傾きが見られるのです。
ストレスを受けると肌の免疫力は下がってしまい、外部からの弱い刺激であっても直撃しやすく、肌のターンオーバーも乱れ、肌トラブルが多く見られます。
このように肌のバリア機能も低下させてしまうストレスは、女性ホルモンにも影響し、生理不順を起こしてしまう原因にも繋がってしまうでしょう。生理不順を起こしてしまうという事は、男性ホルモンを優位にさせてしまう為、皮脂の分泌が盛んになりやすく、結果肌を乾燥させてしまうのです。
肌の健康を保つ為には、食生活の改善から始める事が大切です。アルコールや刺激が多い食べ物、脂っこい食べ物はどうしても肌の皮脂量を活発化させてしまいます。忙しくても簡単に肌質改善の期待が持てる、“一汁三菜の和食”を中心とし、食生活を改善させましょう。
休日などで寝溜めをしたり、夜遅くまで起きていたりすると、睡眠が不安定となり睡眠不足になってしまいます。寝不足にならない為にも、日頃から体内時計を乱さない事が大切です。
睡眠はその日受けた肌へのダメージを修復してくれる為、質の良い睡眠が必要となります。質の良い深い眠りを行う為にも、まずは同じ時間に起床をし睡眠を取る事が大切でしょう。
どんな肌であっても乾燥は大敵です。そして混合肌のテカリ部分は乾燥していないと勘違いされやすいですが、実際は水分を多く補う必要があるのです。
さっぱりとした化粧水をたっぷりと使い、コットンなどで潤いをキープさせましょう。そして、5分ほど置いてから同じ作業を行いましょう。
他にも、保湿成分が配合されているオールインワン化粧品を使用する事もおすすめです。水分は多めに取りますが、油分を使わない事はNG行為です。油分の多すぎるリッチ系のクリームよりもジェル状の乳液で蓋をするようにしましょう。
肌は季節や体調そして年齢で変化がしやすいですが、混合肌かもと感じた人は、このような対策で早めに自分の肌と向き合う事が大切なのかもしれません。