大人ニキビは何故できる?


出典:GODMake.

10代の頃、ニキビに悩まされた人も多いのではないでしょうか。にもかかわらず「20代や30代でまたニキビ?」と、鏡を見ながらため息をついていませんか?


20代以降のニキビは「大人ニキビ」と呼ばれ、10代の「思春期ニキビ」とできやすい場所や原因が異なります。20代以降は、乾燥しやすい頬や顎、フェイスラインにもニキビができます。まずは、大人ニキビができる原因を知っておきましょう。


大人ニキビの原因


私たちの肌は「肌の奥で新しい細胞が作られる→徐々に肌表面に上がってくる→垢(古い角質)となって剥がれ落ちる」というターンオーバーを繰り返しています。ターンオーバーが正常に働くと、肌はすこやかな状態をキープできるのです。


しかし、ターンオーバーが乱れると、肌を乾燥や紫外線などの外的刺激から守るバリア機能が低下。バリア機能が低下すると、乾燥肌の悪化や肌の炎症、血液の流れが悪くなるなど、良い影響はありません。そして、ますますターンーオーバーが滞るという悪循環にはまります。


ターンオーバーが乱れたままだと、本来は垢となってはがれるはずだった古い角質が肌に積み重なり、毛穴の出口をふさいで、毛穴内部に皮脂がたまりやすくなります。


刺激に弱い状態、そして皮脂がたまりやすい状態などの要因が積み重なり、大人ニキビが出来てしまうのです。


乾燥や紫外線ダメージ、間違えたスキンケア、乱れた食生活や睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどは、ターンオーバーを乱す&皮脂分泌量を増やす原因になります。これらの原因に関わるポイントを見直すことで、大人ニキビは予防&改善ができます。


スキンケアや生活面で見直すべき6つのポイント


クレンジングや洗顔を見直す


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ニキビができるからと、洗浄力の高いクレンジングや洗顔料で、肌がキュッキュッとなるほど洗っていませんか?洗浄力が高いと、肌に本来必要な皮脂を奪い取り、肌の乾燥を招いてしまいます。過剰な皮脂はニキビの原因になりますが、肌のうるおいを守るためには適度な皮脂が必要です。


皮脂は汗と混ざって「皮脂膜」を作り、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐ役割があります。皮脂=悪者と決めつけずに、適度な洗浄力のアイテムで顔を洗いましょう。また、肌の皮脂を奪いすぎて肌が乾燥すると、かえって皮脂の分泌が増加するので注意が必要です。


クレンジングは、脱脂力が高いオイルタイプは避けるのがおすすめ。とはいっても、オイルタイプの手軽さとメイク落ちの良さも魅力的。しっかりメイクをした日のみオイルタイプを使う、肌が乾燥しやすい秋冬はクリームタイプを使うなど、自分の肌コンディションと相談して、アイテムを使い分けると良いでしょう。


洗顔は、肌にやさしいと言われる固形石鹸や、穏やかな洗浄力のアミノ酸系洗浄剤配合の洗顔料がおすすめです。


保湿はきちんと行う


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ニキビができるからと、化粧水のみだけでケアをしていませんか?肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて大人ニキビができてしまうので、肌の保湿を徹底するよう心がけましょう。


洗顔後は、化粧水で肌に水分を補い、乳液やクリームでうるおいが逃げるのを防ぎます。肌の乾燥レベルに合わせて、乳液とクリームを使い分けるのがおすすめ。たとえば顔全体に乳液をぬり、乾燥が気になる目元や口元のみクリームを重ね付けする、乾燥が厳しいシーズンは、乳液は使わず濃厚なクリームのみでしっかり保湿するといった具合です。


大人ニキビを繰り返す人におすすめの成分を紹介します。スキンケアアイテムを選ぶ際の参考にしてくださいね。



  • 繰り返すニキビを予防したい…パントテン酸、ナイアシンアミド

  • 今あるニキビの炎症を抑えたい…グリチルリチン酸ジカリウム、トコフェロール

  • 肌の乾燥を防いでバリア機能をUPしたい…セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど

  • 脂性肌で皮脂の過剰分泌が気になる…ビタミンC誘導体


紫外線対策を怠らない


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紫外線ダメージは、肌の乾燥を加速させるだけでなく、肌を酸化させてターンオーバーが乱れる原因になります。しっかり日焼け止めを塗って対策をしましょう。特に紫外線が強いと言われる、5月~10月、時間帯はAM10:00~PM2:00は、UVカット効果がある帽子やサングラスも併用を。


ニキビがたくさんできているときは、日焼け止めクリームではなく、UVカット効果がある日焼け止めパウダーを使うと、肌負担になりにくく、パウダーが適度に皮脂を吸収してくれるのでおすすめです。


バランスのとれた食事を心がける


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揚げ物やファストフード、スナック菓子など油分が多い食品は、皮脂の過剰分泌を招くので控えるようにしましょう。また、ダイエットで過度な食事制限をすると、体に必要な栄養が不足して、肌の乾燥につながることも。便秘をしやすくなり、体内に老廃物がたまるとニキビができやすくなる場合もあります。


バランスのとれた食事を意識して、体の内側からニキビケアをしましょう。


充分な睡眠で心身を休める


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睡眠は体を休めるだけのものと思っていませんか?実は、睡眠中は皮膚の再生を促す「成長ホルモン」が分泌されています。十分な睡眠はニキビケアだけでなく、美肌作りに欠かせません。


寝る直前までスマホやテレビを見るのは睡眠の質を低下させる原因になるので、眠る1時間前くらいから、部屋の照明を落として、リラックスして過ごすと良いですよ。


「肌に触れるもの」に注意する


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ニキビの予防や改善には、肌を清潔に保つことが欠かせません。汗やほこりで汚れた枕カバーや、ファンデーションや皮脂汚れが付着したメイク道具を使い続けるのは絶対にNG!


また、できてしまったニキビが気になるからと手で触るのも、手についた汚れや雑菌がニキビを悪化させかねないので注意しましょう。もちろん、ニキビをつぶす行為は厳禁です。


ニキビ跡ができてしまった時は?


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ニキビ跡が赤色や茶色くなる炎症性色素沈着を引き起こしてしまった場合は、肌が常に炎症を起こしているので、メラニンがどんどん増えて、肌がくすんでしまいます。


ニキビ跡には美白化粧品でのケアが効果的。特に美白ケア成分としてビタミンC誘導体が配合されていると、皮脂分泌をおさえてくれるので、新たなニキビ予防にも○。


大人ニキビは、肌の外側と内側の両方からの対策で予防&改善ができます。まずは肌のターンオーバーを整えて、ニキビを繰り返す悪循環を断ち切るところから始めてみてはいかがでしょうか。


情報提供元: GODMake
記事名:「 繰り返す大人ニキビの原因は?スキンケアや生活面で見直すべきポイント6つ