海外で肌が荒れやすい理由


出典:GODMake.

では海外に行くと、なぜ肌荒れが起きたり肌の調子が悪くなりやすいのでしょうか?まずは原因からいくつか例を挙げていきましょう!


強い日差し


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日本は経度が比較的高い位置にあり、世界的に見た時に紫外線がそこまで強い国ではありません。しかし赤道に近く経度が低い国は紫外線が強く、日本よりも紫外線対策をしっかりと行わなくてはなりません。


例えば赤道に近いオーストラリアなんかは、日本の6倍から8倍もの紫外線だと言います。また、日本人が行くことの多いハワイは、2倍から3倍のようです。グアムになると最大で6倍の紫外線になるそうです。


紫外線が強いと肌は、肌自体を守ろうとして角質を厚くしたり、皮膚のバリア機能が衰えてしまったりするのです。角質が厚くなるとゴワゴワしてきたり、皮膚のバリア機能が衰えると乾燥しやすくなったり、ニキビもできやすくなったりします。


空調


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気温が高い国に旅行に行くと感じるのは、空調の強さ。飛行機の中から乾燥を感じたりもしますが、到着した空港ではぞっとする寒さだった時、ありませんか?海外ではエアコンを強く効かせてキンキンに室内を冷やしておくのが、おもてなしと考える風習があるらしく、ホテルもレストランも日本人からすると、冷房が効きすぎています。


その空調のおかげで肌は乾燥しがち。風も当たって皮膚もさらに乾燥してしまうのです。


水の違い


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海外旅行に行った時に、肌荒れをしてしまう一番の理由とも言えるのが、水の違いです。水は軟水と硬水のふたつに分けられます。カルシウムやマグネシウムの含有料が多いほど、硬度が高い硬水になります。


日本は軟水が多く使用されていますが、ヨーロッパやドイツ、アメリカやカナダも硬度の高い水が使用されていることが多いのです。アジアの国でも中国やインドは硬水の使用が多く、韓国や台湾は軟水のようですが、アジアは全体的に日本に比べると硬度は高いそうです。


硬水だとなぜ肌が荒れやすいかというと、カルシウムやマグネシウムを多く含んでいるからです。硬水に多く含まれるミネラルは、石鹸の成分と化学反応を起こしてしまうのです。この反応が原因で脂肪酸カルシウムなどの石鹸カスと呼ばれる物が作られてしまいます。石鹸カスは肌がつっぱったり毛穴を塞いだりと、肌トラブルの元になるのです。


おすすめの海外旅行スキンケア法


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では、日本とは環境の違う海外でもなるべく肌荒れをしないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?海外旅行の際のおすすめスキンケア方法をご紹介します!


ふきとりクレンジング


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海外ではなるべく拭き取りクレンジングを使うようにしましょう!それは硬水を使う回数をなるべく減らすため。硬水は肌に優しくないという理由から、毎日硬水で顔を洗うと肌によくないため、海外に住む現地の人も水道水では顔を洗わない方も多いそうです。そのため私たちも旅行に行った際は、なるべく水道水を肌につける回数を減らしたほうが良いのです。


おすすめはローションタイプのクレンジングをコットンにたっぷりと染み込ませて拭き取ること。摩擦も肌の刺激になるので、クレンジングはたっぷり含ませましょう。肌に刺激がなく、自分の肌にあった拭き取りクレンジングを、日本にいる時から見つけておくと良いですね!


洗顔は泡で出てくるタイプ


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硬水は石鹸が泡立ちにくいという特徴があります。これは先ほども出てきた、硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルと石鹸の成分が化学反応を起こすためです。石鹸は泡で出てくるポンプタイプの洗顔を持っていくと便利でしょう。


また、肌が敏感で荒れやすいという方のなかには、軟水のミネラルウォーターを洗顔の時に使っている方もいるそうです。


低刺激&高保湿


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先ほどの肌荒れの原因にもあったように、乾燥する場所の多い海外。強い紫外線や環境の変化で、肌のバリア機能も衰えてしまっている場合があります。海外ではなるべく刺激が少なくシンプルで、高保湿なスキンケアを心がけましょう。


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海外旅行は一生の思い出に残るもの!最高の景色と最高の旅の仲間と一緒に、自分も可愛く写真を撮りたいですよね!環境が違う場所でも、肌荒れなどに悩まされないように海外用のスキンケアをして、思う存分楽しんできてくださいね。


情報提供元: GODMake
記事名:「 旅行先で肌荒れしない?海外でのスキンケア法